ルノー アルカナ e-techエンジニアードに試乗しました
●居住性★★★★
静粛性は高く、風切り音も少ない
乗り心地は60kmまでは多少コツコツする時もあるが、それ以上はしっとり柔らかで気持ちいい！
後部ガラスがちょっと歪んでるのは気になる
シートが大ぶりでもっちりしっかりで疲れない
●動力性能★★★★
ほぼ電気で走る！
街中でのクリーミーな走りが気持ちいい
トルクがしっかりスムーズに出ているのが気持ちいい
高速でも全く不満ないパワー
上り坂の加速はそれなり
●ハンドリング★★★★★
凄くよく曲がる！
フィーリングは自然で路面のフィードバックもちゃんと伝えてくるがうるさくない
リアがどっしり安定し、フロントが自由自在に方向を変えるかんじ
旋回能力も高く下手なセダンを凌駕する
●総合評価★★★★
かなりレベルが高いスポーティSUV
エンジン以外は一級品
EVはどれも似たような乗り味になりがちなので、こういう感性の領域で気持ち良さが出せるメーカーは今後注目。
それでは動画をどうぞ！
ルノーの新型ミドルサイズSUV、アルカナ。
輸入車には珍しいフルハイブリッドです。
残念ながら試乗会には外れましたが、モーターファンフェスタ２０２２の
展示スペースにありましたので、サクッと3分動画で内装外装をレビューします！
おまけでアルピーヌA110Sも。
ルノー カングー ディーゼル（2019年モデル）に試乗しました！
2019年モデルです。新型はデザインが結構変わる上、横幅も大幅に広くなるので、このモデルが人気らしいですね。ピープルムーバーとして日本一有名なこの車、シトロエン ベルランゴとも比較してみたいと思います。試乗車はディーゼルの5MTです。
●居住性★★★★
やはり広いですね！前後・横幅・高さともに室内空間は広大です！
特に前席は着座位置が高めなので見晴らしもいいですし、どの面にもガラス窓がついてて太いピラーがないので、車線変更の時も楽です。
インパネの質感は正直プラスチッキーですし、デザインも一昔前という感じ。でも、短いけど節度のあるウインカーレバーや、二重の円構造になっているエアコンスイッチ等、個性的な部分が所有欲をくすぐります。
乗り心地は基本柔らかめ。静粛性はそこそこ。ディーゼルのエンジン音はそれなりに入ってくる方ですが、音質が不快ではないので嫌にはなりません。
ベルランゴの方が内装・外装ともに質感が高いですが、カングーは人回り小さい車を操っているような感覚があります。もちろん、絶対的なサイズは結構大きいのですが。
リアシートは3人がけですが、真ん中はちょっと狭く感じると思います。ただ、座面が前席より高いので見晴らしは良好ですね。
荷室はかなり広く、五人がけの状態でも大型スーツケースが4つは積めそうですし、リアシートを倒せばフラットで広大な空間ができるので車中泊には最高です。
●動力性能★★★
このディーゼルエンジンは、低速からドカッと強大なトルクを出すわけではありませんが、その代わりフラットな吹け上がりで頭打ちも少ないです。もちろん十分以上のトルクはあるので、大柄なボディを加速するには何の問題もありません。
●ハンドリング★★★
比較的柔らかめの足回りの割にはコーナーでロールが少ないので不安感はないですね。これはフランス車の特徴です。ステアリングレスポンスも過敏ではないので、ゆったり運転できます。でもフィードバックはちゃんとあるので不安にはなりません。
ちょっと慣れが必要なのがブレーキ。すぐにギュッと効くタイプなので、最初は予想以上に急ブレーキになって焦りますが、慣れれば問題ないです。
●総合評価★★★★
いい車ですねカング！広さといい、ゆったりした乗り味といい、乗ってて癒される車です。ベルランゴもすごくいい車ですが、デザインがそこまで気負ってないので、より癒し系という感じですね。MTですが、エンジン特性がフラットなので運転はそれほど難しくないのですし、燃費も良さそうです。個人的には新型よりこっちのデザインの方が好きですね。
では、動画をどうぞ！
ルノー ルーテシア カップに試乗しました！
ルーテシアカップは、レース仕様のカップカーのみで行われるワンメイクレース用の車で、エンジンは200馬力以上にチューンアップされ、スリックタイヤ、シーケンシャルシフト、軽量化が施された本物のレーシングカーです。今回はこの貴重な車にサーキットで試乗することができました。果たしてどんな車なのでしょうか、早速試乗インプレッションです！
●居住性★
レーシングカーなので居住性を云々いう車ではありませんね。内装は全て剥がされているので、音も振動も容赦なく入ってきます。個人的には、ドグミッションの音がレーシーで好みです。
バケットシートと4点式シートベルトにより体はシートに括り付けられるので、体のブレがなく、操作はしやすいです。
シーケンシャルシフトもクセがなく扱いやすいです。パドルシフトの方が速いし簡単ですが、今となってはシーケンシャルシフトも雰囲気があります。
乗り心地はサーキットのフラットな路面では特に不快感はありませんね。
●動力性能★★★★
よく吹け上がるエンジンが、さすがレーシングカーですね。低速トルクはそれなりですが、回転上昇とともに2次曲線的にパワーが出てくる特性が気持ちいいです。ボディが軽いので、加速も鋭いですね。200馬力なのでスーパーカーのようなパワフルさはないのですが、軽いのと音がすごいので、体感的にはスーパーカー以上の迫力です。
●ハンドリング★★★★
ハンドルを切っただけグイグイ曲がっていきますね！
スリックタイヤなので温まるまではスライドしたりしますが、暖まってからは強力なグリップ力で高い旋回性能を発揮します。手応えも反応も非常にダイレクトです。ここが1番、市販車と違うところですね。
●総合評価★★★★
いやー、やはりレーシングカーは違いますね！
ベースはBセグメントのコンパクトカーなのですが、スーパーカーに負けないコーナリング性能と迫力が味わえ、非常に楽しいです。
唯一難点だったのは、シートのスライド量が限られてて、私の短い足ではちゃんと届かなかったことですかね・・あと座面も低いので、あまり前も見えません。
では、動画をどうぞ！
新型ルノー ルーテシア・ハイブリッド試乗レビュー！
日本未導入の新型ルノー ルーテシア（欧米名クリオ）のハイブリッドモデルに試乗しました！48Vのベルドドライブによるマイルドハイブリッドです。実は新型ルーテシアに試乗するのは今回が初めてです。先代モデルの印象がかなりよかったので、新型は楽しみにしていました。果たしてどんな走りを見せてくれるのでしょうか、早速インプレッションです！
スペック
全長4050mm x 全幅1798mm x 全高1440mm
動力 1.6L直6ガソリン 140馬力、144Nm
●居住性★★★★
まず内装ですが、グッと質感が上がりましたね！デザインが洗練され、より現代的になりました。インパネのセンター部分にはソフトパッドが使用され、質感も悪くありません。メーターはセンタのみ液晶。センターモニターはサイズも大きく、位置も見やすいですね。その下のエアコン操作が物理スイッチを残してくれたのも使いやすくて好印象です。
居住空間はこのクラスとしては標準的。特筆すべきは、後部が大きくえぐれたヘッドレストで、このおかげで後部座席に座る人の眼前の圧迫感がかなり軽減されています。膝前スペースもそれなりに余裕があり、視界も悪くありません。
素晴らしいのが静粛性です！4気筒エンジンの振動の少なさも大きいですが、遮音性にもかなり力を入れてますね！非常に静かです。
ボディの剛性感もかなり高く、大きな入力以外は、路面の衝撃をかなり抑えてくれます。もはや高級車の乗り味です。
●動力性能★★★★
ベルトドライブ・ハイブリッドなので、あまり期待はしていなかったのですが、これが中々の実力派でした。時速40kmくらいまではモーターのみで走ってくれます。エンジンがかかるときの衝撃はほぼなく、そこからの加速も気持ちいいですね。先代ノートEパワーのような感じですが、エンジン音が抑えられているので、違和感は少ないです。ワインディングを走ってみても、あまりパワーソースの切り替えを意識しないで済みます。
●ハンドリング★★★★
ここも素晴らしいですね！基本、ニュートラルなのですが、路面を舐めるようにスムーズに走ります。コーナリングでの挙動やフィードバックのバランスも絶妙で、走るのが楽しくなります。プジョー208のようなクイックでスポーティな感じではないのですが、研ぎ澄まされたリニア感が快感です。
一つ残念なのがパドルシフトがついてないことですね。ワインディングではやはり自分の意思でシフトを選択したくなります。そのかわり、というわけではないでしょうが、ATセレクターをBにするとエンブレが効いた感じのシフトになります。
ブレーキのタッチは、ハイブリッド特有の違和感がないと言えば嘘になりますが、抑えられてる方だと思います。
●総合性能★★★★★
新型もクラスナンバー1と言えるほど素晴らしい完成度でした！特にこの動的質感の高さは、間違いなくナンバー1です。比較すれば、BMWやアウディの方が上ですが、その差は価格ほどの開きはなく、ほぼ同レベルと言ってもいいくらいです。
走りの気持ちよさは、アウディを超え、BMWと同等レベルにあると思います。ハイブリッドのスムーズさ、パワフルさも素晴らしいですね。
個人的には、ピュアガソリンエンジンのMTモデルで、さらにエンジンのダイレクト感を味わってみたいですが、コンパクトだけど高級な車をお探しの方には、これしかない！というくらいオススメです。
では、動画をどうぞ！
ルノーのSUV、Kadjar（カジャー）に試乗しました！
カジャーはルノーの中型SUVで、同社の人気小型SUV、キャプチャーのテイストを取り入れた有機的でダイナミックなエクステリアが魅力の1台です。価格も300万円台と輸入車としてはリーズナブル。しかし残念ながら、販売から僅か1年で取り扱い中止となり、日本での販売台数は300台弱と言われています。そんなにイケテナイ車なのでしょうか？今回はディーゼルの6MTモデルに往復300km程試乗しました。早速、インプレです！
●居住性★★★★
乗り込むと、まずその空間の広さに驚かされます！サイズと有機的な外装デザインから想像するよりも室内は広く、特に後部座席は快適です。シートの大きさを形状もいいので、長距離ドライブでも疲れません。静粛性も高く、特に高速で100km巡航するあたりが風切り音もなく非常に快適ですね。
乗り心地も快適で、ドイツ車と異なり、低速でもキチンとストロークを確保しているので、段差や穴を超えるときも衝撃が少ないです。でも高速でもキチンと接地間があるところが、さすがフランス車ですね。
内装の色はシンプルな黒一色です。ここはフランス車としては物足りないですね。キャプチャーとかは、おしゃれなツートンもあるので、そういうモデルがあってもいいと思います。インテリアのデザインもシンプルで、質感もまあそれなりですね。
●動力性能★★★★
1.5Lディーゼルとは思えないほどよく走ります。低速からよく粘り、ちゃんと高回転までリニアに気持ちよく吹け上がるエンジンです。さすがに高速の登り坂ではギアを2つくらい落とさないと加速しませんが、それ以外は全然問題ないですね。サウンドもバイブレーションもスポーティで気持ちいいです。
●ハンドリング★★★
ルーテシアのような軽快さを期待すると裏切られますが、テイストは受け継いでいます。ハンドルを切った分だけ曲がりますし、気持ちより ほんのちょっと良く曲がる味付けが 走りの楽しさを演出してくれます。高速コーナーもよく粘ってくれますし、直進安定性は素晴らしいですね！ドイツ車を超えるかもしれません。
●総合評価★★★★
結論としては、カジャーは結構いい車でした。疲れにくく、室内も広く、適度にスポーティで、街中も高速も快適です。エクステリアも魅力的ですしね。ドイツ車とは違う、あたりの柔らかいSUVを探している方にはオススメです。アメ車程、大きくないですし、街中ではまず見ないので個性的です。プジョーの方が万人受けしそうですが、さらに人と違う車を求める人は、中古で探す価値はありますね。ちょっとカーセンサーで調べたところ、全国で2台しかなかったので、結構オーナーさんの満足度は高く手放さないのかもしれません。
では、動画をどうぞ！
ルノー キャプチャーに試乗しました！
キャプチャーと言えば、世界中で売れてるルノーのコンパクトSUVです。流行りのコンパクトSUVクラスであるだけでなく、外観も有機的でかっこいいですね。でも見た目だけでこんなに売れるとは思えませんので、きっと乗っても良いハズと思っていましたが、今回ようやくレンタカーで試乗する機会に恵まれました。1.2Lガソリン4気筒ターボの5MTモデルです。では、早速試乗インプレです！
●居住性★★★★
居住空間は、コンパクトカーのルノールーテシア（クリオ）と比べて広いですね！ルーテシアももちろん悪くないのですが、さらに余裕があります。後部座席は、座面が高くないのでちょっと見晴らしは良くはありませんが、ニースペースは充分です。トランクスペースはちょっと狭目で、機内持ち込みスーツケースが2つ入るくらいですね。
静粛性はそれほど高い訳ではありませんが、高速道路でもそれほど悪化しないのはいいですね。
乗り心地はロールさせないためのセッティングのせいか、少し固めですが、不快ではありません。滑らかな高速道路の路面ではフラットライドが楽しめます。
インパネの質感は普通、デザインはいいですね。
●動力性能★★★★
このエンジンは元気がいいですね！2000回転以下の極低速域のトルクがないのは残念ですが、2500回転を超えると、弾かれたように加速します！そのままグイグイと非線形的に加速していくので、これは走りが楽しいです。高速道路でも特に通用は感じませんね。
●ハンドリング★★★
ルノーらしい、リニアで素直なハンドリングが魅力的です。ハンドルの操作に応じてクイクイと方向を変えますが、ロールは少ないので不安感はありません。高速道路での直進安定性が高いのもルノーの美点です。
●総合評価★★★★
乗って納得、これは売れる訳ですね！居住空間や快適性も充分以上、何より活発な走り
楽しいです！これはホットハッチのような味付けですね。テイスト的にはレンジローバー イヴォーグに近いです。もっとも、あちらは9速ATがかなり上質感を醸し出していますが。日本モデルはEDCでしょうから、そのセッティングが気になりますね。このエンジン特性のままだと、けっこうギクシャクした走りになるかもしれません。もう少し低速から加速するセッティングにしてあれば、かなり楽しいでしょうね。
では、動画をどうぞ！
ルノーのコンパクトSUV、キャプチャーをフランスで見てきました！
パリのシャンゼリゼ大通りにある、Paris Renault Etoileというルノーのショールームです。
先代もそのデザインと走りの良さで大人気でしたが、
新型はさらにスポーティな外観になりましたね！
インテリアも液晶メーターや大型インフォテインメントモニター、ソフトパッドの多様で上質になりました。
合わせて新型ルーテシア、ZOE、その他日本未発売モデルも見てきましたので、
よろしければ動画をお楽しみください！
ルノー クリオ（ルーテシア）ゼンに試乗しました！
ルーテシアはルノーのコンパクトモデル。ヨーロッパでは結構見ますが、日本ではレアですよね。今回はZENという900ccターボの5MTに試乗することができました。
果たしてどんな乗り味なのでしょうか、早速試乗インプレです！
●居住性★★★
空力がよく、風切り音が抑えられています。タイヤノイズは入ってきますが、総じて静かな部類です。
空間は十分な広さ。後席もまあそれなりに使えるレベル。
前席シートも大振りで、腰が痛くなることもありません。
乗り心地は、一定の路面で跳ねますが、総じて快適です。
鋭い衝撃も角を抑えてくれます。
●動力性能★★★★
これがびっくり！実に気持ちいいエンジンです！
低速から気持ちいいトルクを発生し、そのままリニアに吹け上がります。
トップエンドはそれなりですね。
●ハンドリング★★★★
クイックで、スイスイ走れます。
実際の重量は1tを超えているのですが、走りに軽さを感じます、。
高速でのハンドルは少し軽いですが、直進安定性は高いので高速も楽です。
●総合評価★★★★
いや、大穴でした！実にスポーティで走りが楽しい車です。
コンパクトクラスではナンバー1かもしれません！
この軽快感、気持ちいいトルク感、高速安定性と快適性は素晴らしいですね。
プジョー208
も望外に走りが楽しい車ですが、ルーテシアはさらに上かもしれません。
日本でもMTモデルが買えると思いますので、非常にオススメです！
アルピーヌ A110リネージュに試乗しました！
アルピーヌA110といえば、ラリーで名を馳せた伝説のマシンを現代に復活させたルノーのライトウエイトスポーツです。
巷の評判では、とにかく絶賛されるこの１台。ようやく試乗の機会に恵まれましたので、早速インプレです！
なお、モデルはより快適装備のついたリネージュです。
●居住性★★★★
ノーマルモードではエンジン音も控えめで、変速も高いギアを選んでスルスルと加速していくので、街乗りも高速も快適です。デートに使っても、助手席から不満が出ることはないでしょう。
スポーツモードにすると勇ましいエキゾーストと鋭いレスポンスになりますが、扱いにくいという感じはありません。
乗り心地は柔らかくはないが衝撃の角が丸められているので不快な振動はなく、ボディのしっかり感を感じます。
後方視界は良くないですね。
●動力性能★★★★
踏み込むと、ちょっと驚くくらいの加速を見せます！
250馬力という感じではなく、イメージ的には500馬力クラスのスーパーカーのような加速です！ほんと、軽いって正義ですね！
昨今、パワーアップバージョンが発表されましたが、必要を感じないっていうか、これでも街中では踏み切れないくらいです。
スポーツカーとして文句のないパワー＆トルクです。
ただ、吹け上がりは一気呵成なのですが、比較的フラットで、高回転でのドラマはありません。サウンドも勇ましいのですが、官能的ではないのがちょっと残念です。
●ハンドリング★★★★
第一印象は、軽い という感じではなく、車の重さを感じさせない という感じ。
つまり、パワステや足回りの演出による軽快感ではなく、本当に軽いのでそんなことをする必要がない、という感じ。調味料で味付けせず、素材の良さをそのまま引き出しており、見事な出来栄えです。高速コーナーでも不安感もなく、路面にへばりつくイメージです。まあ調子にのるとリアがスライドしそうですが、その時のコントロールも難しくなさそうです。
●総合評価★★★★★
ほぼ満点といえるすばらしいライトウエイトスポーツカーです。アルファロメオの4C程は激しすぎず、ロータス エキシージ程レーシングマシンではない。ワインディングまでのドライブも十分快適にこなせる日常性が嬉しいですね。でも、本気で走れば、上記2台に負けないスポーツドライブが堪能できる万能な車です。ボクスターよりは、明かに軽さを感じるので４Cやエキシージ寄りですね。これでエンジンに官能性が備われば、無敵の１台になると思います。
では、動画をどうぞ！
ルノーの新型メガーヌRSに試乗しました！
ルノーのサーキット試乗会があり、残念ながら事前申込枠はすでにいっぱいだったのですが、ダメ元で行ってみたところ、なんとスポーツモデル枠に空きがあり、メガーヌRSに試乗できました！！メガーヌRSといえば、FF枠でシビックタイプRとニュルブルクリンク最速ラップタイムを競い合うスポーツカー。どのような走りを見せてくれるのでしょうか？早速インプレです！
●居住性★★★★
ベースのメガーヌと変わらず、居住空間も静粛性も高く快適ですね。足回りもサーキットを走るレベルでは全然不快ではありません。少なくともガチガチではなく、ストロークを許容するタイプです。日常性が犠牲になっていないところがフランス車らしいですね。
●動力性能★★★★
ノーマルに比べて、確実にパワーが上がっています。サウンドも中々勇ましいですね。ただ、驚くほど速いというかんじではなく、悪くないけどエンジンが主役ではないのは確かです。
●ハンドリング★★★★
非常にオンザレール感覚が強いです！低速では逆位相なので一回りコンパクトな車に乗ってるかのようなクルッと曲がり込む感覚です。中速域以上では同位相になるのですが、あまり違和感はなく自然に気持ちよく狙ったラインをトレースしていきます。コーナー途中でパワーオンすると、テールが踏ん張りFRのような挙動を示すのも気持ちいいですね！
●総合評価★★★★
噂通りのハンドリングマシンでした！FFのニュル最速マシンということで、もっとハードにフロントを中心にゴリゴリ曲がってくような車かと思っていましたが、予想以上にスムーズ、オンザレールかつFRっぽい挙動の車でした。エンジンにもっと個性やパンチが欲しいところですが、まあフランス車なのでそこはあまり期待できないですね。街乗りの快適性を損なわず、サーキットやワインディングで走りを楽しみたい方におススメです！
ルノーメガーヌに試乗しました！
メガーヌといえばCセグメントでルノーの屋台骨を支える大事なモデルで、ゴルフあたりがライバルになります。2、3代前の奇抜なスタイルのモデルは試乗したことがありますが、それ以外では久しぶりです。果たしてどんな車なのでしょうか、早速インプレです！
●居住性★★★★
サイズは随分立派になりましたね。ハッチバックとしては大きめのサイズです。デザインもヘッドライトのLEDのアクセントが個性的ですね。居住空間も広めで、大人4人が問題なく長距離ドライブできるレベルです。インパネの質感も悪くないですね。ナビを兼ねたインフォメーションパネルが縦長なのは見やすいですね。ただ、肝心のナビがイマイチでしたが。。
乗り心地は、さすがルノー、ドイツ車とは異なるダンピングの効いた弾力のある乗り心地です。BMWやアウディのようなフラットライドとはまた異なります。ストロークの効いたしなやかさで、フラットとはまた異なります。でも柔らかいとかフワフワとした印象はなく、しなやかな筋肉のような安心感と粘りがあります。
●動力性能★★★
小排気量ターボですが、トルク感があるので力不足は感じないですね。スポーツモードにすると、むしろ気持ちよく加速してくれます。取り立ててテイストがある訳ではありませんが、悪くないパワーユニットです。
●ハンドリング★★★
ここも気持ちいいスポーティさですね。FFですが、リアが曲がり込むようなステア感があります。荷重移動させながら走ると気持ちいいですね。ボディ剛性もしっかりしていますが、ドイツ車のような剛健さはないです。
●総合評価★★★
メガーヌ、中々いい車でした。長距離も苦になりませんし、走りも悪くありません。ただ、どうしてもこれが欲しい！というような個性は感じませんでしたし、ゴルフやアウディのようないいもの感も少ないです。中々ゴルフの牙城は高いですね。ただ、しなやかな乗り心地は他にはないキャラクターですし、エクステリアも差別化できているので、他の人があまり乗っていない車が欲しい方には刺さると思います。
では、動画をどうぞ！
ルノーのEV, ZOE （ゾエ）に試乗しました！
ZOEは日本には輸入されていないので、あまりご存知の方はいらっしゃらないかもしれませんが、欧州では日本のリーフのようなメジャーな存在です。前から一度試乗してみたいと思っていました。早速、インプレです！
●居住性★★★★
まず居住空間の広さがいいですね。大人4人がゆったり乗れます。ボディがカッチリしているので乗り心地も良好。静粛性も高いのですが、唯一ざんねんなのが、低速走行時と減速時にブォーーンという音が聞こえてくることです。
●動力性能★★★★
EVならではの気持ちいい加速ですね！すごくパワフルという訳ではありませんが、低速から気持ちいトルクが一直線に伸びて行きます。旧型リーフと同じくらい、少し低いくらいでしょうか。アクセルオフ時は減速しますが、ワンペダルまではいきません。
●ハンドリング★★★★
重心が低いので、路面との接地感が高いですね。重量配分が良いので、リニアでスムーズな気持ちいいハンドリングです。
●総合評価★★★★
結論をまとめると、旧型リーフににてますね。加速感、居住性、ハンドリング、どれも似ています。ただ、リーフの初代と比べると、圧倒的にデザインはZOEの方がいいですね。愛嬌があります。新型リーフのデザインはかなり良くなってますが、エッジの効いたデザインなので、まあZOEとの差は好み次第というところでしょうか。
では動画をどうぞ！
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新型 リーフのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報) |
| 三栄書房 | |
| 三栄書房 |
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日産リーフとBMWi3 (間違えないでエコカー選び) |
| 福田 将宏 | |
| フォーイン |
ルノーの新型トゥインゴ キャンバストップに試乗しました！
以前から気になってたんですよ。何と言っても、ポルシェのようなリアエンジン・リアドライブ！ 果たしてどんな乗り味でしょうか？試乗したモデルはキャンバストップのDCTモデルです。ではインプレです！
●居住性★★★
内装のセンスはさすがフランス車ですね！質感はそれほどでもないのですが、それが気にならないデザインはさすがです。キャンバストップの開口部も大きく、とても楽しい気持ちにさせてくれます。ボディも中々しっかりしてますね。乗り心地も悪くないです。フランス車のフワフワしたイメージではなく、ドイツ車系のしっかり系ですね。エンジン音がかなり抑えられているのには驚きました。
●動力性能★★★
巷では非力との評判でしたが、それほどでもないですね。気持ちよく走ります。500のツインエアより元気です。あと、やはりツインクラッチのダイレクト感がいいですね！明らかにCVTとは違います。比べものになりません。その分、極低速では多少カクっとしますが、シングルクラッチほどではありません。
●ハンドリング★★★★
びっくりするほど小回りが利きます！これは予想を超えてきましたね。スマートのようです。走り出したら、まあ普通ですが、フロントに重量物がないのは気持ちいいですね、ハンドルが軽いです。かといって、不安感や癖を感じるほどではなく、基本安定志向です。ブレーキはボディ全体が沈む感じでよく効くので気持ちいいですね！
●総合評価★★★★
いや、実にユニークでいい車ですね！車好きからすると、もっともっとRRの癖を出して欲しいところですが、うまくいい部分だけ抜き出してあります。デザインもオシャレですし、街ですれ違うことも少ないのでオリジナリティを感じさせます。特に狭い道は得意ですね。これは中々いい車です、オススメです。
では、動画をどうぞ！
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ルノーの世界―フランスの歴史ある自動車メーカー |
| 武田 隆 | |
| 三樹書房 |
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ルノー・トゥインゴのすべて (モーターファン別冊 インポートシリーズ Vol. 57) |
| 三栄書房 | |
| 三栄書房 |
キャンペーンでルノー・ウインドの無料３時間レンタルを実施してましたので、早速借りて試乗してみました！
ルノーウインド with レインボーブリッジ posted by (C)DP1x＠インドから無事帰国
ルノー ウインド リア posted by (C)DP1x＠インドから無事帰国
ルノー ウインド フロント posted by (C)DP1x＠インドから無事帰国
元町でのF1公道走行イベントにてデビューしたこの意欲的な１台。ルノー・トゥインゴをベースにしながら、まるで専用ボディのような斬新なエクステリア。果たしてその走りは？
●居住性 ★★★★
オープン２シーターなので広いとは言えませんが、大人２人には充分なスペース。
インパネも個性的で、所有欲を満たしてくれます。
ボディ剛性もしっかり。
ハードトップは開閉も速く、路上駐車でも安心。
なにより、オープンエアの爽快感が最高！
そしてエンジン音がいいんです！
気持ちのいい適度なスポーティなサウンドが頭上から入ってきて、
ドライバーをその気にさせてくれます！これは誤算でした。
流石F1に参加するルノー、分かってるねぇ！と思わず唸る瞬間です。
●動力性能 ★★★★
極低速こそ薄めですが、低速から気持ちよくトルクを発生させるので、
街中でもキビキビと楽しく運転できます！
高回転は得意とは言えませんが、低速でも充分気持ちいいサウンドなので、
回さなくても充分楽しめます。
●ハンドリング ★★★
適度な重みのハンドルと相まって、
ねらったところにビシッとノーズを向けます。
足回りは、剛性の中にしなやかさを感じさせ、中々のデキ。
ただ、フランス車らしい猫足を期待すると裏切られます。
フランス車っぽいドイツ車、といったフィーリングです。
●総合評価 ★★★★
今となっては希少な手の届くオープンカーです！
ボディはしっかり、街中でもトルクフル、サウンドはエキサイティング！
こんな車が２５０万円とは、なかなかバーゲンプライスではないでしょうか。
オススメです！
それではオープンならではの写真とサウンドをどうぞ！
Open View posted by (C)DP1x＠インドから無事帰国
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ルノー・スポールのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報/インポーテッドシリーズ vol.) 価格：￥ 1,200（税込） 発売日：2009-10-21 |
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ルノー―アヴァンギャルドなスタイルを纒った高い合理性と走りへの情熱。 (ワールド・カー・ガイド・DX) 価格：￥ 1,500（税込） 発売日：2006-06-01 |
