続けて、MINI クロスオーバー D(ディーゼルモデル)にも試乗しました!
クロスオーバーの大柄な車体こそディーゼルがベストマッチではないかと以前から気になっていました。
では早速インプレです。
●居住性 ★★★★
3ドアと比べると後部座席も余裕があり、大人4人が不満なく旅行できます。
かといって外観は大きすぎず、実用性No.1のミニだと思います。
ちょっと残念なのが、ディーゼルならではのガラガラ系のサウンドや振動が室内にそれなりに入ってくることと、
3代目と比較すると内装の質感が簡素に感じてしまう点です。
●動力性能 ★★★★
実にいいですね!
予想通り、ディーゼルならではの低速トルクが車体を活発に加速していきます。
SやJCWのようなパワー感はありませんが、きもちのいい加速です。
●ハンドリング ★★★★
豊かな低速トルクに支えられ、ハンドリングの良さもみ力を増します。
ガソリンモデルではちょっとまったり感がありましたが、
トルクフルな加速で速度域が上がってくると、SUVにしては軽快なハンドリングが浮かび上がってきます。
●総合評価 ★★★★
クロスオーバーのベストチョイスですね!
とにかくディーゼルのトルクが、クロスオーバーに軽快な加速ももたらし、ハンドリングも冴えを見せます。
これならMINIを名乗ってもいいと思います。
残念なのが、最近のライバル車達に比べるとエンジンの音と振動が洗練感に欠けるところ。
何しろ価格も340万円を超えるわけですから、もう少し上質感が欲しいですね!
SDもきになるところです。