アウディ最強の一族の1台、RS6に試乗してきました!
なんとこのセダン、エンジンがガヤルド由来のV10エンジンにツインターボをかませるという、とんでもないユニットを搭載!
ドイツ車勢は、本当にやるときは半端なくやりますね(汗)。
先代モデルとはいえ、最速クラスのセダン、早速インプレ&評価です!
●居住性 ★★★★
空間はA6そのままなので、広くて快適です。
この世代のA6はあらゆる操作系がフリクションのない気持ちいスムーズさで、オススメです。
ただ、乗り心地は20インチを履いているだけあって堅めですが、衝撃の角は丸められているので
それほど深いな感じはないです。
静粛性も本当に高いですね。車外からの騒音はもちろん、エンジン音ですらかなり抑えられてます。
ただ、さすがにエンジンの振動は抑えられないようで、停止中は細かい振動が伝わってきます。
●動力性能 ★★★★★
いや、相当速いです!
静かに、しかし確実にすごいスピードで加速していきます。
この加速はポルシェターボや一線級のスポーツカーに匹敵します。
まあ、ガヤルドにツインターボと想像すると、そこまで浮世離れした加速ではありませんが、
不満を持つ人は少ないでしょう。
ただ車重が2t以上あるので、調子にのるとブレーキで焦ることになります。
ブレーキももちろん効くのですが、物理には勝てないので。。
●ハンドリング ★★★★
実にしっかりしていて、路面のインフォメーションを余すとこなく伝えてきます。
こちらの操作に対する反応も実に忠実で、安心してドライブが楽しめます。
鼻が重いので機敏とまではいきませんが、スポーツセダンらしい気持ち良さですね。
●総合評価 ★★★★
ポルシェターボのセダン版、というのがほぼ的確な表現かと思います。
しっかりしたボディやハンドリング、
セダンとしても居住性や快適性、
そして普通じゃない加速、と世界の頂点レベルで戦う資質は十分備えてますね。
ライバルと比較すると、BMWほど刺激的ではなく、AMGより上品なので、
あまり目立たず、上質さと爆速を堪能したい方にオススメです。
では、動画をどうぞ!
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