THE TEST DRIVE!! クルマ好きによる試乗記&動画 (旧クルマ本を斬る!)

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ハスクバーナ 新型ヴィットピレン401試乗レビュー!(動画あり)先代より洗練されたが悩みも・・

2024-11-13 17:00:00 | ハスクバーナ Husquverna

ハスクバーナ 新型ビットピレン401に試乗しました!

●居住性★★★★

 セパハンからバーハンになり ポジションは適度に前傾で先代より楽

 足つきはそれほど良くない

 ステップ位置も辛くない

 ストロークするけど足はちょい硬めで跳ねる

 

●動力性能★★★★

 低速は普通

 3000回転付近でトルクが盛り上がる

 6000回転付近からは波に乗るような気持ちいい伸びとパワーが味わえる

 基本的にスポーティなエンジンだがKTMよりはマイルド

 250に似た特性で回して楽しむタイプ

 乾いた鼓動感も個性的で気持ちいい

 

●ハンドリング★★★★

 ハンドリングは軽快だが250ほどではない

 車重は変わらないのに不思議

 リアも250同様、滑る感じしない

 ブレーキは握り込む程に効くタイプ

 リアもまあまあ効く

 Dukeよりホイールベースが長い分、Dukuよりは落ち着いた挙動

 

●総合評価★★★★

 総じて先代より洗練された印象

 ただ先代のラフさも捨てがたい

 390DUKEの方が圧倒的にワイルド

 390DUKEで感じた前方視界の良さ(スカスカ感)はない

それでは動画をどうぞ!


ハスクバーナ 新型スヴァルトピレン250 試乗レビュー!(動画あり)唯一無二のエクステリアと軽快な走りが最高!

2024-10-23 17:00:00 | ハスクバーナ Husquverna

ハスクバーナ 新型スヴァルトピレン250 2024年型に試乗しました!

●居住性★★★★

 ウインカースイッチの位置が高いのでホーンと間違えそう

 サスが柔らかめで良く動くので乗り心地いい

 軽い前傾でポジション楽

 シート高820mmのため、足つきは良いとは言えない

 爪先か母指球がギリつくかどうか

 股の部分は細くなっているのでシート高の割には足つきは良い方

 軽いので取り回しも楽だし停止時も不安感が少ない

 振動も思ったほどない(高回転ではハンドルから細かい振動がくる) 

 

●動力性能★★★

 極低速あまりない

 3000回転付近でトルク感が盛り上がる

 6000回転付近から活発なパワーを感じる

 単気筒にしてはよく回るエンジン

 鼓動の角は丸められていて でんでん太鼓のようなフィール

 

●ハンドリング★★★★

 ハンドリング軽い 

 ブレーキ初期からよく効くし感触も良好

 ブロックタイヤっぽいパターンの割にはリアが滑る感じはしない

 シフトフィールも軽くスコッと入る

 

●総合評価★★★★

 爽やか速い感じのバイク

 鼓動をまったり楽しむというより

 エンジンを回してスポーティな走りを楽しむタイプ

 とはいえ過激すぎないジェントルさが魅力

 401との価格差は9万円と小さいが、性能差は小さくない

 普段から使うなら401,たまに乗る程度で気楽に維持したいなら250

 より安い価格でトライアンフのスピード400も買えるのは悩ましい

それでは動画をどうぞ!


ハスクバーナ ヴィットピレン401に試乗!(動画あり) アトムの童で山崎賢人が乗るバイクがこれ!

2022-10-19 17:00:00 | ハスクバーナ Husquverna

ハスクバーナ ヴィットピレン401に試乗しました!

日曜劇場で新しく始まったドラマ「アトムの童」で、主人公役の山崎賢人が乗ってるバイクですね!

どちらかというとマイナーだったこのバイクにも注目が集まりそうです。

見た目が個性的で何かと評判の良いこのバイク、果たしてどんな乗り味なのでしょうか?早速、インプレです! 

 

●居住性★★★★

 細い!リッターバイクに続いての試乗なのもあって、車体が非常に細くコンパクトに感じます。座面高は835mmと高めなのですが、車体がスリムなのであまり苦になりません。車重も150kg前後なので取り回しも楽です。

 乗り心地は北欧っぽい優しいイメージとはちょっと異なり、スポーティバイクらしい少し硬めのタイプ。

 ポジションは少しきつめの前屈タイプ。きちんとニーグリップしないと腰や首、手首に負担がかかります。

 

●動力性能★★★★

 あはははは!いやー、試乗を始めた瞬間から笑いが止まりませんでした。

何このエンジン!単気筒なのに、ロイヤルエンフィールドとは全然違います。パルス感がでんでん太鼓のようで独特で「デデデデデデ」みたいなサウンドと感触。1発1発はパンチがあるのに角が丸められた不思議な感覚です。しかも吹け上がりが断然速い!これは活発なバイクです。排気量は373ccで最高出力44ps/9000rpmですが、リニアなトルクが湧き上がるので全然不満はありません。ただ、高回転も回るのですが、そこまで気持ちよくないので6000回転くらいが気持ちいいですね。

 

●ハンドリング★★★★

 ちょっとリア寄りに座って腰で曲げると気持ちよくクイクイ曲がりますね!リーンアウト気味に走れば、ヒラヒラと車線変更も可能。とにかく車重150kgの軽さは正義ですね!前屈したポジションもワインディングではピッタリです。

 ブレーキはシングルディスクですがバイブレなのでちゃんと聞きますし、効きもリニアです。SSのガツンと効くブレーキを想像すると焦りますが、ちゃんと握り込めばよく効きます。

 

●総合評価★★★★

 いや、これは噂通り、ユニークで楽しいバイクです!今回試乗した3台のバイクの中で、1番箱根のワインディングが楽しめました。やはりリッターバイクだと持て余し気味ですが、これくらいなら使い切れますね。ポジション違いのスバルトピレンも気になります。では、動画をどうぞ!