さて、
プライベート・モーターショーの楽しみと言えば、なんといっても
試乗!
普段はなかなか乗れない車を2000円で試乗できます。
しかし、今回のラインアップはちょっと寂しい・・・・
ジャガーXKR、レンジローバー・スポーツ
VWはCCとトゥアレグ
ケーターハム スーパー7
ランボルギーニ・ガヤルドは鎮座したまま動かず・・・
アイディングのチューンド・フェラーリ F460はあっという間に売り切れ、
しかも同乗試乗・・・まぁ5000万円弱ですからねぇ。
が、しかし!
なんと今回は
三菱の電気自動車、i-MiEV(アイミーブ)が!
しかも同乗ではなく、自らハンドルを握れる!!
三菱の方いわく、
一般人に試乗させるのはこのイベントが初めてとか。
非常に貴重な機会に恵まれました。
ではインプレを。
●居住性
内装や中の広さは軽自動車のiそのままです。
しかし、大きく異なるのが静粛性!!
アイドリングがないのは当然、アクセルを踏んで言っても無音のまま加速!!
異次元の静かさ。
2,3年前に試作段階のEVに同乗したときは、コンプレッサー等々、意外に色々な音がしたものですが、今回はほぼ無音!
もちろんエアコンも普通に利用可能!
しかも、遮音材を追加しているそうで、外音も抑えられてます。
●動力性能
これがパワフルなんです!
車重が200kgくらい増加しているそうですが、ものともせずに低速からトルクフル!
そのままリニアに高回転までスムーズに!
他に例えようがありませんが、あえて言うなら低速はすごくよくできたディーゼル・ターボ、
高回転はロータリー・エンジン。
ちなみに走行距離を延ばすECOモードにすると、ノンターボ・軽自動車くらいになります。
●ハンドリング
これが望外によい!
バッテリーがフロアに設置されている上、
エンジンもリアの低いところに設置されており、
非常に安定感がある、それでいてリニアなハンドリング。
●総合評価
いや、素晴らしいですね、電気自動車。
こんなに静かでパワフルなのに、ランニングコストがほぼ無料。
しかも運転して楽しい。くわえて公害ゼロ。
ネックは2つ。車両価格がまだ高い(助成金使っても250万円くらい)。
軽自動車ベースなので、内装の質感が・・・
車好きの私でも欲しくなる1台でした。
ご家庭にコンセントのある方、オススメです!
高速道路も1000円ですから、ホント今ならタダみたいな価格で日本中旅行できますね。
では、
動画でその静かさ・加速感をお楽しみ下さい。
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ちなみに次回は、対極に位置するもう1台の試乗をアップします。