マツダ CX-30 20Sに試乗しました!
CX-30は美しいマツダ3のフォルムを踏襲しつつ、車高を上げたハイトワゴンのようなクロスオーバータイプの車です。CXー5ほど大柄ではなく、CXー3より大きいという中々面白い位置のこの車、果たしてどんな乗り味なのでしょうか?早速、インプレです。
●居住性★★★
あいかわらずインパネのデザインと質感はいいですね!シンプルだけど上品な雰囲気で、素材の質感や見た目も上々です。モニターは今の基準だとちょっと小さめですが、位置はいいので見やすいです。
後部座席の空間も大人4人が普通に座れますが、ガラス面積が大きくないので、ちょっと閉塞感はありますね。
静粛性は上々、乗り心地も悪くありません。
トランク容量は420Lと結構広い上、フラットで使いやすそうです。
●動力性能★★★
2L4気筒ガソリンエンジンは普通ですね。パワーも156馬力と特にパワフルではありませんし、トルクは20kgとそれなりですが発生回転は4000回転と高めなので、昨今のターボのように低速からグッと出る感じではありません。吹け上がりリニアです。
●ハンドリング★★★★
マツダらしいしっかりしたハンドリングですね。操作に対する反応も自然で、挙動も安定していますし、車高の高さも感じません。SUVとしては軽快な部類です。
●総合評価★★★
うーん、そうですね。オーソドックスで落ち着く車だと思います。ハンドルやアクセル、ブレーキ等の操作に対する車の動きがリニアで自然なので、試乗したレベルでは特に目を引くところはありませんが、日常使うには疲れない良い車だと思います。ただ、2Lエンジンはロードスターくらい軽い車に積まれると楽しいですが、1400kgの車重では凡庸な感じです。
とは言え、見た目はカッコよく、流行りのSUVテイストもあり、上質な内装と十分以上の実用性を備え、価格も200万円台前半〜なので、悪くないチョイスだと思います。
では、動画をどうぞ!