THE TEST DRIVE!! クルマ好きによる試乗記&動画 (旧クルマ本を斬る!)

車の試乗記&レポート、インプレ、動画、お薦めの本等。OCNブログサービス停止に伴い、こちらに引っ越しました!

マツダ CX-30 20S 試乗インプレッション!(動画あり)本当に売れてないの?結構いいぞ!

2024-11-22 17:00:00 | マツダ Mazda

マツダ CX-30 20Sに試乗しました!

CX-30は美しいマツダ3のフォルムを踏襲しつつ、車高を上げたハイトワゴンのようなクロスオーバータイプの車です。CXー5ほど大柄ではなく、CXー3より大きいという中々面白い位置のこの車、果たしてどんな乗り味なのでしょうか?早速、インプレです。

 

●居住性★★★

 あいかわらずインパネのデザインと質感はいいですね!シンプルだけど上品な雰囲気で、素材の質感や見た目も上々です。モニターは今の基準だとちょっと小さめですが、位置はいいので見やすいです。

 後部座席の空間も大人4人が普通に座れますが、ガラス面積が大きくないので、ちょっと閉塞感はありますね。

 静粛性は上々、乗り心地も悪くありません。

 トランク容量は420Lと結構広い上、フラットで使いやすそうです。

 

●動力性能★★★

 2L4気筒ガソリンエンジンは普通ですね。パワーも156馬力と特にパワフルではありませんし、トルクは20kgとそれなりですが発生回転は4000回転と高めなので、昨今のターボのように低速からグッと出る感じではありません。吹け上がりリニアです。

 

●ハンドリング★★★★

 マツダらしいしっかりしたハンドリングですね。操作に対する反応も自然で、挙動も安定していますし、車高の高さも感じません。SUVとしては軽快な部類です。

 

●総合評価★★★

 うーん、そうですね。オーソドックスで落ち着く車だと思います。ハンドルやアクセル、ブレーキ等の操作に対する車の動きがリニアで自然なので、試乗したレベルでは特に目を引くところはありませんが、日常使うには疲れない良い車だと思います。ただ、2Lエンジンはロードスターくらい軽い車に積まれると楽しいですが、1400kgの車重では凡庸な感じです。

 とは言え、見た目はカッコよく、流行りのSUVテイストもあり、上質な内装と十分以上の実用性を備え、価格も200万円台前半〜なので、悪くないチョイスだと思います。

 では、動画をどうぞ!


マツダ CX-60 25S ガソリン2024年型 試乗レビュー!(動画あり)CX60の中で一番お買い得かも!?

2024-11-15 17:00:00 | マツダ Mazda

マツダ CX-60ガソリン 2024モデルに試乗しました!

●居住性★★★

 極低速でたまに変な音がする

 また低速で前後にガクガクする

 なのでACCでの低速渋滞はキツイ

 段差を乗り越える時の収束が一度で収まらない

 静粛性は高いが ロードノイズは聞こえてくる

 凸凹路面は逆にノイズがあるので乗り心地は悪くない

 気持ち悪い横揺れは軽減されてる

 

●動力性能★★★

 エンジン滑らか

 ガソリンにしてはスポーティで気持ちいい

 空ぶかし時は高音傾向だが走ると少し低めで静か

 トルクもパワーもリニアにちゃんと出てるがフケが速く早めにレッドに当たる

 

●ハンドリング★★★★★

 ワインディングにピッタリ照準合ってる

 走りや乗り心地が高級で上質になる

 限界はかなり高くタイヤのスキール音もほぼない

 手応えが上質

 鼻も重くはない

 途中から切ります時の感触が気持ちいい

 ブレーキは踏み込む程効くタイプで固めのフィールだがよく効く

 

●総合評価★★★★

 費用対効果の高い車

 これくらいの価格ならスポーティなSUVを買ったと思えば納得できる

 燃費はリッター10km

それでは動画をどうぞ!
 
 

マツダ CX-60 PHEV 試乗レビュー!(動画あり)正直これは悩ましい・・・

2024-11-08 17:00:00 | マツダ Mazda
マツダ CX-60 PHEV Sパッケージに試乗しました!

●居住性★★★

 相変わらず不思議な横揺れあり

 落ついてる時は落ち着いてる

 XDより重いせいか、より少し落ち着いた乗り味 

 静粛性まあ高いが高周波音は入ってくる

 総じてXDより静か

 低速時にモーター系のミュイーンという感じの音が聞こえる

 風切り音はしない

 内装思ったより質感高くないかも

 シートはいい。ちゃんと座る必要あるが

 

●動力性能★★★★

 低速のギクシャクは謎

 アクセルオフでガクッとする

 特に低速ギアでシフトする時に衝撃がある

 トルコンレスATの熟成不足か

 トルクとパワー自体は悪くない

 高回転は4気筒っぽいフィール

 4気筒っぽいサウンドだがターボのようなトルク感が不思議な魅力

 アクセルの踏み込みに対する加速が期待を超えないのでパワー不足に感じがち

 スポーツモードはレスポンスが向上

 

●ハンドリング★★★★

 ハンドルの手応えは重め

 高速コーナーは安定してるけどちょっと足がヒョコヒョコする

 スポーティに走るとちょうどいい

 コーナリング中にアクセルをオンオフした時の挙動が気持ちいい

 

●総合評価★★★

 ディーゼルより静かだがもう少しできるハズ

 乗り心地もハマると高級で上質

 電気は無くなった時はエンジン音増えるが抑えてはある

それでは動画をどうぞ!
 

マツダ CX-60 XD (ディーゼル) 試乗レビュー!(動画あり)マツダ、頼むよ・・・

2024-04-05 17:00:00 | マツダ Mazda
マツダ CX-60 XD Sパッケージに試乗しました!

●居住性★★★

 内装の質感とデザインはいい。

 静粛性は基本的に高いが、エンジン音が予想外に入ってくる。

 時速100km以上で風切り音も入ってくる。

 乗り心地はちょっと硬めで路面状況により横揺れや縦揺れが発生する。

 極低速ではギクシャクしがち。駆動系から引きずるような音も聞こえてくる。

 

●動力性能★★★★

 極低速トルクは薄い。なるほどモーターアシストが欲しくなる。

 1500回転くらいからスポーティな吹け上がり。

 ディーゼルにしては望外に回るエンジン。頭打ち感も少ない

 トルクもパワーも十分以上。

 猫科動物の咆哮のようなエンジンサウンドは勇ましいので個人的には好きだが、静粛性を求める人には辛いだろう。

 

●ハンドリング 評価対象外

 ハンドルがヤバイくらいカクカクする。

 5mm刻みしか動かないからまっすぐ走らないし、

 コーナーの途中でいきなり反力が抜けるのは怖すぎる。

 リコール未対応っぽい。

 それをのぞけば手応えはあるし重量配分も良い。

 コーナーではどっしり安定。

 ハンドルの手応えは重め。

 

●総合評価★★

 ハンドル問題は商品として成り立たないレベル。

 それを除いても、足回りの煮詰め不足や静粛性に課題あり。

 未完の高級車。

 あとリコール未対応車を平気で貸し出すオリックスレンタカーの姿勢にも疑問。

 雨の日に初心者が運転したら事故を起こしかねないレベル。

それでは動画をどうぞ!
 

マツダ CX-8 XD ディーゼル試乗レビュー!(動画あり)今すぐ買うべき3つの理由!

2024-01-26 18:13:39 | マツダ Mazda

マツダ CX-8 XD ディーゼル 2018年モデルに試乗しました!

 

⚫︎居住性★★★★

 静粛性は中々高い

 エンジン音は低速では多少聞こえるが振動はなく、高速ではほとんどしない

 風切り音もない

 内装はデザインも質感も上質

 乗り心地は芯がしっかりした優しさ

 路面の凹凸を伝えてくるが確実に減衰してくれるし減衰率が一定なので路面状況も掴みやすい

 車速が上がるにつれ快適性がアップする

 剛性感はミニバンとは比べ物にならない

 

⚫︎動力性能★★★★

 低速から力強いトルクを発生するディーゼルエンジンは意外に頭打ち感も少なくスムーズに回る

 僅かな踏み込みで クッと加速する余裕がたまらない

 特に80km以上の高速でのゆとりが上質

 ただ高速域でのレスポンスはそれなり

 

⚫︎ハンドリング★★★★

 しっかりリニア

 7人乗りながらミニバンとは一線を画するスポーティさ

 特にポジション

 ハンドルは多少重めでしっかり

 僅かに弱アンダーだがリニアにグイグイ曲がる

 限界手前では早めにタイヤがスキール音で教えてくれる

 ほぼcx5のような感覚で操れるが、いい意味でより重厚感を感じる

 

⚫︎総合評価★★★★★

 とにかく走りがしっかりしている

 7人乗りではこれ以上は望めないレベル

 見た目も立派で内装も良く動的質感も高い

 お買い得すぎる車

 試乗モデルはACCがなかったのは残念

 市街地・峠・高速を走って平均燃費は約15km/L

 

では動画をどうぞ!


マツダ6 試乗レビュー!(動画あり)この見た目で300万円!? だが・・

2023-05-19 17:00:00 | マツダ Mazda

マツダ6 ワゴン 20Sプロアクティブ(ガソリン)に試乗しました!

●居住性★★★

 乗り心地は低速は硬めで路面のざらざらを拾う。

 スピードが上がると乗り心地が良くなるドイツ風。 

 だが首都高の継ぎ目段差等は衝撃を伝えてくる方。

 静粛性は悪く無い。

 シートのデキはよく快適。

 

●動力性能★★★

 2L NAエンジンは156ps,199Nmを発生。

 エンジンフィールはロードスターみたい。

 今の基準では、エンジンはガラガラブルブルしすぎなのが残念。

 低速トルクはあまりないが、中速はある。

 フケはスムーズでいかにもNA。

 パワー、トルク共に必要十分ではあるが、正直、物足りない感がある。

 スポーティとも言えるが、上質ではない。

 

●ハンドリング★★★★

 軽快かつダイレクトでクイクイ曲がる。

 アクセルコントロールで曲がる。

 スピード上がるとハンドルがちゃんと重くなるので安心感が高い。

 ワゴンっぽくない挙動。さすがマツダ、走る楽しさがある。

 

●総合評価★★★

 ちょっと古いスポーツワゴンという感じ。

 上質さは足らない。

 300万円の車と考えると悪くないが、見た目がBMW並みの質感なので、期待しすぎてしまうかも。

 逆に言えば、この見た目で300万円はお買い得とも言える。

 動的質感を求めるならディーゼルになりそうだが、値段もアップする。

 いずれにせよ貴重な国産ワゴンなので、ワゴン好きには嬉しい存在。とはいえ、やはりトルクのあるターボが欲しくなるが。

それでは動画をどうぞ!

 


マツダ ロードスターRFにリベンジ試乗!(動画あり) ワインディングでの楽しさ世界一!

2021-09-24 09:00:00 | マツダ Mazda

マツダ ロードスターRFに試乗しました!

 昨年レンタルした時は、初日にまさかの車上荒らしにあい、ほとんどドライブできませんでした。。。が、今回はワインディングも走行できました!早速、インプレッションです。

 

●居住性★★★★

 相変わらずタイトなコックピットで、ドリンクホルダーも使いにくい位置にありますが、まあスポーツカーとしてはタイトと言えるので問題ありません。インパネの質感・デザインともに上質でいいですね。

 乗り心地も少し固めですが、基本的に路面の凹凸をよく吸収してくれるので不快さはありません。

 ルーフを閉めると騒音も軽減され、普通に快適な空間が生まれます。

そしてオープントップの開放感は、斜め後ろを振り向かなければ普通のオープントップと変わらないですね!

 

●動力性能★★★★

 ほんとこのエンジンはちょうどいい!よくできています。

2LNAなので低速から必要十分以上のトルクが出ていますし、そこからの吹け上がりもリニアかつスポーティ。高回転も結構気持ちよく回ります。ホンダのVTECのように軽くシュンシュンと回るタイプではありませんが、少しクラシカルなワイルドな吹け上がりとサウンドで、これはこれで好きな人も多いと思います。

 

●ハンドリング★★★★

 ザ・スポーツカーですね!4m前後の車体は取り回しやすく軽快で、ハンドルを操作すると自分を中心に向きを変えるところが最高に気持ちいいです。ミドル級スポーツカーにはない、自分の手に届くところに車体の端があるような、車を着こなすような感覚が素晴らしいですね。

 

●総合評価★★★★★

 素晴らしいスポーツカーです!歴代ロードスターはどれも良い車ですが、このモデルはパワーと軽さのバランスが絶妙ですね。軽いな!という感じではありませんが、それでも車体の軽さは誰でも体感できますし、エンジンのパワーが公道ではほんとちょうどいい使い切れる感じです。次に乗った兄弟車のアバルト124スパイダーもいい車なので迷いますが、高回転まで回したい人はこちらがオススメです!

 では、動画をどうぞ!


マツダ3 ファストバック 20Sの6MTに試乗!(動画あり) なるほど、これは賛否両論・・

2020-10-30 17:00:55 | マツダ Mazda

マツダ3 ハッチバック 20S に試乗しました!

 試乗したモデルはマツダ3 ハッチバック スカイアクティブG 2.0 Mハイブリッドの6MTモデルです。

その美しいボディと賛否両論の中身で噂高いこの車、以前から興味がありましたが、今回レンタカーで借りることができました。早速、試乗インプレです!

 

居住性★★★★

 まず内装の質感の高さに驚きます!特にダッシュのソフトパッド部分や、スイッチ類の金属メッキ、ピアノブラックパネルの雰囲気は素晴らしいです。よく見ると、ハードプラスチック部分の質感はそれなりだったり、ピアノブラックパネルも細かい擦り傷が付きやすかったりするのですが、全体として調和が取れているので満足感は高いです。デザインもシンプルでセンスがいいですね。

 空間は、想像していたよりも広く、後席でも意外にレッグルームがあります。窓は少し狭めですが、それほど閉塞感はないですね。CHR以上、カローラスポーツ未満という感じ。

 視界については、デザインの影響でまず後方視界の天地は狭いですが、バックモニターもついているので、不便を感じるレベルではありません。またCピラーが厚めなので後ろ斜めの死角もあるのですが、ここもレーンチェンジワーニングセンサーのお陰であまり不便は感じませんでした。

 静粛性も高く、ロードノイズ、風切音、メカニカルノイズ共にうまく押さえられています。

 乗り心地も、総じて快適なレベルです。段差のある路面を乗り越える時等は衝撃が伝わってきますが、それ以外は悪くないですね。

 総じて乗り味にはワンクラス上の質感があります。

 

動力性能★★★

 ねっとりと粘るエンジンですね。街中では全く問題なく、低速からきちんと必要なトルクを発生させますし、吹け上がり自体はリニアです。ハイブリッドの恩恵はあまり感じませんが、心地よいトルク感や、アイドリングストップからの復活するときのスムーズさに一役買っているようです。

 ただ、高速道路や、山道の上り坂等、ちょっと元気に走りたい時は不満を感じるシーンもあります。全体的に優しく素直なエンジンなのですが、逆に言うと盛り上がりや刺激に欠けるのも事実。アクセルを踏み込んでもパンチのある加速は味わえません。

 まあ6MTを駆使して、ちゃんとエンジンを回してあげればそれなりに気持ちよく走るのですが、もう少しトルクと吹け上がりに鋭さが欲しいところです。

 

ハンドリング★★★

 ほんとうに素直ですね。どの速度域でも、ハンドルを切った分だけリニアに反応します。アンダーもオーバーも感じさせない、絶妙なバランス、職人技を感じます。逆に言うと、刺激はないですね。また、雨の高速コーナーでは少し接地感が薄れるのと、コーナリング中に路面が荒れていると、リアがちょっと横っ飛びするのはビックリしました。

 あと、噂に聞いた、踏み込むほどに効くブレーキも、慣れればいわかんないのですが、最初の頃は思ったより初期制動が少なくドキッとするシーンもありました。

 

総合評価★★★

 なるほど、これは中々評価が難しい車だと思います。

デザインや居住性はかなり好印象です。また、どこまでも人に優しい見事なまでに統一・調律された操作感覚や乗り味は凄いですね。世界観が統一されています。長く乗るほどに味わい深い車なのかもしれません。

 他方、やはり人間とは贅沢な生き物で、何もかも期待通りだと、物足りなく感じてしまうのも事実。どこか尖ったところや、過剰なところ、期待を超えるところがないと、テンションが上がらないのだと思います。

 できればスポーツモードをオンにすると、キビキビ走る等、ドライバーに選択権があるといいなぁと感じました。また、今や貴重な2L NAのネットリ感もいいのですが、やはり最近スタンダードになっている小排気量ターボの胸の空くようなトルク感があるといいなぁとも思います。スカイアクティブXはその辺りを解消してくれるのかもしれませんね。

 このクラス内で強豪と比較するなら、より高級なメルセデスAクラスやアウディA3と比較してもおかしくないくらい質感が上がっています。先代VWゴルフのディーゼルの方が剛性感や走りの楽しさは上ですが、デザインは上。カローラスポーツとはいい勝負ですが、内装の質感や快適性は勝ってると思います。

 では、動画をお楽しみください。

 

 

 

 

 


マツダ ロードスターRFに試乗!(動画あり) まさかの車上荒らしにあう・・

2020-09-18 09:54:55 | マツダ Mazda

マツダ ロードスターRFに試乗しました!

 マツダのハードトップモデル、RFに試乗しました!

この車も以前から乗ってみたかったんですよね。1.5Lも楽しかったのですが、昔S2000に乗っていたので、もうちょっとパワーとトルクがあるといいなぁと感じていました。RF2Lエンジンですからね。ハードトップのできも気になりますし、増えた重量が走りにどんな影響があるかも興味深いです。

本当はワインディングを走る予定だったのですが・・まさかの駐車場で車上荒らしにあってしまいました!

幸い何も盗られませんでしたし、レンタカー会社も代わりの車を用意してくれたのですが、

ロードスターで山道を走るという目的は叶わず・・・残念すぎます。

幸い、市内や高速は走れましたので、インプレをお届けします。

 

居住性★★★★

 あいかわらず、ほどよくタイトな空間が心地よいですね!

全てが手に届く範囲にあるコックピット感がスポーツカーならではです。

内装の質感・デザインもいいですね。本当に最近のマツダのデザインは、量販車では世界でもトップクラスだと思います。

 乗り心地も十分快適で、硬いと感じたことはありませんでした。最近のスポーツセダンの方が硬いのでは?と思うくらいです。

 ルーフはクローズにすれば、風切り音もなくなり、実に快適です。

 では、オープンにしたらどうか?幌と比べて爽快感はあるのか?

という点ですが、

まず視界という点では、ほぼ変わらないです。

頭上はもちろん、サイドビューも、首を90度回したくらいまで幌と変わらないオープンスカイがたのしめます!これはいいですね!

 開閉もボタン一つでできますし、時間もそんなにかかりません。

 ただ、個人的な感想としては、視界に入ってこないとはいえ、やはり何となくですが、Cピラーの存在は感じるんですよね。そういう意味では、やはり幌との違いは、あると思います。

 

動力性能★★★★

 このエンジンは素晴らしい!低速からキチンとトルクが出ていますし、高回転までスムーズに回るし、どの回転域から踏んでもちゃんとパワーやトルクがでてきます。1.5Lで感じた不足感もありません。

 もちろん、ホンダエンジンのような軽さや吹け上がりの鋭さはありませんが、ライトウエイトスポーツカーとして全く問題ありませんし、むしろロードスターのキャラクターに合っていると思います。

 

ハンドリング★★★★★

 まさにスポーツカーのお手本のようなハンドリングですね!鼻先が軽く、ハンドルを切っただけ実に気持ちよく向きを変えます。その時に自分を中心に車が方向を変える感覚、これぞロードスターという感じです。コーナーでアクセルを踏み込んでも、どれだけ踏めばタイヤがどのような状態になるのかが分かりやすく伝わってきます。

 

総合評価★★★★★

 ザ・スポーツカーというかんじですね。ライトウエイト・オープンスポーツカーとして規範になる車です。雰囲気、走り、パワー、実用性共にベンチマークとなる車だと思います。エンジンもこれくらいあった方がドライブも楽ですし、スポーツ走行も楽しいですね。まあ、1.5Lを回すのがいいんだ!という人や、幌を全開にしてこそのオープンだ!という意見も正しいと思います。個人的には、幌で2Lがあるといいなぁと思います。

 では、動画をどうぞ!


マツダデミオ1.3L 2002年モデルに試乗 ルーミーで中々楽しい一台

2018-08-10 23:57:46 | マツダ Mazda

 

*文章は新車試乗当時のものです。

○概要
 コンパクトワゴンとしてデビュー以来、大ヒット!バブルの大敗でボロボロになったマツダの屋台骨をかなり回復させた、立役者。それがデミオだ。コンセプトは初代フェスティバに近く、居住性を最優先させたコンパクトカー、というもの。今回は、実家に帰省するためにレンタルしました。ちなみに私はミニバン系の車に詳しくないので、参考として実家のマーチ1.3と比較してみます。

○居住性★★★
 さて、気になる居住性からチェック。さすがに広さがウリのコンパクトワゴン、車のサイズの割に車内の容積は大きめで、大人4人が苦もなく乗車可能。前席も後席も足元に必要充分なスペースがあり、BMWコンパクトより快適なくらいです。マーチより、ちょっと広いかんじ。特に後部座席の座面がちょっと高くなってるのがポイントで、おかげで後部座席に座っても前が見やすいため、閉塞感がありません。しかも、軽自動車より横幅が広いので、横方向の余裕もあり、快適。ラゲッジスペースはマーチよりデミオの方が余裕があり、ボストンバッグも3個くらいは余裕で積めそう。車高は最近のミニバンの中では低いほうですが、ヒップポイント自体が低いため、頭上の余裕は結構あり、コブシ2個は余裕。しかも、車高が高くないことで都内のタワーパーキングも入れるし、高速コーナーでの安定性にも貢献してます。総合すると、結構◎。マーチも悪くないけど、4人乗って出かける時は、デミオの方が楽そうです。

○動力性能★★
 今回は1.3をレンタル(1.5もあります)。結論から言うと、街乗りレベルでは充分です。それなりに走るので、パワー不足はあまり感じません。これは、車重が意外と軽いことも貢献しているのでしょう。高速道路も、意外とそれなりに走行でき、120kmくらいなら結構快適に走れます。この辺は、マーチより優れてるポイントです。ただ、エンジン自体は高回転まで回すと、途端に騒々しくなりますし、それほどパワーも出てません。最大のネックが、ATとの相性が良くないのか、”おいおい、そんなとこでキックダウンするか?”と思うほど、結構頻繁にキックダウンするので、なんだか落ち着きません。まあ、あくまでユックリ走行する分には問題ないでしょうけど、高速の合流や信号からの加速等、ここ一番って時には、イマイチ頼りない気がします。
 

●ハンドリング★★★

なかなか良いと思います。軽い車重と低めの車高のおかげで、普通のセダンなみのハンドリングを確保しており、街乗りは楽々、高速のレーンチェンジも不安なく行えます。車体がコンパクトなので、街中の取りまわしも楽勝。ただ、高速コーナーはハンドルの手応えが希薄で、結構不安です。また、ブレーキもストロークは深い割にはカックンブレーキで、ちょっと使いづらいです。

 ちなみに車高が低めのせいか、高速での横風の影響は少なめでGoodでした。ただ、路面からのロードノイズは大きく、乗り心地もそれなり、といったかんじです。

○結論★★★
 結論としては、車の物理的パッケージング(サイズ、中の広さ等)は大変優れてますが、エンジン等ハードウェア的には、価格なり、と言ったとこです。何しろ100万円以下で買えるので、費用対効果として考えれば、なかなか良いのではないでしょうか?マーチよりも広いし、ビッツより走りも楽しいです。で、価格も安い。そう考えれば、結構お買い得です。
 ただし、広いといっても当然最近のセダンほどは広くないし、内装はハッキリ言って安っぽいです。エンジンも回すとガサツです。あと、運転しやすさ、という点ではマーチの方が一歩上手ですので、運転初心者や高齢者には断然マーチがオススメです。
 まあ、デミオもデビューしてから結構年月が経ちますので、最近のライバルと比較すると粗が目立つのもしょうがないでしょう。むしろ、健闘してるほうです。そろそろ次期デミオも登場しそうなので、そちらに期待ですね。

ニューモデル速報 第500弾 デミオのすべて
三栄書房
三栄書房

マツダ・ロードスター1.8RS(NB)に試乗! 1.6よりトルクフルで運転しやすい

2018-08-03 23:46:19 | マツダ Mazda

*文章は販売当時のものです。

○概要
 世界のライトウェイトオープンスポーツカー、マツダロードスターが待望のパワーアップ!それも、可変バルブで160馬力というから、期待も高まるというもの。世界中のスポーツカーファンの多くがこう夢見ていただろう・・・ロードスターにVTECエンジンが搭載されれば!と。それがついに現実化か!?○居住性

●居住性★★★

 当然、前述の1.6モデルと一緒。但し、今回は晴天に恵まれたので、高速道路以外は基本的にオープンでドライブした。やはり、オープンは楽しい!特にロードスターは、MR-Sに較べて開放感が強いので、オープンエアを堪能したい人には、まだまだロードスターは侮れないチョイスだ。ただ、今回のロードスターで最大の欠点が1つ。それは、乗り心地が悪いこと!いや、別にスポーツカーに快適な乗り心地を求めている訳ではないのだが、なんというか、不必要な乗り心地の悪さみたいなものを感じる。これは、すべて扁平率の低い16インチタイヤのせいである。1.6モデルに較べ、明らかに路面の突き上げが大きいし、ワダチにもハンドルを取られやすい。なんというか、不整地での挙動が不安定なのだ。今回は6時間レンタルなので横浜から逗子まで足を伸ばしてみたが、正直帰ってきた時にはグッタリしてしまった。これは私がトシだからではないハズだ!多分・・・

○動力性能★★★
 さて、今回の注目ポイントは、何と行ってもエンジン!期待に胸を膨らませ、アクセルオンでドライブ開始。ほほう、さすが1.8Lパワフル・・・かな??うーん、ちょっとトルクは太いかもしれないけど、あまり変わってないなあ・・・というのが正直なところ。待ち乗り運転には充分なパワー感で、運転は楽。高速道路や坂道で全開にしてみると、そのままパワーは衰えることなくレッドゾーンへ。これまた過不足を感じさせない。思うに、ロードスターにはこれくらいのパワーがベストマッチだと思う。車中が軽いので、それなりのエンジンでも充分スポーティな走りを実現できるのだ。むしろ、使い切れるパワーとしては、S2000のような過剰ぎみなパワーより楽しいとも言える。ただし、スペックほどのパワフルさは感じられない。エンジンの吹けも、スムーズとは言えず、ちょっと古臭いラフなかんじ。ただし、古き良きオープンスポーツの雰囲気を求める人には、不満はないだろう。

○結論★★★
 結論としては、ロードスター1.8Lは結構オススメの1台だ。MR-Sのようなトルク感はないが、それなりに高回転まで吹けあがるエンジンとライトウェイトらしいハンドリング、そして絶対的な車重の軽さが、運転する楽しさを教えてくれる。1.6Lの方がレスポンスがシャープで通好みだが、待ち乗りやドライブはトルクに余裕がある1.8Lの方が快適。また、1.8の方がドライバーの腕に関係なく、誰でも楽しいスポーティな走りが体感できるだろう。確かにS2000と比較してしまうと、モノが違うとしかいいようのない差をあらゆる面で感じてしまうのは事実。でも、気軽に、かつ自分が使いきれる範囲内でオープンスポーツを楽しみたいスポーツカー好きにとっては、ロードスターこそベストチョイスで、S2000はただのスペックオタクに感じてしまうかもしれない。それだけ、ロードスターには魅力があるということだ。

スピリット・オブ・ロードスター ~広島で生まれたライトウェイトスポーツ
池田 直渡
プレジデント社
 

マツダ・ロードスター1.6(NB)に試乗! ベーシックな楽しさは健在だが、今買うには中途半端か

2018-07-27 23:39:53 | マツダ Mazda

*文章は新車時に試乗した時のものです。

○居住性★★★
 基本的に、初代ロードスターと変わらずタイトなコクピットではあるが、RX-7ほどではない。あいかわらず足元がせまく太ももがハンドルにあたりそうになるが、先代と比較すると気持ちヘッドクリアランスが広くなった感じがする。インパネ等は、あまり差はかんじられず、ロードスターらしさを継承している。最大の違いはリアウィンドウがビニールからガラスになったこと!今回はあいにくの雨天だったので、後方視界は雲泥の差だった。また、先代はオープンにする時、いちいちリアウィンドウ周りのジッパーをハズしてやる必要があったが、現行型はフロント2箇所のフックをはずすだけ!より気軽にオープンにできるようになった。やはりリアはガラスに限る。
 晴れ間をついて、少しだけオープンでも走ってみた。先代とまったく変わらず、適度に風を感じつつ、オープンドライブを堪能できる。MR-Sよりも開放感は断然強い。やはり、ウエストラインの低さが効いているのだろう。また、クローズドの時の静粛性が、先代よりも格段と進歩している。特に、アイドリング時の振動とエンジン音が低くおさえられている。もちろん、アクセルを踏み込めば、爽快な排気音を響かせてくれるが。

○動力性能★★★
 基本的に、先代と変わりはなかった。アクセルレスポンスや回転の上昇、排気音等、間違いなく先代の血脈をかんじさせる。ただし、先代と比較すると、全体的なトルクの向上、高回転の伸びが感じられる。まあ、待ち乗りレベルでは不満のないパワーだ。ただ、S2000と比較するとエンジンの格の違いを感じずにはいられない。S2000が極めてスムースにドライバーの右足に追従するのに対し、ロードスターは少々雑だ。まあ、ライトウェイトオープンスポーツというロードスターのエッセンスを楽しむには必要充分かもしれないが。
 ハンドリングは、マツダっぽいクイックなハンドリングが活きている。但し、初代のようなやや神経質とも言える初期応答性やヒラヒラ感はなくなった。少々重くなった車重に加え、サスセッティングもやや落ち着いた方向に振ってあるのだろう。

○結論★★★
 MR-Sと比較してもロードスターは魅力的な候補だ。オープンの開放感も、走りの雰囲気もMR-Sに勝ると言える。まあ、動力性能ではかなわないと思うが。
 また、S2000とは比較にならなかった。まあ、価格からしてもカテゴリーが違うと言える。しかし、ライトウェイトスポーツを望むのなら、ロードスターはS2000にない、パワーを使い切る快感を感じることはできるだろう。

スピリット・オブ・ロードスター ~広島で生まれたライトウェイトスポーツ
池田 直渡
プレジデント社

マツダRX-7(FD)に試乗! 戦闘機のような国産随一のスポーツカー!

2018-07-20 23:31:30 | マツダ Mazda

*文章は試乗当時のものです。

○居住性★★★
 特徴的な、下部を大きくラウンドカットされたドアを開け、座席に着く。低い。さらにドアを閉めると、かなりタイトなコックピットであることが分かる。ただ、座面は低いが、フロントウインドーから見えるグラマラスなフロントフェンダーのおかげで、サイズの割には車両感覚は掴み易い。目の前にはタコメーターを中心に各種メーター類が並び、左手を置けば、自然にそこにはシフトレバーが。タイトだが、閉塞感はない。むしろ、”俺は今、スポーツカーに乗っているんだ”という満足感と、軽い高揚感が湧き上がる。インパネのデザインも、いかにもスポーツカーらしい、オリジナリティのあるデザイン。こういうところにも、マツダのスポーツカー作りのうまさを感じさせる。後部座席は、想像以上に狭い。座席というより、完全に小物置き場だ。普通のドライビングポジションを取ると、後部座席のレッグスペースはなくなるので、4人乗車しようと思ったら、前席もかなり座席を前に出す必要があるだろう。

○動力性能★★★★★
 軽くレーシングすると、タコメーターの針は何の抵抗もなく上昇するが、回転落ちは鋭くはない。一速にいれて、アクセルオン。FCに比べ、格段に低速トルクが向上している!3000回転以下が続く街中のストップ&ゴーでも、普通のレシプロエンジンと全く同じで、なんの不満もない。私が以前所有していたRX-7(FC前期型)は、とにかく極低速トルクが不足しており、渋滞に巻き込まれた時の疲労度はかなりのものだった。とくに坂道での渋滞など、泣きたいほどトルク不足になやまされたが、FDではその懸念が払拭された。国道を軽く加速してみるが、あっという間に前の車に追いついてしまい、4000回転にも達しない。充分速いのだが、これではFDの真価は体感できない。渋滞を避けるため、路地を左折すると、30km以下のタイトコーナーでも、FDの重量バランスの良さを体感できる。FCの頃からあった、フロントミッドシップならではの車体の慣性を感じさせない、自分を中心にクルっと向きを変える感覚は健在だ。路地を抜けると、交差する国道に出る。空いている!ラッキー、とばかりに2速でフル加速!あっという間に吹けあがるエンジン!アイドリングから6000回転まで、まさに一瞬。これは、FCとは比較にならないほど強烈な加速性能だ。レーンチェンジも、コブシひとつハンドルを操作するだけで瞬時に向きをかえる。すべてがドライバーの意のままに、ダイレクトに呼応する!余計な遊びも、おせっかいなハイテクデバイスもない。ただ、ダイレクトに。まるで、脳や神経に直結されているがごとく、クルマは向きを変える。これこそ本物のスポーツカーだ!!もちろんブレーキも完璧で、100km以上に到達した車体をあっという間に減速させる。加速、減速、ハンドリング、その全てが楽しい!いつまでも運転していたい、そう思わせるクルマであった。
 ついついひいき目で評価してしまったが、欠点がないわけではない。確かにFDのハンドリングは機敏だが、さすがに車重が1200kgを超えるだけあって、”軽快感”はあるが、”軽快”ではない。愛車プジョー205GTI(890kg)と比較すると、減速や車線変更では、どうしても重さを感じてしまう。また、エンジンレスポンスについても、プジョーが僅かなアシの親指の圧力にすら反応するのに対し、ロータリーユニットはダルで、微妙なアクセルコントロールを受け付けない。さらに、FDの真価を発揮させようと思っても公道ではまず無理。サーキットにでも持ち込まない限り、全開の走りを楽しむ、なんてことは不可能だろう。低速で走っている限り、RX-7はただの退屈な乗用車であり、日常的な使い方では、結構ストレスを感じてしまうかもしれない。

○結論★★★★
 スポーツには色々な定義がある。そして、日本にも色々なスポーツカーが存在し、それぞれに違ったカタチでスポーツを詠う。しかし、RX-7に乗ってみれば、ほとんどのクルマが色あせてしまい、自らうたうスポーツの意味すら色あせてしまうだろう。意のままに操る。人馬一体。やはり、RX-7こそが国産唯一のスポーツカーだと個人的には思う。ああ、買ってしまいそうだ・・・

マツダRX‐7―ロータリーエンジンスポーツカーの開発物語
小早川 隆治
三樹書房

 



マツダ RX-7(FC3S)に試乗! (歴代マイカー) 今でも美しい日本のスポーツカーの金字塔!

2018-05-04 20:22:35 | マツダ Mazda

◎概要:

私が最初にRX-7に出会ったのは、高校3年のギリシアのサマースクールの時でした。当時、まったく車に興味のなかった私ですが、海岸沿いをぶらぶら歩きながら、”なんで日本車はカッコイイ車がないんだろう”と思いながらヨーロッパの車を眺めていたその時、縦列駐車の中に一台のスポーツカーを見つけました。くさび型の典型的なスポーツカーのフォルムに惚れた私は、リヤに”MAZDA”という日本のメーカーのエンブレムを見つけた時、驚きと同時に”俺の最初に買う車はこれしかない!!”と心に決めたのでした。実際は、三菱フォルテになったのですが・・・

実は、最初にファミリア カブリオレを購入する際にRX-7と非常に迷ったのですが、”そろそろ俺も大人だから、走りは卒業かな・・・フッ”と血迷ったあげく、断念したという経緯がありました。結局、RX-7を買うことになったのですがら、人間キャラクターに合わないことはするものではありません。


◎ハンドリング:★★★★

RX-7の走りは、まさにピュアスポーツそのものでした。どこまでもスムーズに吹けあがるロータリーエンジン、50:50のバランスのいい重量配分がもたらす優れた運動性能、軽い車重に185馬力のパワー等、期待を裏切らない走りを見せてくれました。特に、自分を中心に旋回するコーナリングフィールは、スポーツカーならではのドライビングフィールでした。その頃、丁度友人もATのスカイラインからMTのGTS-4に乗り換え、高速にワインディングにと好バトルを繰り広げました。ただ、低速トルクはかなりスカスカなので、いろは坂で渋滞にハマった時は死ぬかと思いました。。


◎居住性:★★★★

スポーツカーとしてのRX-7の居住性は◎です。タイトはコックピット、センターに配置された大型タコメーター、ダッシュボードからのびたウインカーレバー等、雰囲気は充分スポーティでした。もっとも後席はないも同然でしたが。


◎まとめ:★★★★★

かなり気に入っていたこの車は、約3年乗りつづけました。唯一の欠点が燃費で、リッター5km以上走ったことはありませんでした。最終的にはエンジンの調子が悪くなったので、知人に12万円で売りましたが、今でもいい車だと思います。

 

青島文化教材社 頭文字D No.3 高橋涼介 FC3S RX-7 1/24スケール プラモデル
青島文化教材社(AOSHIMA)
青島文化教材社(AOSHIMA)




マツダ ファミリア・カブリオレに試乗!(歴代マイカー) 4人乗りのコンパクトオープン!

2018-04-27 20:18:21 | マツダ Mazda

◎概要:

三菱フォルテですっかり車に目覚めた私は、バイクを売って自分の車を買う決意をしました。バイクを売って手に入れた50万円の予算、バイクに近い感覚ということでオープンカー、便利な4人乗り、この3つの条件を満たす車が”マツダ ファミリア カブリオレ”でした。車両本体45万円。ヨーロッパ風のなかなかスタイリッシュなボディにオープンエアの楽しみを持つこの車は、価格以上の満足をもたらしてくれました。

◎走り:★★★

1.5リッターターボのエンジンは必要十分で、1t以下の小型なこの車をキビキビと走らせてくれました。しかもこの車はエンジン以上にボディと足回りがしっかりしており、速くはなくても車を操る楽しさを教えてくれました。

◎居住性:★★★

オープンカーといえどもベースはファミリアですから、大人4人が不足なく乗車できました。リアウインドウもガラスで見やすく、オープンにするのも簡単で、遊び車としては最高!でした。

◎まとめ:★★★★

不満のないとてもいい車で、1年半ほど故障もなく愛用していましたが、ある夏の日、箱根のターンパイクをドライブしている時にタービンがブローしてしまい、短い付き合いは終わりました。丁度その一週間ほど前から急にフケがよくなり、”お、調子いいじゃん”と思いましたが、今思うと消える前のロウソクのような最後の一花だったようです。知人にただで譲った後、中古のタービンで復活したこの車は、その後後輩の手に渡り、新しい人生を歩んだそうです。

 

フジミ模型 1/24 インチアップシリーズ No.121 マツダ ファミリア プラモデル ID121
フジミ模型
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