マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

地域包括支援センター

2006年05月18日 | 民生委員

民生委員制度の源は 「済世顧問制度」 。 来年は、その制度の創設から90年目にあたります。

子育てに悩む親の支援や健全育成を目指して、平成6年に 「主任児童委員制度」 が創設されました。

一方、平成12年に 「介護保険制度」 が開始され、本年度には 「障害者自立支援法」 が施行されました。

そして、この4月1日から、「地域包括支援センター」 が設置されました。 八幡西区内には6ヶ所が設置されています。

小学校区の単位で、高齢者とその家族を中心にして、医師・福祉協力員・民生委員・地域住民・ケアマネジャー・サービス事業者などが支えていきます。 そして、5~6の小学校区に一つ設置されるのが、「地域包括支援センター」 です。

その主な役割を述べます。

ⅰ.高齢者の総合相談窓口(保健・医療・福祉)

ⅱ.高齢者の権利擁護と虐待防止

ⅲ.介護予防マネジメント

ⅳ.関係機関や地域とのネットワーク構築 …等です。

社会福祉の形態も大きく変化しようとしています。

多くの社会問題を抱え、人間関係が希薄になっている中で、昨年4月に 「個人情報保護法」 が施行されました。 民生委員・児童委員は、これまでよりも一層信頼されるような日常活動が求められています。

5月は、区の民生委員総会や主任児童委員役員会、役員研修など行事が多い月です。 少しハードですが、より住みやすい地域を目指して、活動したいと思います。