どうも、アルバイトに関して情けない話ばかりしていますが、本日は、スキー場でアルバイトしたときの話です。
野沢温泉の民宿で、住み込みアルバイトしてました。
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起床。 宿泊客への朝食手伝い、シーツやカバーを取り替えて風呂を洗い夕食の仕込みを終えれば、やっと遅い昼飯。
さあ！ これからが自分の時間！
スキー靴を履くのももどかしく、飛び出していきます。 夕食準備開始までの２時間強。 この時間のためだけに、ここ野沢でバイトしているから。
林間を抜け、谷を越えてコースに出れば、世界は俺のモノ。 今なら死んでもいいぞ、なんて思いながら滑り抜けます。 決して上手くは無いけど、思い切りの良い滑りでした。 つまり、気合いだけは入っていたのですね。
あっという間に時は過ぎ、民宿での労働が再開されます。 今日の滑りは、今いちだったな。 明日こそは。 …って、毎日、明日こそは、の繰り返しですが。
夕食の片付けして朝食の仕込みを終えると、民宿の親父と呑み修行の始まりです。 この親父が、酒が強いの何の。 こっちが数人掛かりで相手をしても勝てません。 しかも、「俺は 一族の中では、どうしようもなく酒が弱い と言われてるもんなぁ」 などと言ってます。
「今度、本家の連中と一緒に呑むか？」 いいえ。 一生涯、そんな化け物みたく方々と呑むような機会は経験したくございません。
この親父から、「卒業したら、この辺りでペンションをせんね？」 そう言ってもらい心が動いたのですが、結局は断念しました。 そうしてたら、また、違った人生になったかな？
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