次男は中学三年生。
夏休みといえば、毎年理科の自由研究に悩むのですが、今年はぜひやってみたいという「ダイラタンシーの実験」をやりました。
私は材料の「片栗粉」とボウルを提供&写真係りです。
テレビで「でんじろう先生」が片栗粉と水を大きな水槽に入れて「ダイラタンシー」の実験をしていたのがとてもおもしろかったのですが、うちでも簡単にできるんですね!
ギュっと握ってそっと手の平を開くと、ドロドロだったはずの片栗粉液が固形に固まっています。
2~3秒でドロドロっと緩んで指先から流れ落ちるくらいになります。
なぜそうなるのかをきちんと説明するのは結構むつかしそうです~・・・
「ダイラタンシーで遊ぼう」http://www.eyeladream.com/exp/ex-200508.html に、わかりやすく説明してありますが・・・。
このあと、次男は1時間以上片栗粉液をじぃ~っと見たり、触ったり・・・遊んでおりました。
ほんと、幼稚園のころから変わってないわ~(;^_^A アセアセ
ご飯の最中に、味噌汁のおわんを見つめて、「ふぅ~」っと息を吹きかけて汁の対流??を冷たくなるまで繰り返していたり、音楽の時間、授業が終わるのも気づかないほどチューニングの機械に夢中になったり・・・。
あんまり楽しそうなので、「そうや~片栗粉以外の粉でもできるんかな~」って思いつきで言ったら、「小麦粉でやってみよう!」ということに。
お菓子の先生としてはこの時点で結果を予想できているはずでしたが、私もなぜか「うん!やろう!やろう!」ワクワク♪o(^o^o)(o^o^)oワクワク♪
小麦粉に水を加えると、「グルテン」というたんぱく質が形成されて写真のような状態に。
ということで、ダイラタンシーの実験に小麦粉は適さないというでした~。
上の写真のように最初は収集つかない状態で次男は大慌て(爆笑)
でも捏ねるのが楽しいらしく「結構きついな~でも気持ちいい~」といいながらグルテンの感触を楽しんでおりました。超~ご機嫌!
横で私は「私としたことが、実験する前にこうなることになんで気づかなかったんや・・」と肩を落としていたんだけど・・・。
グルテンに関してはいろいろとおもしろい理科の実験できそうだけどね♪
製菓や製パンの世界には、科学や物理のおもしろいことが実はいっぱい♪そんな知識がお菓子作りのコツとなってます。
興味のある方は、
河田昌子さん著の「お菓子こつの科学―お菓子作りの疑問に答える」
おもしろいと思います♪
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