お肌の学校

敏感肌、トラブル肌と向き合って32年!シェルクルール化粧品 淳子先生の「お肌の学校」ブログです!

豆知識 ー寒と代謝ー

2017-12-17 11:00:00 | Weblog

今年はラニーニャ現象が発生しているようです。寒い冬の到来です。
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:  
    Skin Care School            週刊発行          
┏─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┓
│淳│子│先│生│の│お│肌│の│学│校│ 
┗─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┛     
                                     □ 12月 15日 vol.0804               
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    
編集・発行:株式会社ヴェルジェ   
http://www.cher-couleur.com/        
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-: 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
12月のCONTENTS
 1日発行済み≫季節のお手入れ ー肌荒れ、カサツキのお手入れー
 8日発行済み≫ーお肌の悩み、質問 Q&Aー
15日発行   ≫豆知識 ー寒と代謝ー 
22日発行予定≫
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪豆知識 ー寒と代謝ー ≫ 

もう町中にはダウンコートの方が普通に歩いています。すっかり冬になりました。今朝はいつも犬と散歩する大きな公園に、今年初の霜が降りて落ち葉の上にキラキラととても綺麗でした!さすがにこの景色は冬を実感します。ただ、この季節になっても薄着の方はほんとうに薄着で、「下着もあまり着ないんです!」という方もいます。先日会社でセミナーを開催した時も、ストールに軽くセーターくらいの方もいらっしゃるかと思えばダウンをしっかりと着て、ブーツ、手袋でバッチリの方もいらっしゃる訳です。この差はいったい何でしょうか?今日は冬を快適に過すためにちょっとそのあたりの勉強をしてみましょう。

昨年の6月、日本経済新聞に“「寒さ」と「暑さ」人間が弱いのはどっち?”という記事がありました。12月にこの問題をかかげると答えはどちらになるのか?実際には6月に出た記事なので梅雨の蒸し暑さの中で、これから夏に向かうシーズンでもあり、何となく分かると思いますが、人間は実は暑さに強い動物なんだそうです。“これは?”と思われる方もいらっしゃると思いますが、確かに炎天下にレジャーに行ったり、マラソンが出来る動物は人間以外いないのだそうです。そして体温が安定しているかどうかの区別では変温動物と恒温動物に分類して考えることができ、代表的変温動物に“ナマケモノ”が例に挙げられます。変温動物は自分の体からはほとんど代謝熱を生み出さず、外界の温度変動が体温に直接影響します。熱を出さないので食料も少なくてすむ訳ですが、気温によっては活動が出来なくなってしまい!“ナマケモノ”と言われるようにじっと動かなくなる訳です。これに対して恒温動物は食料のエネルギーを消費して体の中で代謝熱を作ります。代表的な動物としてはコアラがありますが、人間でも良い訳です。人間は恒温動物ですから活動していなくても代謝熱を発生させています。気温の変化を代謝させる事で問題なく受け入れられる訳です。ですからしっかり食べて代謝させる事が大切という事になります。という訳で代謝させる事の出来る人間は本来夏に強く、代謝の弱くなる冬に弱いという事になるようです。

なるほど、これから真冬の到来ですので、しっかりと勉強してみましょう。寒さを強く感じる場所は身体の部位では“肩や背中”など曲率の高いところになります。つまり前部位より外部位の方が熱が逃げやすいという事になり、特に外部位を保湿していただいた方が効果的ということになります。そして手足、特に足が冷えて眠れない!という方がいらっしゃいますが、これはきちんと理論があって睡眠は体が温まる→血管が開く→体の熱を放出→脳温低下→深い眠りというのが通常の睡眠です。ところが寒いと感じる事で、実際は冷えていなくても血管を閉じろという指令が脳から出て、熱が放出出来なくていつまでも交感神経が働いてしまい眠れなくなるということになります。確かに赤ちゃんは手足が温かくなって寝るので、足の温度を確認したりしますね!という事は足を温める工夫は大切になります。例えば貼るホッカイロを足元に貼っておいて足を温めるのもひとつの工夫です。湯たんぽも冷える人には良いですね!簡単に電気あんかで足を温めても良いわけです。寒さは自律神経との関係がとても深いという事ですね!

さて体温を調節するのに汗がとても重要なのですが、全身の汗腺の数はロシア人で平均180万、日本人で220~230万、フィリピン人で280万というように暑いところの人ほど熱を放出する身体作用が高いということになります。そして太っている人と痩せている人ではどちらが寒さに強いかというと、当然太って身体の大きな人の方が寒さに強いと思われがちですが、脂肪は代謝率は弱く、大切なのは筋肉量ですから一概にそうも言えない訳です。ただしのぼせて冷えを感じないという事はありますよ!たしかに「朝寒いなぁー」と感じながらAM7時半くらいに犬の散歩をして帰ってくると、ほんの30分ですが、暖房がついていなくても寒いと感じなくなる事は私も実感しています。さてこの辺りから東洋医学的に冷えを考えてみましょう。

あるメーカーが20~50代の女性1万人に冷え症ですか?という調査を行った所、63.6%の人が冷え症ですと答えました。そしてその半数の人は“冷えのぼせ”という“手足は冷えているのに顔はのぼせる”という状態を感じています。これを東洋医学では上熱下寒と言います。熱の性質は上や体表面に向かう性質があるので体内が冷えていても体表や顔は熱くてホテリ、のぼせる状態になります。その中で冷たい物を食べたり飲んだりして下痢しやすい人、お腹の痛くなる人、お腹を触ると冷たい人、こういう体質の人は表熱裏寒といって、上熱下寒の体質の人と違い冷えを自覚出来ない人が多いのが特徴です。冷えのわからない“冷えのぼせ体質”は冷えのわかる“のぼせ体質”の人より冷えが深く影響してこむら返りや生理痛、頭痛、めまいなどを起こしやすい方もいますので注意して下さい!

寒い人、寒くない人の中で代謝がよく、筋肉がしっかりして、バランスの良い生活習慣の方は“問題ない”と理解して頂けましたでしょうか?それでは最後に体を冷やす物をチェックしてみましょう。
・牛乳、生野菜、果物、ビール、ジュース類
・医薬品(化学薬品)
・PC、スマホの電磁波
・目を使うもの(頭を使うもの)
ゲームなど頭や目を使うものは熱が上に昇ってのぼせやすくなります。一応思い当たるところを書きましたので参考にして下さいね!厚着をするよりウォーキングの方が冷え対策になりそうですよ!

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
  ★☆★『お肌の学校』バックナンバーはここから ★☆★   
        
http://www.cher-couleur.com/mail_magazine/
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
  淳子先生の『お肌の学校』でおなじみのシェルクルール化粧品!
           お取扱店情報はこちらから
      
http://www.cher-couleur.com/shop_info/
      お問い合わせは info@cher-couleur.com
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行・編集:株式会社ヴェルジェ 
http://www.cher-couleur.com/
〒104-0042 東京都中央区入船2-7-4
『お肌の学校』はverger,Inc. の商標登録です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
シェルクルール化粧品の取扱店をホームページ上でご紹介しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
お問い合わせは
info@cher-couleur.com

Skin Care School 淳子先生の『お肌の学校』は、インターネットの本屋さん
『まぐまぐ』、『melma!』を利用して発行しています。

まぐまぐ  http://www.mag2.com/     ID:0000041844
melma!   
http://www.melma.com/     ID:m00013953
______________________________________________________________________
※本誌に掲載された記事を許可なく使用することを禁じます。

■PR□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
     色素、香料、界面活性剤、アルコール無添加
       シェルクルール リプライローション
   お肌の力を引き出すローション湿布は
          敏感肌、トラブル肌をサポートして30年!
 お近くのお取扱店はこちらから→シェルクルール取扱店情報
□■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ーお肌の悩み、質問 Q&Aー  | トップ | 恒例 年末年始の過ごし方! »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事