作品の紹介
拡大を続けるオゾンホールを食い止めるため、化学物質ウェアジゾンが開発された。しかし、それは思わぬ副作用をもたらすことに。散布した空で夕焼けの色が消えてしまうのだ。開発者のテレサは八十数歳のアメリカ人女性科学者。テレサは胸の奥に秘めたある想いを達するため日本へ向った。日本に着いたテレサは小学校三年生のトモルとキャラメルボーイと名乗る若者と数奇な運命で巡り合い、最後の夕焼けのポイントへと向う。オール読物推理小説新人賞、日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。彗星の如く現れた小説界の大本命・朱川湊人が贈る現代の寓話。「Google ブック検索」より
こんなにきれいで可愛い絵の書いてある本・・・なのに怖いっ!
そして、とても切ないのはトモル君。
弟のカケル君は5歳になったばかりの春に、トモル君のアイスクリームを買いに行って・・・
「兄ちゃんが行けって言ったんじゃないか」 ずっとずっと自責の念にかられていたのね。
塔が現れたとき見えましたね、死者の世界 怖かったねトモル君
最後の夕焼けが・・・
近い将来の事かもしれない そんな事はない!これは小説 でも ありえなくもない・・・?
何気ない日常の空が急にいとおしくなったのは私だけ ・・・ ?
こちらは 日の出