本・沼田まほかる 「九月が永遠に続けば」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　図書館本　

　　　　　　　　

　作品の紹介
高校生の一人息子の失踪にはじまり、佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。愛人の事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。息子の行方を必死に探すうちに見え隠れしてきた、雄一郎とその後妻の忌まわしい過去が、佐知子の恐怖を増幅する。悪夢のような時間の果てに、出口はあるのか―。人の心の底まで続く深い闇、その暗さと異様な美しさをあらわに描いて読書界を震撼させたサスペンス長編。「Google ブック検索」より

　サンダルでゴミ捨てに行ったきり戻らなかった息子・・・えっ？そんな～サンダルですよ、お金も持っていなくて。
いったいどうした？事件に巻き込まれたのか？事故？はたまた誘拐？・・・そこですでにみごとにまはり、深い闇に引きずり込まれるように、抜け出せなくて一気読み。

精神科医と患者の壮絶な戦い。それにいたるまでのグロイ事と言ったら・・・こんなことって実際にあってはいけない事だけれど、あるのでしょうね。

とても複雑と思いきや、登場人物がどこかでつながっている。

最後は　そういうことだったのね。高校生がそこまでするか？とは思ったけれど・・・

戻れることなら何もなかった頃の九月に戻りたかったってこと？

　　　”小春日和♪ ときどき信州”にお越しいただきありがとうございました。　

ドンクのガーリックフランスパン

　　　　　　　　　　　　　　　　　　おなじみのガーリックフランス　

　　　　　　めんたいこフランスと共にどうしても食べたくなるときがある　　パン　


話はかわって　・・・　
入院している女性患者の足の爪を剥がしたとして傷害容疑で逮捕された看護助手は、７年前にも別の病院で患者の爪を剥がして逮捕されていた。このニュースをみて驚いた。採用したんだ。しかも人の命を預かる病院で・・・

スーパーのパートの面接時、「採用され仕事を始めた場合持ち物には十分注意してください。」・・・いったい何を言っているのだろう？　が、　研修時の話でわかった。
興信所を使って調べているわけではないから、履歴書に偽りがあってもわからないし、そうして働いている人がいるのも事実。現住所は住民票を提出するからとりあえず住まいは確認できるが、学歴、職歴、その他もろもろは・・・だからロッカーにはきちんと鍵をかけ持ち物は自分で管理すること。
履歴書に嘘を書く？そんな人がいることなんて初めて聞いたから驚いた。そして学んだ。学歴や職歴だけで人を見ることがあるって事。
そういえば興信所は新卒で就職したときに調べられただけだったような・・・

姑が入院していたときに、同じ部屋の人には何度もどうですか～って聞くのに自分の所は素通りする。おむつだって他の人は時間で換えているのに自分のところには換えに来ない。あの人・・・と看護師を名指しした。
責任者にいちおう報告した。その後は自分も同じようにしてくれるようになったと。え～～～！じゃ意地悪していたってこと？・・・ですか？と、また責任者に聞いてみた。
評判の悪い人はどこにでも居ます。でもお仕事ですからねプロです。。。と思ったけれど・・・
お義母さんはあの人に何をした？　私にしたり言ったりしていたこと、看護師さんにもしたんじゃないでしょうね？　
な～んて思っちゃったわけ～　

だから実母が入院したときには頻繁に通って様子を見ていた。人を預けるのですから、物ではないですもの、こっちだって真剣になります。
その後通院するのだって、ほかにもっといいところがあったらなんて家族は思います。
つめなんかはがされていたのを見ようもんなら、ゆるさないからっ！　って、言ってくれる娘、私にはおりませ～ん。