内容(「BOOK」データベースより)
子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では何も考えたくない男だ。」と宣言する夫は大量の揚げものづくりに熱中し、いつの間にか夫婦の輪郭が混じりあって…。「夫婦」という形式への違和を軽妙洒脱に描いた表題作ほか、自由奔放な想像力で日常を異化する、三島賞&大江賞作家の2年半ぶり最新刊!
読書備忘録
異類婚姻譚
目鼻が動いちゃったって・・・このダンナさん人の家の前で痰吐くのよ!やーね・・・ヤダナーって思うとそうなっちゃうのかしらね?
新婚の頃、ダンナが齧って小さくした果物を食べていたって、ゾッとしますね。歯の矯正器具が入っていたからったって、ゾッしますね。大きなお世話だけれど・・・
ゲームばっかりやっていたのに会社に行かなくなっちゃって、揚げ物ばっかり作るようになって・・・
石ころ挟みのキタエさんが挟まっているにゃんこのサンショのお話もおいおいと読んでいたけれど、石ころ挟まなくてもどうやら解決したのか?混ざり合っていた顔が戻ったてこと?
そうこうしているうちにダンナは山芍薬になりたかったって・・・で、なっちゃったってお話。
にゃんこはしつけてもしつけても粗相をしてしまうのでしょうか?
犬たち
あーねー・・・
ホラー?
犬になっちゃったんでしょ?
トモコのバウムクーヘン
ウルトラクイズを思った。
十年も洗っていないレースのカーテンに食いついた。
藁の夫
夫は藁でできている。
藁の中身はもしかして楽器?
そして藁の夫はくどい!
藁なんだから〇〇〇ちゃえーって思ったけれど夫だからね。
頭上の紅葉が、燃える火のように美しい。
と締めくくられていた。
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