作品紹介・あらすじ
発売から3年で15刷のロングセラー『月とコーヒー』に連なる〈インク三部作〉待望の第二弾!
「奇妙な惑星」博物館の保管室に勤務する十四歳のオリオ。
師匠のベルダさんと二人、世の中のあらゆるものを記録し保管すべく作業に勤しんでいた。そんなある日、ベルダさんが死んだ。
自殺か、病気か、事件か。原因がわからぬまま、オリオは保管室の責任者を引き継ぐことになる。ところが――。ベルダさんが記録に使用していた万年筆のインク、〈六番目のブルー〉の在庫がない。あれなくして記録作業はできない。旅するギタリスト、ジャン叔父さんとともに幻のインクを求める旅に出るオリオ。ところが、行く先々で奇妙な人たちに出会い、インク探しは前途多難。行方を探るうち、インクの秘密はある奇妙な「唄」に隠されているとわかるが……。
読書備忘録
トリプル・リチャーズは大中小・・・へ?・・・お話は始まります。
僕の中にはココノツが存在します。そのココノツに言われてしまいます。また、私のことを忘れちゃってるでしょ。
でも大丈夫ココノツは理解しているから・・・
なくなっちまったもんを、いつまでも探していたら、人生の残り時間までなくなっちまうんだ。・・・そっか!
最後、感動!