内容紹介
第45回野間文芸新人賞受賞作。
疾走する想像力で注目を集める新芥川賞作家が描く、馬と人類の壮大な歴史をめぐる物語。
太古の時代。「乗れ!」という声に導かれて人が初めて馬に乗った日から、驚異の物語は始まる。この出逢いによって人は限りなく遠くまで移動できるようになった――人間を“今のような人間”にしたのは馬なのだ。
そこから人馬一体の歴史は現代まで脈々と続き、しかしいつしか人は己だけが賢い動物であるとの妄想に囚われてしまった。
現代で競馬実況を生業とする、馬を愛する「わたし」は、人類と馬との関係を取り戻すため、そして愛する牝馬<しをかくうま>号に近づくため、両者に起こったあらゆる歴史を学ぼうと「これまで存在したすべての牡馬」たる男を訪ねるのだった――。
読書備忘録
難しい・・・
と、読んでいた。だいたい途中でわかんないわ!と放りだすのだけれど、わからないなりに何か惹かれたから最後まで読んだのだと思う。が・・・
カナはOL時代に自分で入力したものを読み返したりでまだまだ楽に読めたから・・・途中で競馬の実況を始めてしまった。
これを早口のように言うのだから実況アナウンサーはすごいっ!さすがね・・・
ヒ・ビ・マ
根安堂太陽子・千日紅
そう。これらがとても気になっていたわけだけれど・・・ヒ・ビ・マ は、あ-そうなのね?と、わかったんだかわからなかったのだかわからず。わかったのは、ヒとビが日常的に飲んでいる黒い液体の事・・・
根安堂太陽子・千日紅は、なんとなくわかりましたよ。なんとなくね。
たったの 172ページを読むのに集中できず3日かかった・・・結局、最後まで読んでも私の脳みそではちんぷんかんぷんでした。
「東京都同情塔」は尻込みして読み始めたものの面白かったみたいでしたけれどね・・・