内容(「BOOK」データベースより)
風早の街でひと夏を過ごすことになった少女・瑠璃は、夢に導かれて訪れた洋館でクラウディアという謎めいた女性と出会う。彼女は本の修復や造本をするルリユール職人、どんなに傷んだ本でも元通りにできるという。ぼろぼろになった依頼人の本を、魔法のような手わざで綴じなおすクラウディア。あるいはそれは本当に魔法なのか。その手伝いをするうちに、瑠璃のなかに秘められていた悲しみも修復されていく。本を愛するひとたちの美しく不思議な物語。
読書備忘録
洋館でルリユール職人をしているクラウディア
瑠璃のおばあちゃんも謎めいているけれど、クラウディアはまさに謎そのもの。
その謎が徐々に解かれ・・・
では・・・時林さんの登場は?なんてことを思うのですが、なにしろ、妖怪であり幽霊であるから、出会える人だけ出会えるわけでね。
キジムナーやシーサーも大事な時に活躍します。
とてもあたたかいお話
瑠璃もクラウディアのような素敵なルリユールになるでしょうね。
★★★★☆