内容(「BOOK」データベースより)
結婚十年目に離婚し、老父母の暮らす実家に戻った香子。フードコーディネーターとしての新たな人生を歩み出した矢先、母・琴子に認知症の症状が現れはじめる。弟夫婦は頼りにならず、仕事と介護を両立させようと覚悟を決めるが…。年とともに変わりゆく親子の関係を、ユーモアと人情たっぷりに描き出す!
読書備忘録
お母さん、ずいぶん早く進んじゃったのね。
お父さんは、まことに不謹慎ではありますが私にとっては理想的な亡くなり方をされました。
香子が一人で考えているよりは弟夫婦が二人で考えていることの方が結果よかったってことになりましたね。
こういうことはみんな考えが違うから、それが正しくてそれは間違っているなんてことはないと思う。
ただ、事情がよくわからないのに、他所の事に口出しするのはどうかと思います。
そういう輩が居なくてよかった。
ことこと・・・
香子がフードコーディネーターで、白ワインに合うレシピ300種とか缶詰のトマトスープに倍量の牛乳を入れてかき混ぜて、冷蔵庫で冷やしてできあがり!とか美味しそうなお話だったから、ことことはお鍋の音?って思っていた。
お母さんが 琴子 娘が 香子
琴子と香子・・・ことことこーこ・・・でした。
お母さんの琴子と暮らしていたけれど、いよいよで施設に・・・
私は・・・その前になんとかなりたいっ!と願うばかり・・・
その手のお話を阿川佐和子さんが書くとこうなるんですね。
あっかるーくて、どんよりしてなくて・・・
★★★★☆
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