ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・三上延 「同潤会代官山アパートメント」

2020-01-13 06:49:01 | 図書館本 読書備忘録 

 

 作品紹介・あらすじ

私たちは、かなしみを乗り越えるために〝家族〞になった――。関東大震災で最愛の妹を喪った八重は、妹の婚約者だった竹井と結婚したが、最新式の住居にも、新しい夫にも、上手く馴染めない――昭和と共に誕生し、その終焉と共に解体された同潤会代官山アパート。そこに暮らす一家の歳月を通して、時代の激流に翻弄されても決して失われない《魂の拠り所》を描く。今こそ見つめ直したい家族の原風景。


               
 読書備忘録 

八重は悲しみの中で、妹の婚約者と一緒になる。

そこから同潤会代官山アパートメントでの生活 が始まる。家族・・・

俊平にはちとドキッとさせられたが、娘の恵子と一緒になりまた家庭を築き、そうして繋がっていく八重の家族

淡々と話は進んで、何処の家にもあるように、怒りや喜び・・・八重は強かった。

孫の進がレコードを手に入れに行った時には、おい、こら!そこは危ない!それ以前に兄弟で同じ人をね・・・この兄弟にはほんとはらはらした。

八重と同潤会代官山アパートメントの歴史はたくさんの事を乗り越えて温かかった。

読み終わったのに もういちど プロローグ 1995 を読んだ。

★★★★☆


 


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