ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・奥田英朗 「罪の轍」

2020-02-10 08:01:23 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

刑事たちの執念の捜査×容疑者の壮絶な孤独――。犯罪小説の最高峰、ここに誕生! 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。浅草で男児誘拐事件が発生し、日本中を恐怖と怒りの渦に叩き込んだ。事件を担当する捜査一課の落合昌夫は、子供達から「莫迦」と呼ばれる北国訛りの男の噂を聞く――。世間から置き去りにされた人間の孤独を、緊迫感あふれる描写と圧倒的リアリティで描く社会派ミステリの真髄。


               

 読書備忘録 

「戦後最大の誘拐事件」と言われた「吉展ちゃん事件」をモデルに、事件の全貌を緻密な心理描写と圧倒的リアリティーで描かれた犯罪小説

そう、よしのぶちゃん事件はね・・・割と近くの事だったから、周りの大人たちが心配して話していたのは聞いていた。

子供の頃継父に当たり屋をやらされていたなんて、壮絶な子供時代を過ごしたまだ二十歳の寛治は言った、生まれて来なかった方がいい人間もいる。

2/3程の所で・・・でたっ! と思わす声が出た。

母親の ”じゃまない”

辞書のような分厚い本を図書館で受け取った時には、一瞬たじろぎ、えっと~今週は?と思った。が、読み始めたら止まらずほぼイッキヨミ!

★★★★★



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