作品紹介・あらすじ
毎年10月に東京は大田区池上本門寺で行われるお会式。日蓮上人入滅の法要です。本門寺は東急池 上線の池上にあり、普段は閑静な小ぢんまりとした町ですが、この3日間は全国から30万人の信徒が集ま り盛大なお祭り空間と化します。「限界集落株式会社」の黒野伸一が池上を舞台に、人間模様を描きます。
読書備忘録
人間模様はさておいて・・・ってたぶんさておいてはいけないと思うのだけれど、池上本門寺に興味津々
行ったことありません。が、読んでいたらちょっとだけ行ってみたくなりました。
お会式などの人の集まるときではなく、昼間普段の・・・
それで、おいといた人間模様・・・お婆さんが誤嚥性肺炎で亡くなり、お父さんが脳卒中でなくなり、ついでに仕事もなくなっちゃって、この地に残されたマンションに引っ越してきた美咲と人見知りの多い地元の皆さんとの交流でどんどん地元民になっていくというお話。
それでもってどうやら本当の地元民になりそうなのね。
レレレの住職ね。
その住職のお言葉・・・
「怒りを忘れ明るく生きるか、怒りに満ちた不満だらけの人生を送るか。それはその人次第。それ以外に原因はない」
己の中か・・・向き合うべしってことですかね。
あっかる~いお話
★★★☆☆