ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・津村記久子 「八番筋カウンシル」

2014-08-19 05:42:57 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

八番筋カウンシル (朝日文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
30歳を目前に会社を辞めたタケヤス。実家に戻り友人と再会するも、地元の八番筋商店街は近郊に巨大モール建設のためカウンシル(青年団)の面々が騒がしい。そんな中、ある噂をきっかけに転校したカジオと再会し…。人生の岐路を迎えた男女を描く物語。

 

実家はどんなところですか?と聞かれたら・・・下町の商店街です・・・でした。とこたえるんだろうな~

商店街と言うほど密集はしていなく、商売をしていない家も並んでいたし、もとバス通りだったからけっこう広い。通りの向こうとこっちでは校区が違った。いちおう信号なんかもついている。

その通りには、酒屋二軒、魚屋、八百屋、肉屋、本屋、蕎麦屋、中華料理屋、米屋、豆腐屋、寿司屋二軒、お菓子屋二軒、乾物屋、文房具屋、畳屋、油屋、歯科医院、医院、床屋、クリーニング屋、薬局、布団屋、下駄屋、化粧品屋、洋品店、風呂屋・・・あっれ~?あそこはなんだったっけ?

今残っているのは、酒屋一軒、蕎麦屋、油屋、歯科医院、医院、風呂屋だけ・・・看板は出ているけれど、商売はしていない家、駐車場やスーパーになったり、ただの建売住宅になったり、マンションになったり・・・

そんなことを思い出して、いつから商店街じゃなっくなっちゃったんだろう?なんて・・・

このお話は、特に!と言っていいほどの事件があるわけじゃないし、どこにでもありそうなお話が綴られている。ただそれだけでは読んでいて、なんだこりゃ?になるわけで、そこは津村記久子さんなのであります。

ヨシズミとカジオが仲良くなった件・・・八行目にやっと 。 ・・・ 息継ぎは 、 でしていたけれど、なっがぁ~い!

高須ぅー・・・イヤだなこういう人間。って読んでいたら・・・おー、そうなったか!

なんか・・・八番筋商店街は大丈夫そっ!でしょっ?


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