作品紹介・あらすじ
「うちの父は、ほんまに立派な人やった」
戦後の京都。着物黄金時代に、考案した帯が飛ぶように売れ、天才と名を馳せた男。娘は七十四歳になって初めて、あまりにも偉大な存在だった父について語る。林真理子だからこそ書けた、華やかで濃厚な家族の物語。
読書備忘録
着物や帯などに興味があればもっと楽しめたかもしれないお話
言葉が・・・慣れるまで結構大変だった。
後半知っている名前が出てきたころはふむふむしたが、あまり入り込めなかった。
お妾さんの話には芸能界の、亡くなったあの人も、作家の娘のあの人も、お偉いあの人の娘も・・・なんて思って読んでいた。
知らない世界をみることができた。
★★★☆☆