図書館本
内容(「BOOK」データベースより)
「離さない。絶対に離さない。もう二度と、行かせたりしない」ここから人の世が尽き、山が始まる。そんな境界の家に暮らす老夫婦の元へ、一人の娘が辿り着いた。山に消えた少年を追っていると言う。しかし山はそう簡単には、人を受け入れない。人でなくていいのなら、越えてしまえ―。狂おしいほどの想いにとらわれ、呼ばれるように山へ入った人々の赦しと救いを描く慟哭の物語。
そっか~・・・と読み終わったとたん 私の中にショパンの「別れの曲」が流れた。え~なんでその曲?と思ったけれど、流れてきちゃったから。
何ということでしょう。本を読み終わって曲が流れるなんて。もしかしたら読んでいる間中流れていたのに気が付かなかっただけかもしれない。
時には はっ!とさせられながら粛々と物語りは進んで行きました。
臨界にすむ日名子と伊久男 陽介を追って山に入った真帆子
「本物の相手に巡り合った。」日名子のことば
「たまゆら途絶え、また、ほとほとと響く。」あさのさんの本、いつも表現が美しい。
内容(「BOOK」データベースより)
「離さない。絶対に離さない。もう二度と、行かせたりしない」ここから人の世が尽き、山が始まる。そんな境界の家に暮らす老夫婦の元へ、一人の娘が辿り着いた。山に消えた少年を追っていると言う。しかし山はそう簡単には、人を受け入れない。人でなくていいのなら、越えてしまえ―。狂おしいほどの想いにとらわれ、呼ばれるように山へ入った人々の赦しと救いを描く慟哭の物語。
そっか~・・・と読み終わったとたん 私の中にショパンの「別れの曲」が流れた。え~なんでその曲?と思ったけれど、流れてきちゃったから。
何ということでしょう。本を読み終わって曲が流れるなんて。もしかしたら読んでいる間中流れていたのに気が付かなかっただけかもしれない。
時には はっ!とさせられながら粛々と物語りは進んで行きました。
臨界にすむ日名子と伊久男 陽介を追って山に入った真帆子
「本物の相手に巡り合った。」日名子のことば
「たまゆら途絶え、また、ほとほとと響く。」あさのさんの本、いつも表現が美しい。