内容
業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして、母から届いた最後の荷物…。温かな想いが詰まった6つの物語。Webサイト『BOC』連載を単行本化。
読書備忘録
母親からの小包にはババシャツが入っていることが多かったのですね?
ヒートテックではないのか?
「ありんこ農場」の話にウルッと来た。
最近、親ガチャって言葉を知った。
「最後の小包」こんな出会いもあるのだね。なくなる前に送った小包・・・まさおさんも子供たちもいい人たちじゃないか!本当はわかっていたのよね?お母さんが選んだ人なのだから・・・思い切り泣けてよかったね。いいお話でした。
余談・・・
夫の赴任先の宅配便の話
母は何でも二人分送ってくれていたけれど、義母は夫の分だけ!食品もひとり分!例えばレトルトカレーひと箱一人前、あじの干物、りんご、みかんはひとつだけ!母は箱で送ってくれていたから、ひとつよあなたっ!みかんがひとつ・・・だから私は、これはあなたに送られて来たあなたの物だから、自分でなんとかしたら?と、言ったなぁー・・・中のメモに、○○(夫の名前)に食べさせるものと書いてあったのも思い出して、夫に言ってみたら、初めの頃はそう言う事されてたなぁー!意地悪だったなぁー!でも〇(私)ちゃん相手にしなかったから!って・・・
義母は面と向かうとそういうことの言えない、できない、人だった。電話攻撃はすごかった。私は、ずけっと言っちゃうこともあって、東京の人はキツイ!と、案外怖がっていたのかもしれない。もういない人だからね、文句言っても始まらないけどぉー!
最後に病院になんのかんのと私が行かなくてはならなかった時には、私を見て怯えていた。仕返しでもされると思っていたんじゃないの?するわけないじゃない!そして今までのことを謝っていた。自覚はあったのね。
そもそも義母は四姉妹ですぐ下の妹が質が悪く指示していたのはわかっていたから、ほんの一か月くらいの間だったけれど、ほぼ毎日病院に通ってバカ話をするほど仲良くできました。