内容紹介
騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。
『向日葵の咲かない夏』の原点に回帰しつつ、驚愕度・完成度を大幅更新する衝撃のミステリー!
第1章「弓投げの崖を見てはいけない」 自殺の名所付近のトンネルで起きた交通事故が、殺人の連鎖を招く。 第2章その話を聞かせてはいけない」 友達のいない少年が目撃した殺人現場は本物か? 偽物か? 第3章「絵の謎に気づいてはいけない」 宗教団体の幹部女性が死体で発見された。先輩刑事は後輩を導き捜査を進めるが。
どの章にも、最後の1ページを捲ると物語ががらりと変貌するトリックが……! ラストページの後に再読すると物語に隠された〝本当の真相〟が浮かび上がる超絶技巧。 さらに終章「街の平和を信じてはいけない」を読み終えると、これまでの物語すべてがが絡み合い、さらなる〝真実〟に辿り着く大仕掛けが待ち受ける。
「ここ分かった!?」と読み終えたら感想戦したくなること必至の、体験型ミステリー小説。
読書備忘録
表紙の裏に・・・
第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」死んだのは誰?
第二章 「その話を聞かせてはいけない」なぜ死んだの?
第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」罪は誰のもの?
終章 「街の平和を信じてはいけない」・・・わかった?
えー!ナニコレ・・・!
わ! とか あ! とか は? とかで おー! 変な備忘録を書きそう。でもそうなの・・・べらべらしゃべれない。
が、人の弱みに付け込んで現れるのが、ほら、その、宗教団体・・・もっともそれで心から救われるというのもあるからそれはそれでいいのだけれど、要はお金ね。贅沢していましたわ。
そして・・・カーと山内の二人はいい大人に出会えたことを・・・ふたりは・・・
親切で優しい大人が、世の中にはたくさんいる。それが嬉しくて、力強くて、カーはぐんぐんペダルをこいだ。
感動!よかった!そういう大人に出会えて・・・と心から思った。
ガッツリ読まないと・・・
★★★★☆