新平家物語を読むにつれ、ブログのネタにしたいと思う情動が沸々と湧いてきます。
保元の乱を皮切りに、戦い方が変わってきます。
敵と味方のそれぞれの大将は、互いの名乗りを上げながら相手との戦い方を変えていったりするところが、なんとも人情的で面白いのです。
源氏に平氏、藤原の各々の家族の中で敵と味方になり、負け組の最後は、読むに堪えない悲しい結末です。
主要な人物は、落ち延びることは出来ずに、敵方に捉えられ斬首されていきます。
敵となった叔父や従兄弟を三条河原で自らの手で切る平清盛。
父や親戚を何とか逃がしたいと願いながらも冷徹極まりない信西入道によって殺されていくのが源義朝。
京都を囲む山々や吉野あたりの山々、越後や関東、東北に逃げ、落ち延びた先で百姓になり、自己のアイデンティティを伝承していく家臣の武者達…
我が家でも父は、清和源氏の子孫であることを信じながら暮らしています。平氏か源氏かを自分の正中線に据えておくことで、ピリッとした柱が自分に根付いていくことが、自分の誇りに繋がるのかもしれません。
落ち延びた先で定着し家族を持ちながら次世代へ伝承していくことが、伝説となり、風習となり、現在に生きる私達を生かしていることは、大袈裟なことではないはずです。
落ち延びた先で、寿命が尽きてしまうか、生き延びていくか、それこそ大きな違いです。
何としてでも生き延びて行く覚悟が、その後の生きる力を育んでいくはずです。
戦いに負け、夜の山を彷徨う落ち武者が、ひとり、またひとり、それぞれの岐路で別れていく描写を読みながら、「どうぞ、御無事で…」と真に祈るのは、現代に生きる私達がひょっとしたら、彼らの子孫かもしれないと、潜在的に思う気持ちがあるからかもしれません。
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保元の乱を皮切りに、戦い方が変わってきます。
敵と味方のそれぞれの大将は、互いの名乗りを上げながら相手との戦い方を変えていったりするところが、なんとも人情的で面白いのです。
源氏に平氏、藤原の各々の家族の中で敵と味方になり、負け組の最後は、読むに堪えない悲しい結末です。
主要な人物は、落ち延びることは出来ずに、敵方に捉えられ斬首されていきます。
敵となった叔父や従兄弟を三条河原で自らの手で切る平清盛。
父や親戚を何とか逃がしたいと願いながらも冷徹極まりない信西入道によって殺されていくのが源義朝。
京都を囲む山々や吉野あたりの山々、越後や関東、東北に逃げ、落ち延びた先で百姓になり、自己のアイデンティティを伝承していく家臣の武者達…
我が家でも父は、清和源氏の子孫であることを信じながら暮らしています。平氏か源氏かを自分の正中線に据えておくことで、ピリッとした柱が自分に根付いていくことが、自分の誇りに繋がるのかもしれません。
落ち延びた先で定着し家族を持ちながら次世代へ伝承していくことが、伝説となり、風習となり、現在に生きる私達を生かしていることは、大袈裟なことではないはずです。
落ち延びた先で、寿命が尽きてしまうか、生き延びていくか、それこそ大きな違いです。
何としてでも生き延びて行く覚悟が、その後の生きる力を育んでいくはずです。
戦いに負け、夜の山を彷徨う落ち武者が、ひとり、またひとり、それぞれの岐路で別れていく描写を読みながら、「どうぞ、御無事で…」と真に祈るのは、現代に生きる私達がひょっとしたら、彼らの子孫かもしれないと、潜在的に思う気持ちがあるからかもしれません。
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