五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

真実を知るということ

2011年07月24日 | 第2章 五感と体感
真実を踏まえた上で表出する不安感。

真実を知らないで湧きあがる不安感。

真実が隠された状態での湧きあがる不安感。

真実に蓋をした状態で湧き出す不安感は、蓋をしているが故に湧き出す感情が意識的に隠している真実とが入り混じり、アイデンティティのギャップが振り子のように大きく揺れ動くように思います。

そして、真実が隠された状態での不安感は、真実を把握できていない自分自身の心に得も知れない不安感が湧き出し、抑圧の中にある深い不安感が身体の現象に表れてくるように見受けられます。

真実を踏まえた上で湧き出す不安感は、変えようのない現実に対して明らかに湧きあがる感情なので、どんなに苦しい感情でもその感情に自分自身がフォーカスできます。

真実を隠し通していくことは、自分が生きていく上で必要な場合もあります。
口にしたくないことに口を噤んで天国に逝く人も大勢いらっしゃるはずです。

ただ、あなたと私という関係性において、真実を歪めた形で関係性を築いており、それが原因で何らかの不安感が表出していること明らかだとしたら、何故真実を歪める必要があるのかをじっくり思索してみる必要がありそうです。

「真実と向き合うことによって湧き出す不安感」と「真実と向き合わないことで湧き出す不安感」

自分の中から湧き出してくる不安感は、はてさて…どちらのものなのでしょう…

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