私の関わる女子中高校にて、アフリカや中東などの紛争地帯での支援及び指導を行っている瀬谷るみ子さんの講演会が行われました。
もともと私のスーパーバイザーである心理学の師匠植村先生がNPO法人日本紛争予防センター(JCCP)の理事をしている関係で実現したという経緯があるため、JCCPの話題は常に身近なもので、テレビ等でも拝見していましたが、実際に瀬谷さんにお会いするのは初めてでした。
高校3年生の春、進路に悩んでいた時期に新聞でルワンダの瀕死の母と子供の写真を見たのがきっかけで、この仕事を目標にされたそうです。
日本の大学、留学し勉強しながら大学3年生の時には、人の伝手を頼りアフリカに。でも、その時の「あ~、私は何にもできないんだ…」という思いが意欲となったとおっしゃられていました。(これは、講演会では無く応接間での会話です)
講演会では、瀬谷さんの方向性を決めた一枚の写真から始まり、支援の様子を具体的に説明してくださり、見たままのことや活動を解りやすく語る瀬谷さんに、身の丈に合った無理のない言葉に宿る「力」を感じました。
淡々と語られる中、実は途方もない努力と行為ではないかということにふと気付き、返って私自身にイメージが湧きあがりました。
中学生から高校生、6学年の女生徒の皆さんにどんな想いが湧きあがったかはわかりませんが、大震災を経験し、今日生きていくのがやっとのことで、今、命が与えられていることは奇跡だと思う気持ちが以前よりは感じることもあるかもしれません。そして、世界のどこかに、未だに紛争地帯があり、「明日を暮らすことに希望が持てないでいる人」の存在を知ることだけでも、将来、自分自身の何かに繋がっていく一つのエッセンスであって欲しいと、願っています。
見聞を広げるということは、自分のキャパシティーを増やすことと同じです。
大志を抱くことだけが、目標設定ではありません。
生きていく過程で、多くの機会において、選択肢で悩み、決断していく経験をしている私達に、一度立ち止まり自己を吟味する機会を与えてくださった瀬谷さんに心から感謝いたします。
瀬谷さんが、私の話を聴いてくださっているとき、まるで吸い取り紙のように丁寧に感情をも受容している感覚を感じました。世界中の紛争地帯の人々が瀬谷さんに感じ取っている感覚は、ひょっとしたらこれかもしれない…と、思いました。
お話したときに、そのような感覚になる方には、そうそう出会えないかもしれません。
出会いに感謝いたします。
某女子校の保護者の皆様も、生徒さんたちがこのような講演会を聞いたことを私のブログを通して知って頂けると有難いです。
クリック応援お願いします♪♪「生き甲斐の心理学」
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もともと私のスーパーバイザーである心理学の師匠植村先生がNPO法人日本紛争予防センター(JCCP)の理事をしている関係で実現したという経緯があるため、JCCPの話題は常に身近なもので、テレビ等でも拝見していましたが、実際に瀬谷さんにお会いするのは初めてでした。
高校3年生の春、進路に悩んでいた時期に新聞でルワンダの瀕死の母と子供の写真を見たのがきっかけで、この仕事を目標にされたそうです。
日本の大学、留学し勉強しながら大学3年生の時には、人の伝手を頼りアフリカに。でも、その時の「あ~、私は何にもできないんだ…」という思いが意欲となったとおっしゃられていました。(これは、講演会では無く応接間での会話です)
講演会では、瀬谷さんの方向性を決めた一枚の写真から始まり、支援の様子を具体的に説明してくださり、見たままのことや活動を解りやすく語る瀬谷さんに、身の丈に合った無理のない言葉に宿る「力」を感じました。
淡々と語られる中、実は途方もない努力と行為ではないかということにふと気付き、返って私自身にイメージが湧きあがりました。
中学生から高校生、6学年の女生徒の皆さんにどんな想いが湧きあがったかはわかりませんが、大震災を経験し、今日生きていくのがやっとのことで、今、命が与えられていることは奇跡だと思う気持ちが以前よりは感じることもあるかもしれません。そして、世界のどこかに、未だに紛争地帯があり、「明日を暮らすことに希望が持てないでいる人」の存在を知ることだけでも、将来、自分自身の何かに繋がっていく一つのエッセンスであって欲しいと、願っています。
見聞を広げるということは、自分のキャパシティーを増やすことと同じです。
大志を抱くことだけが、目標設定ではありません。
生きていく過程で、多くの機会において、選択肢で悩み、決断していく経験をしている私達に、一度立ち止まり自己を吟味する機会を与えてくださった瀬谷さんに心から感謝いたします。
瀬谷さんが、私の話を聴いてくださっているとき、まるで吸い取り紙のように丁寧に感情をも受容している感覚を感じました。世界中の紛争地帯の人々が瀬谷さんに感じ取っている感覚は、ひょっとしたらこれかもしれない…と、思いました。
お話したときに、そのような感覚になる方には、そうそう出会えないかもしれません。
出会いに感謝いたします。
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