五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

ネット上の人と社会との関係

2012年12月18日 | 第2章 五感と体感
自分の感情を丸出しにして吠えるような出し方は、決して感情の出し方が上手い人とは言えません。

自分の感情を伝えたい相手に伝えることが出来、それが相手に受け容れられた時、初めて心地良い感情が自分の内から湧き出してきます。

ですから、自分には関係の無い他者の生身の感情をぶつけられた時、「あたかも自分にぶつけられたかのように感じ、不快な感情が湧いてきます」

SNSでの他者との関係性も同じことを言う事ができそうです。

私の場合、平安感をもたらす関係性を持ちたいと思っています。

信頼関係が成り立った上での愚痴や怒りは、「ああ、何かあったんだな~」とか、「あーあ、またストレス溜まってるのね~」と或る程度大らかな気分で読む過ごすことができますが、いつもいつもそのような傾向があると、いい加減読んでいる方も感情転移の対象者となった気分になり、うんざりしていきます。

自分が望んでいる関係性を取捨選択していくうちに、ネット上の関係性も、すっかり自分の色となってきたようです。

今回の選挙によって、自分のネット上の人間関係も、いよいよ類は友を呼ぶという塊りが強化されてきたのかな、ということに気付かされています。

ならば、類友を大切にすべく、より一層楽しみながら、SNSを利用していきたいものです。

ランダムな情報から情報の整理へと気持を切り替えていくと、必要なもの必要でないものの取捨選択の覚悟も必要になってきます。そして、取捨選択に関し、自分の防衛機制が否が応でも見えてくるかもしれません。

生身の人間関係も、ネット上の人間関係も、自分自身が関わっているのですから、「傾向は同じである」つまり「自分を投影しているものである」ということになりそうです。

楽しく、軽やかに、愛情持ちつつ、楽しみたいものです。(あくまでも、これは、私の「傾向」ですので悪しからず^^)

ネットで世界が広がるというのは、どうかな?という猜疑心を持ちつつ、案外、自分の狭さを強化するツールであることも忘れてはなりませんね。

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