五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

身につける

2012年12月28日 | 第2章 五感と体感
色々な学びの中で、素敵な先輩や友人に多く出会いました。(今も、出会っているので現在進行形ですが)

私が素敵な先輩だと思う方々は、私を否定することなく、肯定することもせず、穏やかに受け容れてくださっていました。
そうされたからこそ、今気付く事がたくさんあるのです。今気付くからこそ、冷や汗が出て、反省の思いが出てくるわけです。勉強を続けてきて、気付く事ができなければ悲劇を生みます。長く学びを続けていると、気付くことを繰り返しながら身に付けていく事であることに段々と気付いてきます。
どんな学びでも自分が相応しくないと思えば続けることはできませんし、自然淘汰されていくように思います。
これもまた、自分次第…。

一所懸命学んでいる時は状況把握も浅く、自分の見えている事象が世界の全てだとは思っていなくても、自分の思い込みの中で解釈していたことも多々あったように思います。

個人に起こる現象には、必ず背景があります。

その背景を知ることにより、その個人の「やることなすこと」の意味付けに合点がいくのです。

他者の行動や言動を「あからさまに否定」時点で、相手に大きな不安と否定的な感情を湧かせていくことを忘れてはなりません。自分の考えを押し付けようものなら、ドン引きです。

自分の解釈は、他者の解釈ではありません。

そのことを心に留めながら、しかるべき時に自分の解釈を相手に伝える上手さを身につけていきたいものです。

「私の考え」を大切にするあまり、他者に気を遣わせたり、他者を怖がらせたりしていた自分が、それに気付いた時の「私」の罪悪感は、とても大きなものになるようです。そして、その罪悪感は自分の傾向を益々強化していきます。

気付いた時の自分の取り扱い方を知らないと、自分を見失い、益々他者を混乱させていきます。

ちょっとした一言が、相手にどう解釈されているかを神経質にならない程度に気遣う事も大事ですが、

気遣いすぎて神経質になる前に、私とあなたは違うのさ!ということが、意識化されていれば、尚よろし、と思います。

自分の心と身体と魂を投げやりに扱うことなく、大切にしていきたいものです。

学びは、まだまだ続きます。年の瀬に諸々ほどほど反省しつつ、新年を迎える準備をしたいものです。

告知:
2013年1月13日から2月9日まで、銀座プロムナードギャラリー(銀座三越下~東銀座までの地下通路・歌舞伎座の手前)において、「江戸表具を愛する会」に参加します。新歌舞伎座の見物の際は、ぜひ地下通路をご利用くださいませ。



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