カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

センブリHike 陣馬山

2024-10-27 | ヤマのこと

2024.10.24 (木) 陣馬山へ 単独


この日は夕方までに帰宅しないとならないので、(自分にとっての)最短コースで山頂へ



高尾駅発陣馬高原下行きのバスがいつも混んでいるので、急いでいる時は和田バス停からのルートを選ぶ
バス乗車時間も山頂までの時間も短く 人も少ないので都合が良い



急坂を熊鈴鳴らしながら登っていく
途中、突然蛇に登山道を横切られ、ヒャーーー 鳥肌

その後、背後からソロの男性が登ってきたので先へ行っていただきました



尾根にキクラゲのようなキノコ



山頂へ向かう最後の階段
やっぱり熊いるんだ・・・



陣馬山の茶屋、平日でも開いているのは清水茶屋さんのみ
心強いですね



お目当てのセンブリちゃん、咲いてました



4枚と5枚のミックス株



まだ咲き始めのようで、つんつんの蕾がたくさんありました



この日は風もなく湿気が多くて暑い、気温24℃ またしても大汗
あの・・・もう10月も下旬になるんですけど。
今年は晴天が続かずどんよりした空模様の日が多い関東、筑波山も見えない
最近”爽やかな秋晴れ”という言葉を聞かないですね・・・










この時期お花は少ない
目を引く野ブドウ 色のグラデーション、自然の芸術
まあるくて小さいものってなんだかとても可愛い 



一の尾根降りるつもりが栃谷尾根に来てしまったらしい
登り返すのも嫌なのでそのまま進む



こっちはホントに誰~も歩いていない
私もあまり利用した記憶が無いけど、登山口が民家の脇だったりBSからの車道歩きが長かったりするから
こっちから登るのはちょっとないかな。



里山歩きのお楽しみ 無人販売
銀杏って自分で採るのが一番おいしいんですけどね
処理が大変なので最近はもう拾わなくなった、ありがたく買わせて頂きます

次の場所でキウイが売っててほしかったけど、硬貨が60円しか残ってなくて買えなかった( ;∀;)
山に来るときは100円玉、多めに持ってこないとダメね



登山口まで降りてきても、14時台までバスは無いので藤野駅まで歩きます。
あの狭い隧道(トンネル)車との距離が近くてちょっと怖いのが難点



藤野駅まで戻ったら、”ふじのね”でポン酢購入 撮影許可頂いてます
しばらく切らしていたのでこれを買いに来るのが今日の一番の目的だったりしてます。


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間違えて降りてきたルートだったけど、思いがけず嬉しい出会いが。





昨年見損なったツメレンゲ
こんな近くで見れるなんて知らなかった、道間違いも悪くない♪






【行程】新宿ー高尾ー藤野(復路も同じ) 藤野駅BS8:10ー和田BS8:20
    
【歩行】和田BS8:25⇒登山口8:33⇒石碑のある分岐9:30⇒陣馬山頂9:50~10:20⇒栃谷尾根⇒陣馬の湯分岐11:20⇒陣馬登山口11:56⇒藤野駅12:20
        



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深まる秋 燕岳

2024-10-22 | ヤマのこと

2024.10.17(木)~10.18(金)北アルプス 燕岳へ


(朝日に照らされるパノラマ銀座)
当初は上高地あたりで紅葉見物する予定でしたが、混雑が酷いらしいのとやっぱり稜線に立ちたいと思い行き先変更
アクセスしやすい燕岳を目指し、松本駅で前泊して中房温泉の登山口へ



前日に天気予報は下方修正されたけど、この日は14時までは晴れ予報
晴れの山頂踏めるかな?



第一ベンチ、第二ベンチまでは順調なんだけど、
第二ベンチから富士見ベンチまでがいつも辛い私 帰りたくなる区間



ところどころ色付いた木に励まされながら黙々と登る
10月も半ばなのにこの日も暑くて、一ヶ月前に北ア歩いた時とほぼ体感的に変わらず大汗



時折見える稜線を励みに登り、大天荘が見え



この案内板が見えるとさっきまでの弱音も消えるから不思議



合戦小屋でお昼にしましょう



スイカはもちろん既に終了
ダンナ様は山菜うどん
私はうどんをひと口もらって(笑)小屋で購入したレモンスカッシュと持参した焼き芋ハーフ
(一度冷凍してから持ってくるとしっとりして食べやすく今シーズンのお気に入り)
汗かいた背中をお日さまに乾かしてもらいながら休憩



ナナカマドの赤い実も終盤みたい



休憩後、合戦小屋からは急に身体が楽になるのはいつものこと
傾斜が緩むのもあるけど、ここから頭上が開けて気持ち良いからかな



お!槍見えたよ!
私たちがここで槍の穂先を拝めるのは今日で8戦3勝目、たまにしかないから見えただけで嬉しくなる



そして燕岳の稜線の向こうに見えている三角の山は・・・針ノ木岳
針ノ木岳は今年初めて登ったから、ようやくイメージが掴めた感じ こんな位置関係だったのね



振り返る山の斜面も葉が落ちて 晩秋の渋い雰囲気



もう一息頑張って 山荘に着いたよ~
今日は夜行バスじゃなかったからいつもより楽だと思ったけど、前回と変わらないじゃない・笑



晴れているうちに行きたいから、チェックインは後回し
ザックをデポして山頂へ向かいます



槍ヶ岳に続く稜線は一ヶ月前に初めて歩いた西鎌尾根
一度でもその山を歩くと次に眺めた時、あの日感じた風や山の匂い、感情が蘇るのが良いよね
体感に勝るものなし、だから家で写真を見ているだけでは気が済まずまた山に行きたくなる
逆光ではっきりしなかったけど確認出来て良かった。


と、山頂目指して歩いていたら「ちゅちゅさんじゃない?」

以前もここで会ったけど、またしてもchiakiさんとバッタリ
平日のこのタイミングで会うなんてホントに縁があるのね~



会えて良かった、しばし談笑してchiakiさんは戻り私は山頂へ
ダンナ様は先に行ったので、マイペースで燕岳山頂に着くと



・・・あれ?ダンナがいない



ということは? 北燕岳へ行ったのかな
では山頂で戻ってくるのを待ちますか。
幸い岩陰に座ると風もなく、日差しが温かくて全然寒くない
立山・劔岳・針ノ木岳・蓮華岳・・・
しみじみ眺めると、この稜線はやっぱり何度見ても美しいしカッコイイね!(大きい画像



鹿島槍、白馬方面



高瀬川を挟んで水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳~双六岳



北燕岳の山頂にはカワイイ山名板があったようです
燕岳にもあったはずなのに今回は見なかったな、冬の間に落っこちちゃったのかな。



ダンナが戻ってきたタイミングで山荘へと戻ります



やっぱり撮っちゃうイルカさん



チェックインしたらまずサンルームへ
部屋は3人用を2人で使わせてもらえて快適でした



今回も食事は自炊 宿のメニューに飽きてしまったのでゴメンナサイです⇒でもハンバーグ笑
自炊室は今回貸し切り ここ、眺め良くて静かでお気に入り

ゆっくり夕飯を済ませて18時、外へ



8万年ぶりに大接近しているという紫金山・アトラス彗星が10/20頃まで見れるチャンス、
とのことで楽しみにしていましたが・・・残念ながらダメでした



この日はスーパームーン(今年最も大きく見える満月)なのでその影響か、雲が多すぎたのか、



毎日のように見れたよ情報がある中、晴れ予報の日を狙って登ってきても見えなかったり
曇り予報だったのに見れたり・・・なかなか思い通りにはいきませんね

スーパームーンが本当に明るくて、窓の外は一晩中灯りを灯しているような明るさでした


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翌朝


日の出を待つ人々



北アルプスがゆっくり目覚めていく



スッキリとした日の出は拝めませんでしたが、この瞬間を見れるだけでシアワセ






おはよう、山。



今日の天気予報は曇り~下り坂
いつもより一本遅いバスで帰るだけなのでゆっくり起きて、ダンナ様だけ蛙岩まで散歩に行く



私はサンルームで優雅にティータイム・笑



そろそろ下山の時間なので様子を見に行くと



正面の稜線は隠されてしまったけど、雲の隙間からさす日の光に
輝く紅葉がキレイだった


さよなら、また来年これたらいいな





この朝は荷揚げがあり、合戦小屋も含め何往復もヘリが飛びました
いつみてもあざやかな操縦技術 おかげで楽できます、ありがとう。



金曜日なので登ってくる人も多く、すれ違いに時間がかかります
今回、小屋の宿泊者も外国の方が多く、日本語が聞こえる方が少なかった
もしかしたら半分以上だったかも?年々変わりますね



中房温泉登山口に降りたら、



今回は有明荘まで歩いて入浴
今まで”湯原の湯”ばかりだったけど、初めて来たらとても良い温泉で、なぜ今までここにしなかったのか感



食堂でオツカレビール&昼食して、今年のアルプス歩きは終了。

やっぱり何度行っても飽きない北アルプス、また来年会いましょう。







【行程】往路=松本5:56ー穂高6:28 穂高駅BS6:40-中房温泉BS7:35
    復路=中房温泉BS14:15ー穂高駅BS15:10 穂高16:00ーあずさ46号ー新宿19:08
    
【歩行】10/17 中房温泉登山口8:00⇒第2ベンチ9:10⇒富士見ベンチ10:30⇒合戦小屋11:15~11:50⇒燕山荘12:50
        燕山荘13:08~燕岳~燕山荘14:30
    10/18 燕山荘8:00⇒合戦小屋8:40⇒第2ベンチ10:10⇒燕岳登山口11:08⇒有明荘11:30(入浴・CLUBカードで¥250引き)

☆アトラス彗星の様子は山荘のブログ
☆穂高駅前の観光協会内で缶ビール(安曇野浪漫のみ)販売有
☆駅から徒歩5分のマルヤマ薬局で日本酒・ワイン・ビールなど販売有
☆前泊 松本駅前 ホテル飯田屋




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やまがた山 蔵王山

2024-10-19 | ヤマのこと

2024.10.12(土)蔵王山へ


土曜日の方が天気が良い予報だったので一日ずらしたけど、朝、宿を出たら市内はどんより曇り空
朝は濃霧注意報が出ているので大丈夫とは思うけど・・・バスに乗る



蔵王温泉へと向かうバスがぐんぐん登っていくと、途中から陽の光が。
どうやら雲の上に出たらしい
始発のロープウエイを待って地蔵山頂駅へと着くと、市内はまだすっぽり雲の下



雲海の上に出ているのは月山と鳥海山かな



青空の元、気分良く熊野岳へと進みます
途中、近道と書いてあったのでその岩を登っていく



なかなか段差の大きい岩場でしたが、なるほど近い
冬は雪に埋もれているせいか気づかず、このルートは初めて歩いた



朝一番で来たはずなのに結構人が多い
刈田岳には駐車場から10分ほどで来れるんだから当たり前か・・・



熊野岳からは富士山でも歩いているような気分になる尾根を周って



蔵王と言えばお釜
向こうには不忘山の尾根が見える
たった3年前なのに、あっちからこっちまで良く歩き通したなぁ自分、と感慨深い



釜底



刈田岳周辺は完全に観光地
お釜を見たのでさっさと戻る

今回はライザ側から登ろうかと思っていたのだけど、バスの到着が遅いから歩き出しが遅くなるのよね、
といつものように蔵王温泉側から登ったけど、刈田岳からスタートと時間的にほとんど変わらなかった(汗)
まあ、熊野岳⇔刈田岳間を余分に歩いたという事で・・・





また熊野岳の避難小屋まで登り返し、



スノーシーズンの正規ルートを下り



ワサさんに挨拶して



地蔵山頂駅まで戻ってきました
ここでランチにしようとベンチに腰掛けると、このエリアだけ雲がかかって急に寒い!
さっきまでTシャツ一枚で歩いていたのに・・・やっぱり蔵王ね



はい、今日のランチは”牛肉どまん中”
今回の山形の旅は”山形牛を食べる”がメインテーマなので、ランチももちろん牛~ お弁当は山形牛ではない
このお弁当大好きなのですが、とにかくご飯の量が多くて山歩いてても一度には食べきれない



お腹が満たされ過ぎたら次へ進みましょう
今回はスキーの”ザンゲ坂”ルートで降りて行きます



左手には蔵王ロープウェイ



この辺りの紅葉が一番きれいでしたが
虫害で立ち枯れてしまったアオモリトドマツが痛々しい
自分が生きている間にはあれほど立派だったモンスターはもう見れない、悲しいね



ザンゲ坂途中でくいっと右手に折れ



ぐんぐん降ると眼下に建物が見える
奥の山は”瀧山” 緑の建物は蔵王中央ロープウエイ?



スキー場山あるあるですが、降りてきてから見上げると大したことないのですが
とにかく急坂 滑り降りた方がよっぽど早いし足にも優しいよね



スキー場エリア内なのでどこを歩いたら良いのか?よく解らない感じで進み、



全体的に紅葉にはまだ早かったけど、紅葉峠あたりのブナの森は綺麗だった



軽装の人が増えてきたな、と思ったら



その先が今日目指していた”ドッコ沼”でした





”ドッコ沼”は湧水で枯渇することがなく、宝沢に流れ込んで山形市の水源として利用されているそう
大切な場所らしいですが、ここまで車で来れるんですね(*_*;
まあ、もともと蔵王周辺はスキー場で観光地だから仕方ないけど、
もっと山の中の静かな沼なのかと期待しちゃったからとても残念な気分・・・片貝沼の方が良かったかも



あとは歩いて降りるだけ



ここもスキー場?
最後までアスファルトの道でしたが、こっちも急坂過ぎて膝にくるので
勝手にジグザグきりながら降りて行きました



下りの足が痛くなった頃 温泉神社脇に下山



となればいつもの蔵王温泉

上湯で汗を流し、山形駅で日本酒と平田牧場(豚)の夕飯を買い、肉三昧・笑
三連休初日に帰宅だったので、混雑もなく快適に楽しめた山形旅でした


前日の富神山はこちら





【行程】山形駅BS6:50ー蔵王温泉BS7:26 蔵王ロープウエイ8:30-地蔵山頂駅8:55 (片道@¥2000)
    蔵王温泉BS15:20ー山形駅BS16:05 山形駅17:05ー新幹線ー東京駅19:48

【歩行】地蔵山頂9:05⇒熊野岳9:55⇒刈田岳10:45⇒熊野岳避難小屋11:20⇒地蔵山頂駅12:00~12:30⇒紅葉平13:20⇒ドッコ沼13:35
    ⇒中央高原駅13:40⇒温泉神社14:20⇒上湯共同浴場14:25(入浴¥200)⇒蔵王温泉BS15:10




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やまがた山 富神山

2024-10-13 | ヤマのこと

2024.10.11(金)山形県の山へ


雨とどんより空模様が続いた日々もようやく晴れ予報になった
当初の予定木曜~金曜から天気予報で一日ずらして金曜~土曜に



山形駅西口 すごく大きなビル 駅前なのにすごく広い
今回の予定は2日間、どちらの山を先に登ってもそれなりに成立するプラン
最近は天気予報がすぐ変わるから、と当日の天気予報見てからということで東京駅出発。

新幹線で福島を越えたあたりで空模様を見るとやはり曇り優勢?
では蔵王を明日にして低山を先に登ることにしましょう、と決める
なのに米沢あたりでは黒い雲がいたのに、山形駅に降りた時は真っ青な空
う~ん、選択誤ったかな・・・



でもこの山に登る為のバスは平日しか走っていないので、こちらを先に登りたかったのもある。
山形駅西口から荻の窪行は本数の少ないバス、乗車の客も私たち入れて2組のみ
畑の中の細い道や住宅の前の道など、ぐるぐるとあちこち周って走るので目指す山が見えているのになかなか着かない
やっと予定のバス停に着いたけど、田んぼの真ん中 不安・・・



こういう時、登山アプリは本当に助かる
方角をみながら農道?を歩き北登山口(山王口)へ
急登らしいことが書いてあったけど、本当に急だった
二週間山歩いていなかったから、ふくらはぎが突っ張る登りで一気に汗が噴き出した



滑りやすい急斜面、ひょいっと富神山頂(とがみやま)に出たらりっぱな祠



おお!街が一望、良いじゃないですか~



右手に見えるのが蔵王連峰、左手は雁戸山あたり
やはり今日こちらに来て正解だったかな? 瀧山は見えてたけど蔵王は雲の中



裏山のような山で平日なのに登山者に5組も会ってビックリ
地元の方に愛されているお山なんでしょうね



ダンナ様はなんでわざわざ山形県に来て、無理やりのように(笑)低山に登るのか理解できないようですが、
私的には市内観光するよりこっちのほうが興味あるのだから仕方ない(そこは企画者の特権)
道標もしっかりしていて迷う事は無いでしょう



下りは駐車場がありほとんどの人が利用するルート、新道口方面へ降りて行きます
こちらは傾斜が緩くて歩きやすい
曲森山、勝手山と小ピークを通り途中の分岐から駐車場ではなく坂元口へ下山



そこからは今日の目的その2へ
富神山のキレイな三角錐を背にして田んぼの間をまた歩いていきます
ちなみにこの日、最後の駅まで歩いている人にひとりも会いませんでした



なぜかここだけケイトウの花畑
同じような風景の中を歩いているので、全然進んでいない感じになり



GoogleMapsを見ながら、本当にこんな田んぼの真ん中にあるんだろうか?
と不安に思っていると・・・あ、あった!



ありました、目的の ”百目鬼(どめき)温泉”



今回の計画時、家で地図を眺めていて見つけた温泉マーク
こんな魅力的な温泉があるって知ったら、立ち寄りたくなるではないですか。
駐車場では車が出たり入ったり、うわさ通りの人気の温泉のようです




この温泉は100%源泉掛け流しで
強塩泉で刺激が強いため、3分以上は湯船に浸からないようにと推奨されているとのこと
受付でも注意を受けました

露天風呂が最高に気持ち良かった!
塩分濃く長く入っていられる程度のちょうど良いお湯加減でしたが、3分ルールを守って入りました
館内には食堂などは無く、椅子と飲み物の自販機のみのシンプルな施設



温泉周辺には利用に便利なバス停も駅もありません
なのでここからは行きに利用した山交バスの”菅沢公民館前または門伝入口”か
JR”蔵王駅”まで歩くしか手段はないので(タクシーはわかりません)駅まで約1時間歩くことにしました

富神山ではあんなに曇っていたのに、すっかり晴れて日当たりが良すぎて歩いていると暑い!
お昼前後は雲の中だった蔵王連峰はくっきり、ロープウエイの駅もしっかり見えるようになった



普段なら温泉のあとはビール、で歩きたくないのですが、幸い百目鬼温泉ではビールの販売は無かったので
そもそもこの温泉に徒歩で来る人はいない
この時期なら歩くのも苦ではなかった
往復二時間歩いてでも入って良かった、と思える温泉でした

公共交通機関だけで(&徒歩)登れる近くの山があるって私にとってはとてもありがたい。
さすが、大好き山形♪

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この日の宿は山形駅から徒歩3分の旅館(民宿)
ビジホと違ってのびのびお布団で眠れるのと、窓が開けられるのが◎

夕食は山形牛を食べに、4年前に行って美味しかった七日町にある店へ


焼き肉ですが肉質がよいのか、こってり感が少なく肉のうまみを感じられて美味でした


翌日は蔵王山へ(紅葉にはまだ早かった)
蔵王レポはしばらくお待ちください




【行程】10/11=東京6:12ー山形8:58 山形駅西口BS9:43-とがみ共生苑前BS10:20 
    JR蔵王駅15:08ーJR山形15:13

【歩行】とがみ共生苑前BS10:20⇒登山口10:33⇒山頂11:00~11:30⇒曲森山11:48⇒勝手山11:58⇒坂元口12:07⇒百目鬼温泉13:03⇒蔵王駅14:48


☆やまがた百名山 富神山 ・山交バス利用路線
百目鬼温泉
山城屋旅館




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箱根 明星ヶ岳

2024-10-01 | ヤマのこと

2024.9.25(水)いつもの箱根へ


さくっと午前中で終わらせたいので、ショートコースで宮城野橋から明星ヶ岳を目指します



小田原から桃源台行きのバスに乗ったら、平日なのになぜか混んでいて立ちの人も出るくらい
何かイベントでもあったのかな?
午後から曇り予報のこの日、宮城野橋で降りた時は青空が見えていた



うんざりするほど暑かった日々もようやく秋を感じるようになり
少しは涼しく歩けるかな?と思ったけど



箱根らしい窪んだ道では風の流れもないからそれなりに暑い



汗かいて登ってようやく視界が開ける場所へ
こうしてみると金時山は結構遠い



そこからは傾斜が少し緩み、尾根に乗ると白い花 ヒヨドリバナ?が一面に
この先ずっと下山まで、あちこちで群落を作っていた





明星ヶ岳を過ぎるとまた笹のトンネルに突入
伸び放題、といった感じ





途中の歴史ありそうな石仏に手を合わせ
またぐんぐん降っていったん車道に出る



登り返して”塔ノ峰”
ここ、年末に歩いた時は木々の間から景色があったけど今日は何も見えない



阿弥陀寺までの下山路は歩きにくい道
荒れているというよりは、手つかず、といった感じ

寺から箱根湯本駅まで歩いて、今日の山歩きはおしまい



さて、今日の一番の目的は・・・


9月中に行かなければならなかった(1500円分の割引券があるので)風祭の鈴廣でのランチ
十数年ぶりに”えれんなごっそ”でランチバイキング 
大好きな箱根ビールとともに美味しくいただきました。

いつもなら温泉⇒寿司屋がお決まりコースなのですが、この日は夕食の時間制限の為ランチにしたかったのです。


8月中旬に突然キリキリとした胃の痛みに襲われ、市販薬を飲んでも効かないのでこれはいつもと違う・・・
お盆休みだった 3日我慢して病院へ行き、初めての胃カメラを体験した結果「急性胃粘膜病変」という診断結果
痛みは薬でおさまり、生検結果もどこも異常なしだったのですが
胃の粘膜の出血痕がひどかったので、一ヶ月後にもう一度胃カメラ、という約束でした。

もし治っていなかったらまだ飲酒制限 (途中からほとんどしてないですが) が続くのがめげそうだったので、
胃カメラ前日に思いきり食べたかったのです・笑

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翌日の胃カメラ結果、キレイな胃に戻ってました~ホッとした
美味しい秋を目の前に治って良かった(^^♪





【行程】新宿5:44ー小田原7:15 小田原BS7:30-宮城野橋BS8:08  箱根湯本ー風祭ー小田原ー新宿
【歩行】宮城野橋BS8:08⇒登山口8:35⇒大文字焼き9:09⇒明星ヶ岳9:35~9:50⇒塔ノ峰登山口車道11:10⇒塔ノ峰11:25~11:40⇒阿弥陀寺12:15⇒箱根湯本駅12:58 


※累積標高差=登り670m 下り1021m


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高原の山歩き 黒斑山

2024-09-18 | ヤマのこと

2024.9.13(金)


浅間山
9月半ばの34℃は体に堪えますね・・涼しい山しか今は歩きたいという気持ちが湧かない
7月に行ったばかりだけど高峰高原へ涼しさ求めに行く、単独



車坂峠でバスを降りたのは私を含め3人
途中で熊鈴を持ってくるのを忘れたことに気付き、ちょっと焦る
ソロの男性が先に歩き始めたけど あっという間に見えなくなった いかないでぇー

この時期に来たことが無いのでどんな花が咲いているのかな?



シラタマノキ(実)いっぱい



キオン・アサマヒゴダイ・ウスユキソウ・アキノキリンソウ など



さすがにコマクサはもう影も形もない
そして涼しいかと思ったら風もなく案外暑くて汗びっしょり
一旦開けた岩場で一休み 正面の赤ゾレは先日歩いたばかりの水ノ塔~東篭ノ塔の尾根

熊に会いたくないので歌を歌いながら登ってきたけど、歌うのは森のくまさん
ふと、ラジオをかければいいのか!と思い急いでradikoをダウンロード
静かな山歩きが好きだからあまり音はかけたくないけど仕方ない



何となく早く森を抜けたくて黙々と登り、槍ヶ鞘 
どーんと見えるはずの浅間山はそこに何もないかのように見えない



雲の中ににょきっと生えてる岩
その部分だけ切り取ってみるとアニメに出てくる塔のような・・・



晴れたり曇ったり 陽が差すとたちまち暑くなる
強い陽射しにサングラスも忘れたことを悔やむ



トーミの頭からは何も見えなかった





麓から尾根までずっと咲いていたのがイワインチン
あまりお目にかかる機会が無いけれど、こうしてみると金平糖みたいでカワイイね



マイヅルソウの実がマーブル柄でオシャレ



トーミの頭から山頂まですぐかと思っていたけど、そうでもなかった
黒斑山に到着した時は予想通り浅間山はまるっきり見えないまま



静かな山頂で一人ランチタイム
今年最後になるかも、なトウモロコシご飯のおにぎりとお茶
尾根に乗ったら冷たい風が通り抜けて、やっと汗が引いた

蛇骨岳方面から戻ってきたご夫婦が、
あっちは浅間山が見えていたけど、ここからはダメなのねぇ

と会話しているうちに おや?



雲が流れて浅間山が見えてきた
晴れご夫婦だったのかしら、ありがとう~



見えたり隠れたりだったけど、やっぱり見えると嬉しいね
賽の河原はまだ緑色、あと一ヶ月くらいすれば黄金色になるのかしら





下りはいつものように中コースへ



中コースは予想通り電波が届かないからradikoもダメ
先程のご夫婦は熊鈴付けていて、同じコースで降りるからとちょっと期待しちゃったけど
私が先行してしまったのでやっぱりしーーーんとしている・・・



下りは口笛にしてみる 歌はサザン



きのこの森



いろいろありました



森を抜けて明るくなるとなぜかもう熊に会わない気がしてほっとする どんだけビビリ
トラバース道にはコゴメグサ



スタートの車坂峠に戻ってきました
咲き残りのマツムシソウ バスで来る途中で咲き残りのヤナギランも見えた

さて、時計を見るとまだ13時
帰りのバスの時間まで3時間もあるんじゃ高原ホテルで温泉入っても時間持て余すなぁ・・・

と予定していなかった高峰山へ登り返すことにした



再スタート



午後になったからか、こちらは風が通って少し涼しい
確かそんなに遠くなかったよね、とわしわし進む



黒斑山では見かけなかったエゾリンドウ



登山道脇を彩るのはハナイカリ



タカネアオヤギソウ?にニョキニョキ生えてるのは実?・ツリガネニンジン・ウスユキソウ



尾根に乗ったら ん? 以前は無かったよね、寄り道してみましょう



行ってみたらスキー場のリフト場でした



元に戻って この標識が出てきたら左
ここからは急ぎ気味に進む



山頂見えた~
ここは何回目?3回目?忘れてる





山頂からはうっすら町が見えた
喉乾いたし休憩しようと思っていたけど、時間が気になるので写真だけ撮って急いで戻る



途中開けた場所から見えたのは先ほどいた黒斑山かしら



ムシカリの葉がかなり虫に好かれていたみたい
虫は苦手だけどこれはこれでひとつの芸術作品のよう



ぐんぐん降りて、これが見えたらもう安心
高峰温泉の日帰り入浴受付が15時なので焦っていました



ちょうど誰も入っていなかったので、ぬる湯に20分ほど浸かりました
やっぱりここの温泉気持ち良い



湯上りに缶ビールをプシュ、窓の外をみたらリスが来てる
足ピーンと踏ん張って必死に餌をとる姿が可愛くて、ずっと見てた

バス待ちの間に雷の音がしてきました

ご主人が「蛙がゲコゲコ言い出したら決まって30分後に雨が降るんですよ」と。
そういえば我が家にはまだ人間には音も聞こえてこない雷や、ザーッと雨がやってくる5分くらい前に
怒ったように唸りながら走ってきて隠れる、ゲリラ豪雨を察知するビビリ猫がいるわ・笑

人間には備わっていない何かを持っているのでしょうね、不思議。






【行程】往路=東京6:52(新幹線)ー佐久平8:13 佐久平BS8:35-ホテル前930 復路=高峰温泉16:20ーバスタ新宿20:30
【歩行】車坂峠9:30(表コース)⇒槍ヶ鞘10:47⇒トーミの頭11:03⇒黒斑山11:20~11:45⇒(中コース)車坂峠13:05
    高峰山登山口(ホテル裏)13:15⇒展望台13:39⇒高峰山13:55~13:59⇒高峰温泉14:40 


※高峰温泉⇔バスタ新宿間のJR高速バスは事前ネット予約の方が車内購入より安い。
この日は平日でも混んでいて予約時既に8割席が埋まっていました。


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北アルプス西鎌尾根へ・3

2024-09-12 | ヤマのこと

その1
その2


ヒュッテ大槍に到着
双六小屋から歩いて来て、槍を眺めながら飲む生ビールは美味しすぎる~





今回の山行の目的は”ヒュッテ大槍”に宿泊することでした

誰にも憧れの小屋があると思いますが、私にとって北アではここと白馬の朝日小屋
北アの中では比較的近いのにタイミングが合わなくて、今回やっと来ることが出来ました



チェックインし、部屋に入る時にまず通過するこの食堂
真っ白いカーテン、赤いギンガムチェックのテーブルクロス
窓の外は穂高の山々




こじんまりとした小屋、突き当りに男女別トイレと洗面所、乾燥室
シンプルで使い勝手が良く、とても綺麗に掃除されている
二段ベットの下の部屋はちょっとだけ傾いているのが山小屋らしくてニンマリ



この手ぬぐいが欲しくて欲しくて・・・
去年雨でキャンセルした時、もしかしてもう私行けないかも?と思い、
たまたま宿泊していたslowさんに一枚買ってきてもらった

でも買ってきてもらった手ぬぐいを手にしたら、やっぱり他のも自分で買いに行かなければ、
と決意を新たにしてからの一年、念願かなった。



ビールの次は何飲もうかな・・・と見てみたら、フルボトルのワインが(チリ産)なんと¥1800
え?安くない?
山小屋でこの価格はかなり良心的~とワインを注文 (生ビールは@¥1100) これがあとで大正解



夕食は二回目の18時から
山行中はあまり食べ物が喉を通らない人なので、朝からアンパン一個とお弁当だけでお腹はペコペコ
いつものようにビールとお菓子で空腹を満たしながら、ガラス越しに食堂が見える土間でじっと待つ



楽しみな夕食の順番が来た♪
メニューは食前酒、タンドリー風チキン、押し麦とパプリカのマリネ、クリームチーズクラッカー、ジャガイモのガレット
スパイシーなミートローフ、バジルパスタ、コンソメスープ、デザート
(正式なメニュー内容はわかりません、私が食べて感じた味の表現なのであしからず)
パスタはテーブルに一皿でしたが、隣の席の人が写ってしまうので写真は遠慮しました

山小屋でこんなお料理が頂けるなんて。
ワインに合うメニューはどれもこれも美味しい
ただ、すごく個性的な内容なので、お酒を飲まない人や白米を食べたい人にはちょっと辛いかもしれないけど・・・
〆の玉ねぎの甘さ引き立つコンソメスープがしみじみ美味しかった。

この他、¥500でコーヒーなど滞在中飲み放題なサービスもありました。

オーナーさんがとても腰の低い優しい方で、こっちが恐縮してしまうほど。
お人柄がそのまま小屋の雰囲気に 優しい時間が流れていて想像通りの居心地良い小屋でした。


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9/7(土)


今日も天気がよさそう
小屋から一段上がった場所で、ご来光を待つ人たち



昨日雲で見え隠れしていた北穂とゴジラの背が見えるようになった



槍も赤く染まった
新潟チームも同じ朝日を見ているかな



5:30 心地良い時間を過ごさせてもらったヒュッテ大槍にさようなら
上高地へ降りて行きます
(玄関の外で支度をして挨拶に戻ろうとしたらオーナーさんの方からご挨拶に・・・なんてお優しい( ;∀;))



ヒュッテからの下りは急ですが階段など整備されていて歩きやすい
北アルプスはホントにどこも整備されてますよね



分岐から バイバイ、槍ヶ岳



まだ早い時間なのに陽射しが強くて暑い暑い!
隠れるところが無いので早く日陰に降りたくて、そればかり考えていた
歩いたはずの道なのに全然覚えていなかった・・・



13年前お世話になったテント場
りっぱなトイレが建っていた



暑くて長くて、槍沢ロッジで下山時一本目のドリンク補給



ほぼ平坦なんだけど、それがまた長く感じるのかな
やっと横尾・・・混んでる~



ここで二本目のドリンク補給とヒュッテ大槍のお弁当を頂く・・・美味しい!
わらびなどの山菜炊き込みご飯の大きなお稲荷さん、
下山でも暑くて汗いっぱいかいたけど 食べれたのはやっぱり美味しいからかな
二日間のお弁当作戦大正解、次回からもこの手で行こう

さてここからラスト3時間、徳澤園のソフトクリーム目指して頑張るぞ



と歩いてきたら、徳澤もビックリするほどの人の多さ
たまたま涸沢フェスの日程とあたってしまったからなのか?
徳澤園の中に入るにも並んでいたので、ソフトクリームは諦めました・・



明神も人だらけ
土曜日だったからなのか?

特に明神からは半分以上が観光客であふれかえっていた


う回路はほとんどが木道でゆるくアップダウン
いつものように林道ワシワシ歩くわけにはいかない、前が詰まるし
横尾で既に人の多さにうんざりしていたので、早く抜けたくてそればかり考えていた



確かにのんびり観光するには最高ですけどね



飽き飽きする道をやっと河童橋、上高地バスターミナルに着いたと思ったら、
今度はバスに並ぶ長蛇の列が目に入った
予定より早く着いたので、お風呂に入ってから帰ろうと思ったけどこの混雑では・・・

急いで松本行のバスを予約して、仕方なくビジターセンターのシャワールームで汗を流し
慌ただしく上高地を脱出
予約していたあずさ、前後の列車も満席だったので乗り遅れたら悲惨、と急いできて良かったかな
松本駅で反省会をしてあずさに乗りました。


最終日は上高地の混雑ぶりに驚いて、もうしばらくこのエリアはいいや、と思ったけど
色んな楽しみがいっぱいつまった、思い出に残る山旅になった

山も空も水も太陽も、友との出会いも、たくさんの幸せアリガトウ






【歩行】ヒュッテ大槍5:30⇒坊主岩小屋5:56⇒槍沢ロッジ8:10⇒横尾9:40~10:05⇒徳澤11:00⇒明神12:00⇒上高地BT13:15
【行程】上高地BT14:40⇒新島々⇒松本16:34  松本18:40⇒あずさ54号⇒新宿21:17


●わさび平小屋・双六小屋・ヒュッテ大槍情報 (2024.9月現在)
☆各小屋の水道から出る水は飲料可 ポットのお湯も無料
☆携帯の充電は各小屋無料、譲り合って使用可
☆docomo電波各小屋とも届かず(槍ヶ岳山荘脇はバッチリ)有料のwi-fiがあったけど使用せず
☆双六小屋のトイレはなんと水洗



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北アルプス西鎌尾根へ・2

2024-09-10 | ヤマのこと

続きです

2024.9.6(金)


前日は午後からずっと曇っていたけど、今日は晴れるよ、きっと。
双六小屋のお弁当を受け取って、新潟チームにすぐ追いつかれるだろうからと15分ほど先に出発



いつも眺めるだけだった西鎌尾根を、いよいよ歩く日が来た
高度感のある尾根歩きが怖くて苦手だからと敬遠していたが、調べるとそんなでもないらしい
陽が登るまでは強い風が吹いていたのでアウターを着て、背後の鷲羽岳を振り返りながら登っていく



40分ほどで一つ目のピーク、樅沢岳



皆が立ち止まっている方へ廻ると、目指す槍ヶ岳
ガスがかかっている尾根に進んでいく



振り返れば雲がぐんぐん流れ、双六岳や三俣蓮華岳などが姿をあらわす
新潟チームが登ってくるのが見える、偶然会った上に同じ道、同じ空を共有できるなんて最高だね



予想通り比較的尾根は広く、気持ちの良い稜線歩きが続く
こんな尾根歩きは大好物



正面に槍ヶ岳を見ながら歩くなんて、贅沢だね~
槍ヶ岳の手前の尾根が硫黄尾根



チシマギキョウ咲き残り
盛夏にはチングルマがいっぱい咲いていたのでしょうね



前方の左俣岳へは岐阜県側を巻く
小さくアップダウンしながら進む



ハイマツから見下ろす赤い屋根、鏡平山荘
いつもあっちから眺めていただけだった尾根を歩いている



左俣乗越を過ぎて前方にギザギザな穂高の峰々、向こうに乗鞍岳



振り返れば赤い硫黄尾根の奥に鷲羽、水晶、野口五郎岳



天気は良いけど風の通り道、暑さが苦手な私にはとてもありがたい気候だけど
立ち止まるとちょっと冷えるかな?
お腹が空いたのでお弁当を半分、風を少し避けられる窪みで頂いた
うわさ通り、すごーーく美味しい!

食べながら新潟チームを待つつもりでいたけど、冷えそうで先へ進む



そろそろ険しくなってくるような感じだったので、ヘルメットを装着



何か所か鎖場があったような・・・?
でも高度感ないので全然怖くない、しめしめ・笑





いよいよ迫ってきたな、と思ったらそこが千丈乗越
ここからは槍ヶ岳山荘がすぐ上に見えている
休憩にはちょうど良い広さだったので、ここでザックをおろしておやつタイム
飛騨沢ルートとの合流点、登ってくる人もいた



雲で見え隠れしていた笠ヶ岳も確認できた



よーく目を凝らすと、一番奥に見えているのは白馬岳ではないかな?
手前は先日登った針ノ木岳?



歩いてきた尾根の向こうは大好きな黒部の山々、この眺め、たまらない!
こんな天気の日に歩かせてくれてありがとう



さて、一息入れたしあと少し頑張りましょ



こんな標高の高い岩場に・・・タカネスミレかな♪



山荘が見えたからすぐなのかと思いきや、廻りこんでいくように登るのね



なかなかな急登でしたが、登りだから問題なし



小槍



槍の肩到着
めずらしくここまで汗を流すことなく快適に歩いてきたし、怖いところもなかったのであっけなかった
終わってしまうのがもったいないような素敵な尾根でした 今までスルーしてごめんなさいな気分



13年ぶりに見た道標 若かったなぁ、あの頃



肩に着いたら陽射しが強くて暑いのなんの!
たまたま空いた日陰のベンチで、残りのお弁当を食べていたらヘリが来た



どうやら長野県警の訓練だったみたい
ドア開けたまま乗り出して手を振ってくれたり、カッコイイの。 
あんな体制で救助活動するなんて信じられない・・お世話にならないように気をつけようと思いました



常念岳の向こうに富士山



そうこうしているうちに新潟チームも到着、お疲れさま~~



一息入れて槍の穂先を目指す・・・のは皆さんで、私は登らず。
西鎌尾根から見上げた時は登れそうかな?と思っていたのに、いざ肩について見上げたらやっぱり無理~~
ってなってしまった(*_*;
わらさんと登頂の喜びを分かち合うのがベストだと思ったのだけど、怖がりてゴメンナサイ



代わりにダンナを行かせます・笑
みんなが登って降りてくるまで下からずっと見てた、
山荘あたりに2時間もいたけど山々眺めているだけで全然飽きないの、不思議ね



・・・小さく載せておこう 撮ってくれてアリガトウ



降りてきた新潟チームとはここでお別れ
楽しい一日をありがとう!またね!



さて、今日の目的地はここからあと少し



と思ったら・・・



槍を境にガラッと登山道が岩稜帯に変わった
いきなり切り立った岩場の通過、下からどんどん人が登ってくるのですれ違うのも大変で。
下は見ないぞ、前だけ見るぞ、と思いながら今日一番汗かきながら・・・



ふ~ 着いた、ホッとした。
憧れの山小屋 ”ヒュッテ大槍”



続く






【歩行】 双六小屋5:13⇒樅沢岳5:40⇒硫黄乗越6:40⇒左俣岳7:10⇒千丈乗越9:00~9:18⇒槍ヶ岳山荘10:23~12:55⇒ヒュッテ大槍13:40




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北アルプス西鎌尾根へ・1

2024-09-08 | ヤマのこと

2024.9.4(水)~9/7(土) 北アルプス 飛騨側から長野側へ歩いてきました


昨年の9月に企画していたけど雨で中止になった山行
今年こそ、と受付開始同時に山小屋に予約を入れた
8/22から長く居座った台風10号の行方も気になっていたけど、熱帯低気圧に変わり
なんと出発日から4日間は晴れ予報、そんなめずらしいことが私に?半信半疑で当日を迎えた



懐かしの笠新道登山口

9/4(水)
夜行バスで移動してしっかり登るのはもう辛くて無理~と思い、
今回は新穂高inでわさび平小屋に前泊

朝、バスタ新宿から平湯BT、バスを乗り換え新穂高BSから歩き始めしばらくすると雨が・・・
林道だから傘でいいよね、と進むうち急に土砂降り



半信半疑、正解
小屋に着いたら雨も止んだ・笑



雨を避けれる場所もなく、レインを着なかったからズボンも靴もびしょ濡れ
でもわさび平小屋はお風呂に入れるし、強力な乾燥室もあるし、
食事は美味しい、トイレは水洗、快適そのもの、ありがたや~ 19時には爆睡



9/5(木)6:00
朝ご飯も頂いてゆっくり出発
こちらのルートはいつも下山に使っていたので、登りにとるのは初めて



平日でもどんどん人が来る、ツアーもいる、連なって登っていく
秩父沢、水量はそれほどでもなかったのでやはりこの辺りは台風の影響は無かったみたい



しっかり睡眠とってきたはずなのに、進みも遅くモタモタ登る
今回は山小屋一杯あるから、といつもの氷&炭酸水セットも持たず行動食も最低限にしてきたのに



もう少し涼しいかと思ったけどやっぱり暑い!
思わず鏡平山荘名物かき氷@¥600(練乳+¥100)を注文、初めて頂いた、美味しかった~



せっかくクールダウンしたのにすぐに効果はなくなった
鏡平山荘からの登りが辛かったなぁ いつものようにダンナに置いていかれ



弓折分岐に着いたとたん、ザックを放り投げて寝るワタシ
ダンナの記録によると20分ほど寝ていたらしい・・・
暑さで頭が朦朧とするから眠くなるのか?酸素が足りないのか?
夜行バスで来ても前泊してもこれではたいして変わらない~笑



分岐からは暑いの大嫌いな私の強い味方、ガスがあがって来てくれたので足取りも軽くなった
だいたいいつも”花見平”を通過するときはガスっているけど



夏の花の名残たちと



秋の始まり



そろそろ、と思ったら鷲羽岳見えた
この眺めは何度見ても良いね



だけど双六小屋に着いたらすっかりガス
槍への滑走路を見にいこうと思って一時間ほど待ってみたけど晴れない。
ダンナはそれでも行きたいとのことで一人で山頂へ
私はお昼を食べなかったので談話室でケーキセット、といつものように別行動

部屋で読書して、本を交換しようと談話室に降りた廊下で驚きの出来事が。

えっ?ええー?わらさん?

二度見した。
お互い何の前情報も持っていないから来てるなんて思ってもないし、広い小屋&大勢の人の中、
このタイミングで会わなかったらすれ違いで終わっていたかもしれないのに。

6月頃会う予定が延期になっていたので、ここで会えたの嬉しすぎてハグハグしちゃったわ♪ 
私たち強いご縁で結ばれているに違いない・笑



わらさんたち新潟チームの輪に参加して夕食の時間までおしゃべり
美味しい夕食も皆で頂くと更に楽しいね~

ところで。
ガスの中、ダンナだけ見に行った双六岳の滑走路は・・・・


正面に槍が無いと ここがどこなのか?全然わかりませんねぇ・・・
滑走路が見えている時はこちら(^^♪ 1 2 


翌日へ






【行程】バスタ新宿7:05ー平湯BT11:45 平湯BT12:40ー新穂高ロープウエイBS13:16
【歩行】9/4 穂高ロープウエイBS 13:35⇒わさび平小屋14:53 
    9/5 わさび平小屋6:00⇒秩父沢出合7:20⇒鏡平山荘9:24~9:54⇒弓折乗越10:52~11:15⇒くろゆりベンチ11:45⇒双六小屋12:18




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高尾山歩・7th

2024-08-31 | ヤマのこと

2024.8.29(木)高尾山へ

二週間歩いていないので山に行きたかったけど、台風10号真っ最中で行ける山はここしかない


高尾山頂から丹沢方面

朝、家を出る時の天気予報は午後から雨
なのに高尾山口駅に着く前から窓の外は雨



駅で朝パン食べながら考える
このまま温泉入って帰るにはあまりに怠けすぎる まだ8時前だし
合羽は上着しか持ってない・・・では傘を差しながら歩ける1号路を歩きましょうか



途中金毘羅ルートを歩きながら



めずらしくしっかり男坂~薬王院を通り



これだけ人のいない高尾山頂は久しぶりかな
ちょっと休憩し、雨は小降りになったので3号路を行く



琵琶滝へ降りようかと思ったけど、またぽつぽつ降り出したので1号路で下山開始



あれれ?



途中で雨がやんで急に青空 急に暑い



傘を畳むとお花が見えやすくなりますね
見たことなかったかも? ツルニンジン ジイソブ バアソブ 違いがわからない・・・



毎度の高尾山温泉へ
昼食をとっているうちに窓の外は土砂降り雨に、セーフ

雨でも傘を差しながら歩ける山は、私にとってはとても貴重
高尾山温泉が出来たおかげで、以前より楽しみも増えて来る回数が増えた
色んな楽しみ方があり、何度歩いても飽きない高尾、今日もありがとう。

台風10号 被害なく少しでも早く過ぎ去ってくれますように。





【行程】高尾山口駅7:40⇒(1号路)高尾山頂9:15~9:35⇒(3号路)(1号路)⇒高尾山温泉11:15 




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