私が山歩きを計画するときのパターンは二つあります。
①純粋に行ってみたい山を決めて、その近くの行けそうな温泉を探す。
②温泉に行く為に、歩ける山を探す。
大体は②のパターンが多いんですけどね。
今回も「温泉を決めてから山を決める」方式で行ってきました。
<<11/17(土)>>
【JR上野原:富士急山梨バス8:28】⇒【鶴峠9:30】⇒【奈良倉山10:45】
⇒【松姫峠11:25】⇒【鶴寝山11:50 昼食】⇒【大ダワ13:00】
⇒【モロクボ平】⇒【小菅の湯14:40~16:30】
⇒【富士急山梨バス:JR上野原17:50着】
天気予報ではだったのに、なんだか雲が多い一日。
朝まだ日が昇る前に支度するから、天気は解らないし、
日曜が出勤だったので無理やりこの日に。
富士急山梨バスのこの路線は12/9までの運行でしたし。
上野原駅から乗ったバスの運転手さんは、前に見える山が○○、あっちが○○と、
ガイドまでしてくれるサービスの良さ。
おかげで寝かせてもらえませんでした
バス停に着くと周りにはトイレも自販機もありません。
いきなり登山口なので、ここで準備運動をしていきます。
バスは満席1台でした。春夏は花で有名らしいのですが、
晩秋でも結構混んでいるんですね。
唐松林の中をゆるやかに登ります。
途中、三頭山方面?へ視界が開けましたが、うう、天気がイマイチ。
ホントは歩き始め30分で林道と交差する、とガイドには書いてあったのですが、
見落としたのか?(林道見落とすか)解らないまま
林道まだかな~、とぐんぐん歩いて行ったら、奈良倉山頂に到着してました。
天気が悪く、富士山も見えないのでそのままスルー。
松姫峠へ向かう林道を歩きます。
でもこの林道、とても景色もよく(天気ならもっと良いでしょう)広々としていて
どちらかというと登山道に近い雰囲気で、とても気持ちよかったです。
峠に着くとトイレはありますが、自販機はなし。
水を家から持参してきてよかった~、と思いました。
上野原駅で調達しようと思っていたのに、トイレが長蛇の列で、
バス出発時間ギリギリに乗り込んだので。
水場も全くないし、夏だったらマズイ、ですね。
峠から【大菩薩】牛ノ寝通り方面へゆるやかに登ります。
20分ほどで【鶴寝山頂】到着。
この名前、牛も鶴も眠りたくなるほど静かな山道だから?(ホントは何?)
などと考えながら、先へ進みます。
トチやブナの巨樹を見ながらのハイキング、のはずでしたが、
これまた見落とし(見落とすか)ひとつしか見つけられませんでした。
9月の台風で崩落した箇所があり、そちら方面へ行けばもっと見れたのかな・・・
(現在ワサビ田ルート通行止めです)
オオマテイ山を越え、大菩薩への分岐で下山開始です。
紅葉を期待してきましたが、山はもう冬。
霜も降り、枯葉をカサカサ踏みしめながら歩きます。
だいぶ下がってきたあたりで、紅葉の絨毯に出会えました。
でも日が出ないと寒いので、足取りも速くなり、予定よりも早く下山しました。
人ん家の裏山みたいなところに下りてきて、のどかな里山風景が。
そこを2,3分上がっていくと、ジャーン、本日の目的地【小菅の湯】到着。
こんなのどかなところにいきなりな感じで建物が現れました。
バスに乗るとき頂いた割引券を使ったら、なんとバスタオル付き¥750が
¥500ですって、うれしい~
館内はとても広くて清潔。
中庭まであり、夏はココでくつろぐのも良さそう。
軽い硫黄臭のある透明なお湯は、すべすべするから気持ちいい。
かけ流しの露天釜風呂、気に入ったなー。
こんな充実した施設がそばにあるなんて、村の人、ちょっと羨ましい。
予想より空いていたし、十分まったりできたし、野菜も売ってるし。
これにて山歩き当初目指していた、奥多摩日帰り5湯(勝手に命名)完湯できました!
・・・と思いきや、今年、秋川渓谷にまた新しい温泉施設が出来たんですよね、
そこも行かなきゃ・・・です。
個人的な好みでランク付けすると、
1:丹波山村:のめこい湯(泉質と広い露天風呂サイコー)
2:小菅の湯 (今回初めて。また来たい)
3:もえぎの湯 (駅から近くて便利、もう少し湯船や施設が広ければナ)
4:数馬の湯 (空いていていいんだけど、露天風呂が悲しすぎる・・)
5:つるつる温泉(混み方がハンパじゃない!洗い場行列はツライ)
かな~?
なんだか急に寒くなり、冬っぽくなってきましたが、
温泉とビールを目指した山歩き、まだまだ続きますよん