2023.7.22(土)笙ヶ岳の翌日は月山へ
おとなしく鳥海山だけにしておけば高額なタクシー代も必要なかったけど、
また欲が出て月山も行きたい、となり、
酒田駅始発のいなほに乗り、鶴岡駅へ
車窓から見えた月山、まぶしいほどに晴れている
月山八合目へ行く6:00発のバスは土日祝のみの運行
鶴岡駅前のバス停に着くと、4人ほど並んでいた。
なんとなく不安に思っていたのは、始発駅エスモール鶴岡BTまでは駅から10分も歩かないけど、
時間的にギリギリだから駅前で待っていてもまさか座れないなんてことないよね?
ところがその「まさか」が現実に(*_*;
来たバスは座席数の少ない一般路線バス仕様 既に1席しか空席がなかった。
増発くらいあるよね・・・・ない!!
月山八合目までの乗車時間は2時間
途中休憩が10分くらいあったけど、早朝から2時間、くねくね道を吊革に摑まり手足踏ん張って立ちっぱなし。
座っている人たちが食べているおにぎりの匂いとか、空気がよどんだ車内 ヤバイ
開けたかった窓は古くて片手ではびくともしないし、途中からどんどん乗ってきて密集 うーん
登山口に着くまでの我慢度300%・・・
到着した月山八合目は私の気分とは真逆な爽やかな青空が広がっていた。
なのに歩き始めたら早速ガスが。
どうやらこの日の晴れは朝8時で終了だったらしいです・・・
弥陀ヶ原の綺麗な池塘も周囲も何も見えないから、黙々と進む。
気温は17℃くらいで涼しいはずだけど風がなくて今日も汗をかく。
こちら側は夏に来たことがなかったので、どの程度花が咲くものなのか?
知らなかったけど、ニッコウキスゲは終わりかな?ぽつんぽつんでした。
途中の雪渓で涼んで進むと、仏生池小屋
お盆の時、柴燈祭というのが行われ、その灯りが下界から見えるとか?
更に進みますが、ガスってるとホントにどこ歩いているのかわかりません
でも暑いの苦手な私にとっては、登りで曇ってくれるのは嬉しいんです、ほんとに。
前方から白装束の山伏さんたちが大勢降りてきました
木道が出てくると、
花が一気に増え、風の通り道となり
目の前をガスが流れたり切れたり、ぶつかりそうなほどのトンボの大群に迎えられたり
なんだか
何の修行もしてないけど、天に近い場所に来てしまったような気持ちになりました・笑
木道脇にはお花がいっぱい、特にヒナウスユキソウの数がすごかった♪
月山見えた
大混雑の中、山頂写真だけ撮り
月山神社本宮へ参拝するため、御祓いをうけました。
今年の干支でもある兎は月山神のお使い、月の精とされ、悪運から逃れる力があると伝えられているそうです。
2023年、卯年は12年に一度の月山の“ 御縁年 ”
この“ 御縁年 ”に参拝すると12年分の御利益があるとのことなら寄ってみよう、となったのでした。
(今年は混むって書いてあるんだからバス増発しても良くない?←しつこい)
神社は撮影不可
御朱印帳の列はスルー、参拝して出てきたときはこのように長い列が出来ていました。
ようやく昼食にしようと腰を下ろし、時計を見ると11:40 あれ?予定時刻過ぎてる?
姥沢口のバス停を14:15に乗らないと、その後の接続がかなりきつい。
大急ぎで片付けて、岩ゴロゴロの急坂を牛首まで降りていく。
いつもながら列をなして登ってくる人たちの苦しそうなこと。
こっちも時計を見ながら必死で降りているので、写真など撮る余裕もなく
最短で行けそうな姥ヶ岳を通らない雪渓の道を進む。
リフト手前で登り返しがあった事など忘れてて、急に焦って必死で歩く。
リフトが見えてほっとした~これで間に合う~
今日は帰りに入浴できる場所がないのがとてもつらいのだけど、仕方ない。
スキー場の更衣室っぽいところで着替えてバス停へ
西川ICでは無風でジリジリの日差しに炙られながらバスを待ち、
無事山形駅への高速バスに乗り換えてバタバタな一日を終えました。
今回は計画がちょっと甘かったな、と反省。
何より気温17℃程度のこんなゆる山でも登るのが辛く、身体が重かった。
東京(に限らず)連日36℃超えがきつすぎて・・・はやくこの災害級の暑さ収まってくれないかなぁ・・
大好き山形、またね。
【行程】往路:酒田駅5:29ー鶴岡駅5:47 鶴岡駅6:03ー月山8合目8:00
復路:姥沢BS14:15ー西川IC15:05 乗り換え15:34ー山形16:14 17:05ーつばさー東京19:48
【歩行】月山8合目8:10⇒仏生池小屋9:56⇒オモワシ山10:20⇒月山11:08~11:56⇒リフト上13:06⇒リフト下13:30
登り659m 下り808m 距離9.0km
にほんブログ村