2011年9月2日(金) 小樽の天候は、雨...
朝8時30分 小樽のホテルを出発し、すぐ近くの小樽港に到着する。
バイクは10台程が雨ざらしになって駐車場に停めてあった。
駐車場の係員にチケットを持っているかと聞かれ、ない旨を告げると、駐車場にバイクを停め、カウンターで手続きに行く様、勧められる。
先日、予約は入れといたので、車検証を持って、レインスーツのまま、ターミナルに入った。
片道用の用紙に必要事項を記載し、予約ナンバーも入れ、チケットを購入。
車検証の提示は特に必要なかった。
バイクのリヤから出すのに、苦労したのに...
出航は10時30分、乗船は9時30分なので、食糧や土産物を買い出しに行こうと思ったが、雨が強めに降って来たので諦めた。
昨日の晴れてた内に買っておけば良かったと後悔する。
仕方ないのでフェリーターミナルの売店で土産物のみを購入し、郵送で手配を済ませた。
最終日に買ったのは荷物がもう積めないからだった。
9時20分 バイクの乗船アナウンスが入る。
2列に整列した様々なマシン達が、1台ずつチケットを見せて乗船する。
最初に乗船したアメリカン2台はやけに大量の荷物を積んでいた。
キャンプ用具にギターケースまで積んでいる。
さぞ、楽しいキャンプツーリングだっただろう。
乗船し、ササっとリヤバックから乗船セットを取り出し、濡れたウェアやリヤバックを荷物棚に載せ、船内に向かった。
2等寝台の部屋に案内され、部屋に行くと、向かいのベッドは大学生のチャリダーが居た。
軽く彼のこれまでのいきさつを聞きながら、こちらは着替えをする。
ひとつこちらが何かを聞くと、5、6彼から言葉が返ってくる。
彼はグループで行動していたが、皆先に飛行機で返ったらしい。
新潟に実家があり、帰省も兼ねて、このフェリーに乗ったとの事だった。
彼の話しが切れた所で、こちらは風呂に行ってくると言い残し、部屋を出た。
風呂でサッパリ汗を流すと、着替えを入れていた、コインロッカーのお金が出て来ない...
返却式と書いてあるので戻って来るのだが、コインの返却スロットを見ると、100円が奥で止まっていた。
どうやら、まだフェリーが岸に着いたままなので、少々傾いており、それでこちら側に転がって来ない様子だった。
出航すれば戻って来るだろうけど、まだ20分もある。
そこで、更に100円を投じて返却レバーを倒せば戻って来るだろうと安易な事をやってみた。
すると、詰まった100円は出て来ず、更に鍵も閉まらなくなり、合わせて200円が詰まったままになってしまった。
アホだ...
ここで、もぅ100円を...
と、バカな事はやらず、船内カウンターに寄り、事情を説明すると、その場で200円を返してくれた。
ロッカーまで確認する事もなく、自分の言葉を信じてくれるなんて、何とも太っ腹。。。
後で出航した際、風呂場を覗きに行くと、ロッカーのコイン部分は取り外すされていた。
出航前のお風呂のロッカー利用はちょっと要注意である。
そして。。。
10時30分 らいらっく号が小樽港を出航。
雨の中、甲板に出て、小樽にそして北海道に、心の中で別れを告げた。
このあとは船内をうろちょろし見物する。
昼食前に船内で開催された、ビンゴ大会では、見事、特別賞をゲットした!
中身はソフトクリームの無料券。。。
これも日頃の行いだろうか(毎日食べてたしね)。。。
昼食か夕食後にこの無料券を使わせて頂くとしよう。
その後、昼食はカレーをメインに、夕食はビーフシチューにから揚げやイカ焼きを付けて、少々、豪華な食事となった。
明日は朝6時に新潟港に着く予定た。
台風の影響で時折、揺れがあるものの、酔い止めを飲んでおいたので、多少は安心だろう。
途中で“飛鳥2号”とすれ違った。
あちらは豪華客船。。。
一度はあんなのに乗って、世界一周の旅にでも行ってみたいもんだ。
‐Danke‐♪