気ままにツーリング

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行田ツーリング

2012-11-08 | ツーリング(神奈川・都内)

2012年11月7日(水)

今日は、埼玉県の行田という場所へ、ツーリングに行ってきました。

行田市には、さきたま古墳群というのがあり、その数は9基もある。

博物館

その他に、古代蓮や、忍城(おしじょう)、田んぼアート、フライといった食べ物など、意外といろんな見どころがあり、また、埼玉県の名称発祥の地でもあるそうだ。

博物館

今回は、北海道で知り合った、赤いマジェスティさんと一緒に行ってきた。

行田ツーリング

自宅は7時すぎに出たものの、集合場所で余裕をかませ過ぎたあと、少々、混雑気味のR17を走り、到着したのは、12時前だった。。。

行田ツーリング

先ずは、丸墓山古墳(円墳)に登ってみる。

行田ツーリング

ここは、その昔、豊臣秀吉の時代に、忍城を水攻めする際に、石田光成が陣を張った場所。。。

行田ツーリング

ここから行田市の中心部を望むと、小さく忍城が見えた(真ん中)。

Dscn1828

あの、忍城に攻め込みをかけたらしいが、結局、落ちなかった。。。

それにしても、今日は、天気がいいから、遠くまでよく見える。

次は、前方後円墳の “ 稲荷山古墳 ” に登った。

丸、稲荷山古墳

周囲では、社会化見学で来ている、小学生や中学生たちもいた。

お弁当を食べたりして、楽しそうだ。

稲荷山古墳の上には、こんなものがあった。

丸、稲荷山古墳

礫(れき)かくと呼ばれる、埋葬施設だそうだ。

ここに、人が横たわり、副葬品と一緒に埋葬されていたらしい。

古墳は、登ってみると、ただの小高い丘。。。

丸、稲荷山古墳

だから、離れて見た方が、古墳らしさを、よく堪能出来るだろう。

次は、将軍山古墳と、二子山古墳を見て回る。

Dscn1843

こちらは、登れないが、少々、手入れが行き届いていない様子だった。

途中、木に隠れて見えにくい、小さな、愛宕山古墳が見えた。

Dscn1844

ようやく、半分を見て回ったあと、古民家があった。

古民家

中に入ると、えらく、立派な古民家だ。

古民家

軒先に座って、休憩しても良いと書かれてある。

Dscn1865

ぽかぽかと暖かい天気で、ちょんと縁側に座ると、のどかな感じだ。

そのあとは、瓦塚古墳鉄砲山古墳 など、全部の古墳を見て歩いた。

Dscn1870

さて、次は、すぐ隣りにある、史跡博物館へと寄った。

博物館

古墳から、出土した様々な埋蔵品の数々。。。

Dscn1876

Dscn1877

(ちょっと、こどもっ。。。)

Dscn1881_2

はにわや、国宝の “ 金錯銘鉄剣 ” など、貴重な品が見れました。

こちらは、当時の地図(忍城之図)。

Dscn1875

この頃から、中央にある古墳は、丸墓山や将軍塚と呼ばれ、お墓として認知されていたんですね。。。

さて、時間はもう13時半をすぎたころ。。。

丸、稲荷山古墳

まだ、お昼も食べていなかったので、近くのお店に寄ってみた。

タワー

ずっと気になっていた、“ フライ ” を食べたかったのだ。

タワー

注文したのは、フライ焼きそば(500円)。

博物館

フライとは、薄いお好み焼きのような食べ物。。。

フライ焼きそばは、フライの生地でやきそばを包み、オムそばみたいにしたもの。

Dscn1887

モチモチした食感の生地にソースが塗られ、結構、食べ応えがありました。

さて、次はここを離れ、タワーへと向かった。

タワー

50mのタワーは、辺りに高い建物がない、行田の街には丁度良い高さ。

忍城

上ってみると、田んぼアートが見れました。

タワー

そう、丁度いま、映画『のぼうの城』というのが、公開されているそうです。

さっきの、フライのお店でも、後ろのお客さんが映画の話しをされていた。

ちょっと、気になるな~、と思いつつ、次の忍城へと向かう。。。

忍城

ちょっと、小さめのお城だが、館内に入るには時間がなかったので、今回は、外から見るだけに留めた。

お城を見たあとは、もうひとつの行田の食べ物、“ ゼリーフライ ” のお店へ。

忍城

ゼリーフライとは、ゼリーが入ったフライではなく、小判に似た形から、銭フライと呼ばれていたものが、なまって、ゼリーフライとなったそうです。

忍城

ご覧のとおり、コロッケみたいな食べ物でした(ソースが塗ってある)。

中には、ジャガイモのほか、おからも入っているそう。。。

1つ80円でした。

帰りはR122で地道に走ったあと、急遽、映画館に行くこととなり、『のぼうの城』を観てきました。

邦画はほとんど、観ないけど、これはなかなか面白い映画でした。

策略、豪傑、笑いありと、のぼう様やその周囲の個性あるキャラクターが、とても良く描かれていた。

やはり、実際に現地に足を運んだだけあって、観た甲斐がありました。

いや~、今回は、歴史にどっぷり触れたツーリングでした。

古民家

-Danke-