2012年11月7日(水)
今日は、埼玉県の行田という場所へ、ツーリングに行ってきました。
行田市には、さきたま古墳群というのがあり、その数は9基もある。
その他に、古代蓮や、忍城(おしじょう)、田んぼアート、フライといった食べ物など、意外といろんな見どころがあり、また、埼玉県の名称発祥の地でもあるそうだ。
今回は、北海道で知り合った、赤いマジェスティさんと一緒に行ってきた。
自宅は7時すぎに出たものの、集合場所で余裕をかませ過ぎたあと、少々、混雑気味のR17を走り、到着したのは、12時前だった。。。
先ずは、丸墓山古墳(円墳)に登ってみる。
ここは、その昔、豊臣秀吉の時代に、忍城を水攻めする際に、石田光成が陣を張った場所。。。
ここから行田市の中心部を望むと、小さく忍城が見えた(真ん中)。
あの、忍城に攻め込みをかけたらしいが、結局、落ちなかった。。。
それにしても、今日は、天気がいいから、遠くまでよく見える。
次は、前方後円墳の “ 稲荷山古墳 ” に登った。
周囲では、社会化見学で来ている、小学生や中学生たちもいた。
お弁当を食べたりして、楽しそうだ。
稲荷山古墳の上には、こんなものがあった。
礫(れき)かくと呼ばれる、埋葬施設だそうだ。
ここに、人が横たわり、副葬品と一緒に埋葬されていたらしい。
古墳は、登ってみると、ただの小高い丘。。。
だから、離れて見た方が、古墳らしさを、よく堪能出来るだろう。
次は、将軍山古墳と、二子山古墳を見て回る。
こちらは、登れないが、少々、手入れが行き届いていない様子だった。
途中、木に隠れて見えにくい、小さな、愛宕山古墳が見えた。
ようやく、半分を見て回ったあと、古民家があった。
中に入ると、えらく、立派な古民家だ。
軒先に座って、休憩しても良いと書かれてある。
ぽかぽかと暖かい天気で、ちょんと縁側に座ると、のどかな感じだ。
そのあとは、瓦塚古墳、鉄砲山古墳 など、全部の古墳を見て歩いた。
さて、次は、すぐ隣りにある、史跡博物館へと寄った。
古墳から、出土した様々な埋蔵品の数々。。。
(ちょっと、こどもっ。。。)
はにわや、国宝の “ 金錯銘鉄剣 ” など、貴重な品が見れました。
こちらは、当時の地図(忍城之図)。
この頃から、中央にある古墳は、丸墓山や将軍塚と呼ばれ、お墓として認知されていたんですね。。。
さて、時間はもう13時半をすぎたころ。。。
まだ、お昼も食べていなかったので、近くのお店に寄ってみた。
ずっと気になっていた、“ フライ ” を食べたかったのだ。
注文したのは、フライ焼きそば(500円)。
フライ焼きそばは、フライの生地でやきそばを包み、オムそばみたいにしたもの。
モチモチした食感の生地にソースが塗られ、結構、食べ応えがありました。
さて、次はここを離れ、タワーへと向かった。
50mのタワーは、辺りに高い建物がない、行田の街には丁度良い高さ。
上ってみると、田んぼアートが見れました。
そう、丁度いま、映画『のぼうの城』というのが、公開されているそうです。
さっきの、フライのお店でも、後ろのお客さんが映画の話しをされていた。
ちょっと、気になるな~、と思いつつ、次の忍城へと向かう。。。
ちょっと、小さめのお城だが、館内に入るには時間がなかったので、今回は、外から見るだけに留めた。
お城を見たあとは、もうひとつの行田の食べ物、“ ゼリーフライ ” のお店へ。
ゼリーフライとは、ゼリーが入ったフライではなく、小判に似た形から、銭フライと呼ばれていたものが、なまって、ゼリーフライとなったそうです。
ご覧のとおり、コロッケみたいな食べ物でした(ソースが塗ってある)。
中には、ジャガイモのほか、おからも入っているそう。。。
1つ80円でした。
帰りはR122で地道に走ったあと、急遽、映画館に行くこととなり、『のぼうの城』を観てきました。
邦画はほとんど、観ないけど、これはなかなか面白い映画でした。
策略、豪傑、笑いありと、のぼう様やその周囲の個性あるキャラクターが、とても良く描かれていた。
やはり、実際に現地に足を運んだだけあって、観た甲斐がありました。
-Danke-