2013年5月23日(木)
今回は、久々のツーリング登山。。。
群馬県のみなかみ辺りに位置する『谷川岳』への挑戦だ。。。
谷川岳は、百名山のひとつでもある。
今の時期、山頂付近の雪はまだ融けておらず、ネットで調べても、アイゼンやピッケルは必須と書かれてある。
更に調べると、谷川岳は遭難の数も高いことで知られているようだ。
以前、雪の高尾山で使用した、チェーンスパイクで行けるだろうか。。。
ピッケルは持っていないので、ポールを頼りに、行けるだろうか。。。
不安ながらも、天神平からの初級コースに挑んできた。
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朝早くに自宅を出発し、関越道でみなかみを目指す。
富士山の時もそうだったが、途中のSAで吉牛を食べ、元気をつけた。
と、その前に。。。
前日から、風邪を引いてたようで、8時間前まで、38℃の熱があった。
寝汗をかいて、多少、熱は引いたが、まだ微熱状態。。。
体力的にも心配だ。
9時前には、谷川岳ロープウェイの駐車場に到着。
バイクは1日250円。
屋根もあるし、係員が近くにいるので、荷物を残しても、多少は安心だ。
ライディングスタイルから、登山スタイルへと変身し、装備も準備する。
バイクに積んだ全荷物の8割は登山グッズだ。
登山用の靴、大きめサイズのリュック、カッパ、調理器具などなど。。。
バイクへの積載は、考えて工夫しないと入らない。
先ずは、ロープウェイ(往復2000円)で一気に天神平へ。。。
標高746mの土合口駅から、標高1319mの天神平駅へ。
約10分で、天神平駅に到着。
辺りは、所々に雪が残っている。
そのあとは、リフト(往復700円)で天神峠へ。
約7分で、天神峠(1502m)に到着。
ここまでは、観光で来ている人も多かった。
晴れてはいるが、気温は11℃と少々冷える。
ここまでなら、普通にツーリングで来ても、ハイキング気分が楽しめそう。
弁財天と書かれた小池に、初めて見る『ミズバショウ』が咲いていた。
この時期は、ミズバショウが見れるので、見れて良かった。
天神峠から、天神平を見下ろす。。。
目の前には、残雪の谷川岳がそびえる。
あの、てっぺんまで登らないといけない。
谷川岳山頂までの、行程時間は約2時間30分くらい。。。
往復で、約5時間の計算だが、山頂での食事+休憩を含めても、6時間は見ておかないといけない。
出発が10時30分過ぎだったので、戻ってくるのは16時30分になる。
ちょっと、遅い出発だったな。。。と気付いたのは戻りの時だった。
天神平で、まったり準備したのち、早速、登山道に入る。
すると、すぐに積雪に遭遇した。
早速、チェーンスパイクを、靴に着けようか悩む。。。
だが、先に歩く人達が、何も着けずにザクザクと行ったのを見て、しばらくは様子を見ながら、ノーマルのままで歩いた。
所々、滑落しそうな傾斜の積雪が何ヵ所かある。
場所により、ロープが張ってあったり、踏み後がしっかりしていたりする。
ポールをグサッと差し、身体の重心を山側に傾けながら歩いた。
でも、一歩でも踏み外すと、バランスを崩し、谷底へ滑落する危険もある。
ちょっと、ドキドキしながらも、いくつかの雪原箇所をクリアした。
11時17分 熊穴沢避難小屋に到着。
ここまでは、小高い山を登り降りしてきた。
ここから先は、岩場などの登りが、山頂まで続く。
雪は少ないが、時々、雪解け水で足下にドロが跳ねたりもした。
降りて来る人と、時々、擦れ違うが、登りの人は少ない。
よくよく考えたら、もうお昼前だから、登る人は少ないはずだった。。。
【天狗の留まり場】
なかなか、ペースか上がらない。。。
久々の登山だからか、暑さか、まだ体調も完全ではないからか。。。
お
ようやく山頂らしき光景が見えてきた。
だが、真っ白の部分をズームすると、あそこを人が歩いていた。
最後の山場は、やはり積雪を歩くことになるのか。。。
その前に、まだまだ岩場を登らなければ。。。
途中、左手の景色が、とても素晴らしかった。
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