気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

秋雨の尾瀬ハイク 2日目

2018-10-01 | 登山
2018年9月26日(火)

朝5時30分に目が覚める。

窓の外は相変わらずの曇り空。。。

昨日の早朝から尾瀬に入り、歩き続けたため、途中から左足の太もものスジが痛かった。

今朝は多少良くなっているかと思いきや、まだ痛みが残っている。

アメじゃなければ燧ヶ岳に登る予定だが、何だか怪しげな天気。

取りあえず、6時になったので食堂へ。

シンプルな朝ごはん。

健康的でイイ感じ。(^_^)

食後に部屋を片付け、若干、湿った衣類を着て、出発準備を整える。

テント泊の方も外で片付けをしていた。

外に出て燧ヶ岳を見てみると、真っ白で全く見えず。

この日の天気予報は曇りのち雨。

う~ん、どうしたものか。

悩んだ末、燧ヶ岳はやめて、小渕沢田代という場所に行き。。。

その足で沼山峠を目指し、バスで戻る事にした。

燧ヶ岳に登っても、真っ白だろうし、その頃にはアメかも知れないので、パスにした。

再び、カッパを着て、スパッツも装着し準備万全で7時10分には出発。

小渕沢田代は尾瀬の端にある場所。

ここから1時間35分で行ける。

テントエリアを進んで行く。

こんなアメでもテントが4つほど張られていた。

テントを張るほうが安いし、アメじゃなけりゃイイのかも。

山の中に入って行く。

今朝は木道がやけに滑る。

油断してると何度か転びそうになった。

木道は歩きやすいのに、今は土を踏むのが歩きやすかった。

木道がなくなると、登山道っぽい山道。

こんなところを登るので、もう汗をかいてきた。

午後からアメと聞いていたが、もう小雨が降ってるし。

ようやくピークっぽいところ。

下って行くと。。。

小渕沢田代と大江湿原の分岐点に出る。

小渕沢方面に進むと。。。

すぐに開けた場所。

草紅葉が素晴らしい。(^_^)

ここが小渕沢田代のようだ。

8時05分 小渕沢田代に到着。

意外と早かった。

辺りには誰も居ないので、この一帯を独り占め。(^_^;)

朝の清々しい空気も重なって、こんな天気でも気分がイイ。(^_^)

木道がまだ続いているので行ってみる。

一般的にはここで終わりだが、この先は道が荒い、鬼怒沼という場所に通じている。

木道も一本橋のようになり、いつの間にか朽ちた木道から土の道となる。

小渕沢田代の端まで来てみた(振り返ったところ)。

この先はやめておこう。

朽ちた木道で来た道を戻る。

ガスが出てきた。

足元ばかりを見て歩いていると、朝露に濡れたトンボを見つけた。

晴れていたら、トンボが舞っていただろうか。

すぐ近くにはやや大きめな池塘。

カモっぽい水鳥が水面を泳いでいた。

時折、小雨がパラパラ降ってくる。

そろそろ行くかな。

小渕沢田代はなかなかイイところだった。

来た道を戻り、次は大江湿原に向かった。

さっきの尾瀬沼との分岐点。

久しぶりの森林浴。

イイ気分だ。(^_^)

大江湿原への道は下り坂。

ここでも3回ほど滑って転びそうになった。

ポールを持ってなければ確実にコケていた。

途中で宿で一緒だった方達とスレ違い挨拶を交わした。

あ、ここにもシカ柵。

シカ柵を抜けると、広々としたエリアが見えてきた。

この先が大江湿原だな。

大江湿原一帯も草紅葉が素晴らしい。

9時 尾瀬沼と沼山峠の分岐点に到着。

川の水がキレイだ。

左手は今朝出発した尾瀬沼方面。

右手は沼山峠方面。

こっちへ向かう。

しばらくすると、またシカ柵。

結構、被害があるんだな。

昨日からの太もものスジが痛かったのは少し和らいだが、今度は左足のくるぶし辺りが何かと干渉して痛い。

靴ヒモを緩めたかったが、スパッツを外すのが煩わしかったので、ガマンして歩き続けた。

あと少しだしな。

沼山峠から来る人と何人かスレ違う。

中には、ラフな格好の人もいたが大丈夫かな。

木道から、石畳風に変わったと思ったら、沼山峠っぽい場所に出た。

9時36分 沼山峠に到着。

早っ!

もう尾瀬ハイク終わりか~。

こんなに早く着くなら、尾瀬沼一周か、尾瀬ヶ原経由でも良かったな。。。

ここから更に七入という場所まで歩けるが、クルマは御池なので行かないのが無難。

ガイドさんの案内で、これから尾瀬に入る人達。

向こうに御池行きのバスが停車している。

取りあえず、アメは上がったので泥だらけのスパッツを外し。。。

カッパも脱いで、リュックに片付けた。

沼山峠周辺のマップ。

バス停に行くと、バスの運転手から乗車するのか聞かれる。

こんな朝早くから、沼山峠から乗る人はあまりいないらしい。(*_*)

10時10分に出発すると言われ、520円を支払い、運転手さんと少し会話した。

戻り便は自分1人のみの貸し切り状態。

途中から青空がちらほら見えだし、バスが10時30分に御池に着くと、この景色。。。

あれれ、青空?

まぁ、山の天気は変わりやすいと言うし。。。

服を着替え、登山用具を片付け、帰りは関越道方面を目指す。

風呂に入りたかったが、御池では時間が早かったので、湯沢辺りに出て考える事にした。

関越道に出るまでは、R352を約70km/2時間も走る。

あれ、そんなにも掛かるのか。。。

しばらく山道を走り、新潟県に入る。

更に進むと奥只見湖の畔を走るが、これが結構入り組んだ道で大変だった。

ほとんど、前を走るクルマはいなかったので、マイペースで走れたが。。。

しばらく奥只見湖畔を走り抜けると、今度は奥只見シルバーラインという道を走る。

延々とトンネルの中を走る不思議な道。

バイクは通れないのが残念。

今度、機会があれば奥只見までツーリングで来てみたい。

関越道近辺に出ると、すぐに高速は乗らず、R17を走り続け、猿ヶ京温泉でお風呂にした。

14時20分 猿ヶ京温泉 まんてん星湯。

ここはスキーの帰りにも寄った事がある日帰り温泉。

湯ったりお風呂に入ったあとは、渋川伊香保ICで関越道に乗り、19時30分には横浜に帰宅した。

今回は久々の尾瀬だったが、今度は晴れた日にまたチャレンジしてみたい。

アメの尾瀬ハイクだったが、それでも、尾瀬に行けて良かったな~。

▼-- Danke --▽