■メイン写真
東吉野村・木津付近から見た鋭峰・高見山
■今回のコース
高見登山口(杉谷)→小峠→(旧伊勢南街道)→大峠(高見峠)→高見山→平野分岐→
小峠→高見登山口
高見山へのアプローチで、小峠から大峠までの旧伊勢南街道ルートは、
長らく山崩れのため不通になっていたが、どうも工事が完了し、
通行止めが解除になっているようなので、確認しに出かけた。
雪がない時期に登るのはいつ以来だろうと思って過去の記録を紐ほどいたら、
2001年11月以来だということがわかった。
高見登山口から歩行スタート。
撞木松は、残念ながら枯死している。
ススキの薮道を、蜘蛛の巣を払いながら、古市跡、虱とり、雲母曲(きららひじ)を
順調に通過。
小峠に到着。誰もいない。
ここで稜線を目指さずに、旧伊勢南街道を東に進む。
林道の車止めの手前で、左の山道に入る。
旧街道は、ほとんど植林帯を通るのでやや単調だが、幾つか古い説明看板が残る。
その中の1つ、「盗人岩」の説明。この標識から300m上にある4畳半ほどの岩窟に、
昔、山賊が住んでいたという。
ぜひ岩窟を見てみたいのだが、今や踏み跡は皆無。
標高差で300m登れば、尾根に出てしまうため、恐らくは水平距離。
尾根沿いに登るとすれば、揺岩に至る支尾根の標高1000mを超えたあたりの地点では
ないかと見当をつけているが、誰か、探しに行きません?
石畳跡を過ぎ、大規模な崩壊跡に出る。ここが崩れて、長い間、
通れなかったのだろう。それにしても大工事だ。
ほどなく、八百萬神の石碑に着く。
この直下が大峠である。この日は、車が2台停まっているだけだった。
一旦、大峠に下りて、いろいろ写真を撮りまくる。
そて、ぼちぼち登ろう。
直射日光がガンガン照り付ける尾根を直登。
山頂までの標高差は350mほどだが、暑さで参った。
途中、標高1000mを少し超えたところにある展望ベンチ。
振り向くと、台高山脈の山々が折り重なっている。
カエデなどの自然林の写真を撮りながら、小腹が減ったので菓子パンを
かじりつつ、急登を突破。
40分ほどかかり、高見山の山頂に到着。
展望台には熟年男性と女性がおられた。よく高見山に来られるとのことで、
大峠にあった車は、この人たちのものだった。
おにぎりをパクつきながら、大展望を満喫。
昨日登った曽爾の山々や、あさって登る大普賢方面の山並みも見えた。
下山は、主稜線を西へ下る。
途中で学生らしき若者2人がジャージ姿で登ってくるのに会った。
他のハイカーの数を数えられるくらい、人が少ない。
ほどなく笛吹岩に着く。
天気も良く、台高の山々が一望できて大満足。
揺岩。さきほどの「盗人岩」が気になっていたので、向こう側を
覗き込んだりするが、見えるはずもない。
息子岩の説明板を経て、ほんの少し下ったところにあるのが、国見岩だ。
いろんな伝説が解説されているのがありがたい。
平野への分岐に着く。
ここで、平野から登ってこられた72歳の元気なお父さんに話しかけられ、
しばらく楽しい情報交換タイム。
2人が着ていたモンベルの長袖シャツが、全く同じ色で、親しみがわいた。
急坂を転がるように下り、小峠に戻ってきた。
無雪期も、いい山はいいもんだなと改めて感じた。
東吉野村・木津付近から見た鋭峰・高見山
■今回のコース
高見登山口(杉谷)→小峠→(旧伊勢南街道)→大峠(高見峠)→高見山→平野分岐→
小峠→高見登山口
高見山へのアプローチで、小峠から大峠までの旧伊勢南街道ルートは、
長らく山崩れのため不通になっていたが、どうも工事が完了し、
通行止めが解除になっているようなので、確認しに出かけた。
雪がない時期に登るのはいつ以来だろうと思って過去の記録を紐ほどいたら、
2001年11月以来だということがわかった。
高見登山口から歩行スタート。
撞木松は、残念ながら枯死している。
ススキの薮道を、蜘蛛の巣を払いながら、古市跡、虱とり、雲母曲(きららひじ)を
順調に通過。
小峠に到着。誰もいない。
ここで稜線を目指さずに、旧伊勢南街道を東に進む。
林道の車止めの手前で、左の山道に入る。
旧街道は、ほとんど植林帯を通るのでやや単調だが、幾つか古い説明看板が残る。
その中の1つ、「盗人岩」の説明。この標識から300m上にある4畳半ほどの岩窟に、
昔、山賊が住んでいたという。
ぜひ岩窟を見てみたいのだが、今や踏み跡は皆無。
標高差で300m登れば、尾根に出てしまうため、恐らくは水平距離。
尾根沿いに登るとすれば、揺岩に至る支尾根の標高1000mを超えたあたりの地点では
ないかと見当をつけているが、誰か、探しに行きません?
石畳跡を過ぎ、大規模な崩壊跡に出る。ここが崩れて、長い間、
通れなかったのだろう。それにしても大工事だ。
ほどなく、八百萬神の石碑に着く。
この直下が大峠である。この日は、車が2台停まっているだけだった。
一旦、大峠に下りて、いろいろ写真を撮りまくる。
そて、ぼちぼち登ろう。
直射日光がガンガン照り付ける尾根を直登。
山頂までの標高差は350mほどだが、暑さで参った。
途中、標高1000mを少し超えたところにある展望ベンチ。
振り向くと、台高山脈の山々が折り重なっている。
カエデなどの自然林の写真を撮りながら、小腹が減ったので菓子パンを
かじりつつ、急登を突破。
40分ほどかかり、高見山の山頂に到着。
展望台には熟年男性と女性がおられた。よく高見山に来られるとのことで、
大峠にあった車は、この人たちのものだった。
おにぎりをパクつきながら、大展望を満喫。
昨日登った曽爾の山々や、あさって登る大普賢方面の山並みも見えた。
下山は、主稜線を西へ下る。
途中で学生らしき若者2人がジャージ姿で登ってくるのに会った。
他のハイカーの数を数えられるくらい、人が少ない。
ほどなく笛吹岩に着く。
天気も良く、台高の山々が一望できて大満足。
揺岩。さきほどの「盗人岩」が気になっていたので、向こう側を
覗き込んだりするが、見えるはずもない。
息子岩の説明板を経て、ほんの少し下ったところにあるのが、国見岩だ。
いろんな伝説が解説されているのがありがたい。
平野への分岐に着く。
ここで、平野から登ってこられた72歳の元気なお父さんに話しかけられ、
しばらく楽しい情報交換タイム。
2人が着ていたモンベルの長袖シャツが、全く同じ色で、親しみがわいた。
急坂を転がるように下り、小峠に戻ってきた。
無雪期も、いい山はいいもんだなと改めて感じた。