■メイン写真
葛木岳直下の野鳥の餌場にて、ヒガラちゃんがやってきた
■今回のコース
水越峠→カヤンボ→モミジ谷取付き→仁王杉→葛木神社→湧出岳→大阪府最高点→ちはや園地→
伏見峠→久留野峠→ロープウェイ前バス停
満を持してこの時期にモミジ谷への山行を企画したのだが、ここ2日間の異常な高温と
前日の雨で、滝が凍るどころか、年末には50cmは積もっていたはずの雪もほとんど
なくなっており、まるで早春のようなハイクとなった。まあ、こんな時もある。仕方ない。
水越峠から、林道ガンドガコバ線に入る。
カヤンボを過ぎ、モミジ谷に入る。いきなりの渡渉。
このあとは沢筋を登っていく。
狼谷との二股を過ぎ、次の二股は右の4m滝を巻き上がる。
この小滝は凍っていたら、つららが面白い形になったりするのだが…
第5堰堤前の滝。滝は右から越え、堰堤は立てかけてあるハシゴを登る。
3年前は木製のハシゴだっだが、今回はアルミ製の脚立になっていた。
開けた二股は右へ。
じきに次の滝が現れる。ここもまたすぐ背後に第6堰堤。ここは左の急斜面を高巻く。
左岸は美しい自然林だ。
朝から今にも雨が降りそうな重たい雲が空を覆っていたが、ここにきて青空が覗く。
沢筋を快調に登っていく。持ってきたアイゼンも、ずっとザックの肥やしのまま。
奥の二股は左へ。水量の少ない、一枚岩の滝が見えてくる。
すぐ左の急斜面から滝を越える。ちょっとした探検感覚が楽しい。
壊れた古い堰堤は正面突破。
水の流れがなくなると、最後はザレザレの風化花崗岩の急斜面だ。
ひとたび足を取られると、ずるずると滑り落ちてしまう。
つま先のキックステップと膝を前に突き出すようにしながらも体を鉛直に使う重心移動がコツだが、
身体か伸びきったり、固定ロープを両手でゴボウにつかんで頭が後ろに倒れこんだり、
「く」の字になってしまったりする人もいて、なかなか難しいようだ。
なにしろ危ないので、声をかけながら姿勢を修正してもらう。
最後は参道の仁王杉の近くにひょこんと出る。
いきなり、見知った道に出て驚く顔、顔。金剛山の面白さだ。
ひとまず葛木神社に参拝する。
思いがけず、向こうからガイドのM氏が声をかけてくださる。
いつも山でばったり会うが、今日はM社のツアーだそうだ。
湧出岳に寄る。
葛木第21番経塚、そして一等三角点。
電波塔の存在と、展望がないことで人気がないが、ひっそりとしていて、わりに好きな場所だ。
お次は大阪府最高点1053mポイントへ。
金剛山の主要ピークである大日岳、葛木岳、湧出岳は、いずれも奈良県に属する。
葛木神社所領がすべて奈良県になってるためだ。
なので、名前のないこの場所が、大阪府としては最高点となる。
ロープウェイの撤去も決まり、雪もない「ちはや園地」は、人影もまばらで寂しい限り。
伏見峠、久留野峠へとダイトレをたどる。
久留野峠からロープウェイ前バス停へと下る。
コンクリートの簡易舗装に砂利や杉の小枝がたまり、却って滑りそうになる。
くるの茶屋さんも、ロープウェイ廃止後はお客さんが減ったんだろうなあ。
そこそこ早く下山できたので、寄ってあげたらよかったかもと後で思った。
葛木岳直下の野鳥の餌場にて、ヒガラちゃんがやってきた
■今回のコース
水越峠→カヤンボ→モミジ谷取付き→仁王杉→葛木神社→湧出岳→大阪府最高点→ちはや園地→
伏見峠→久留野峠→ロープウェイ前バス停
満を持してこの時期にモミジ谷への山行を企画したのだが、ここ2日間の異常な高温と
前日の雨で、滝が凍るどころか、年末には50cmは積もっていたはずの雪もほとんど
なくなっており、まるで早春のようなハイクとなった。まあ、こんな時もある。仕方ない。
水越峠から、林道ガンドガコバ線に入る。
カヤンボを過ぎ、モミジ谷に入る。いきなりの渡渉。
このあとは沢筋を登っていく。
狼谷との二股を過ぎ、次の二股は右の4m滝を巻き上がる。
この小滝は凍っていたら、つららが面白い形になったりするのだが…
第5堰堤前の滝。滝は右から越え、堰堤は立てかけてあるハシゴを登る。
3年前は木製のハシゴだっだが、今回はアルミ製の脚立になっていた。
開けた二股は右へ。
じきに次の滝が現れる。ここもまたすぐ背後に第6堰堤。ここは左の急斜面を高巻く。
左岸は美しい自然林だ。
朝から今にも雨が降りそうな重たい雲が空を覆っていたが、ここにきて青空が覗く。
沢筋を快調に登っていく。持ってきたアイゼンも、ずっとザックの肥やしのまま。
奥の二股は左へ。水量の少ない、一枚岩の滝が見えてくる。
すぐ左の急斜面から滝を越える。ちょっとした探検感覚が楽しい。
壊れた古い堰堤は正面突破。
水の流れがなくなると、最後はザレザレの風化花崗岩の急斜面だ。
ひとたび足を取られると、ずるずると滑り落ちてしまう。
つま先のキックステップと膝を前に突き出すようにしながらも体を鉛直に使う重心移動がコツだが、
身体か伸びきったり、固定ロープを両手でゴボウにつかんで頭が後ろに倒れこんだり、
「く」の字になってしまったりする人もいて、なかなか難しいようだ。
なにしろ危ないので、声をかけながら姿勢を修正してもらう。
最後は参道の仁王杉の近くにひょこんと出る。
いきなり、見知った道に出て驚く顔、顔。金剛山の面白さだ。
ひとまず葛木神社に参拝する。
思いがけず、向こうからガイドのM氏が声をかけてくださる。
いつも山でばったり会うが、今日はM社のツアーだそうだ。
湧出岳に寄る。
葛木第21番経塚、そして一等三角点。
電波塔の存在と、展望がないことで人気がないが、ひっそりとしていて、わりに好きな場所だ。
お次は大阪府最高点1053mポイントへ。
金剛山の主要ピークである大日岳、葛木岳、湧出岳は、いずれも奈良県に属する。
葛木神社所領がすべて奈良県になってるためだ。
なので、名前のないこの場所が、大阪府としては最高点となる。
ロープウェイの撤去も決まり、雪もない「ちはや園地」は、人影もまばらで寂しい限り。
伏見峠、久留野峠へとダイトレをたどる。
久留野峠からロープウェイ前バス停へと下る。
コンクリートの簡易舗装に砂利や杉の小枝がたまり、却って滑りそうになる。
くるの茶屋さんも、ロープウェイ廃止後はお客さんが減ったんだろうなあ。
そこそこ早く下山できたので、寄ってあげたらよかったかもと後で思った。