Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2015年3月30日(月) [大阪の山レビュー]アップダウンに体力を使う岩橋山

2015年04月01日 | 山登りの記録
■メイン写真
平石城跡から近つ飛鳥風土記の丘への途中、岩橋山方面の絶景が広がる

■今回のコース
当麻寺駅→当麻寺→祐泉寺→岩屋峠→竹内峠→平石峠→岩橋山→岩橋峠→
高貴寺→磐舟神社→平石城跡→近つ飛鳥風土記の丘→阪南ネオポリス⇒(金剛バス)⇒喜志駅


天気がいい。しかも暖かい。一気に桜が咲くのではないか。
ということで、当麻寺と近つ飛鳥風土記の丘の2か所の桜を撮りに行った。
ただし晩には摂津の実家に行かねばならないので、かなりコースタイムを巻かなければ
ならない。

近鉄当麻寺駅から、当麻寺をめざす。



途中、「當麻蹶速塚(たいまのけはやのつか)」の五輪塔を通る。桜が綺麗。
ここは、相撲の始祖と伝えられる當麻蹶速の塚。
垂仁天皇の時代に當麻蹶速と野見宿禰(のみのすくね)とが力比べをし、これが
日本で最初の天覧相撲だったという。



当麻寺の山門の桜も見ごろだ。

釜飯屋さんがある手前の角を北へ折れ、薬師堂の横を過ぎて道なりに、黒門を左に見る。



次に大津皇子の歌碑の分岐は右へ。ここも満開の桜だ。いいタイミングで来れたぞ。
T字路を右へ。駐車場を横切って左へ。山口神社の鳥居がみえる。



水鳥がたくさん浮かぶ大池に沿ってぐるっと回り、鳥谷口古墳を右に見つつ大龍寺の
脇を通る。沢筋の林道となる。
裏向地蔵を経て祐泉寺分岐を左へ。



山道に入り登り切ると、岩屋峠である。
さすかに少し標高が高いので、ここの桜はまだだった。



竹内峠に下る。



平石峠から、ほんのわずか大阪側に下りたところにある、葛城第24番経塚。

ここからしばらくは、強烈な登りの連続となる。
始めから飛ばしてきたので、さすがに足にこたえる。



平石峠から35分で、岩橋山の山頂に到着。飛ばしたなぁ。



おかげで久米ノ岩橋にも寄る時間を捻出できた。
久米ノ岩橋は、役行者が葛城の峰から大峰山まで橋を架けるように一言主に
命じた端点にあたるという。ところが自分のルックスに自信がなかった一言主は
夜間しか作業をしないため、いっこうに工事が進まない。
役行者は大いになじった。恨んだ一言主の讒言により、その後、役行者は伊豆に流されたという。



岩橋峠。奈良側の岩橋山歩道は崖崩れのため通行止めのままだ。



平石(ひらいし)の集落に下りてきた。タンポポが元気よく咲いている。
春ってやっぱりいいな。



バス停の方には向かわずに、一旦、高貴寺の方に上がる。
こちらはヤマザクラが満開である。

近くでツクシがいっぱい生えているのを見つけたので、急いではいるのだが
ちょっと座り込んで摘んだ。



高貴寺の直下、囲みの中には山羊が3匹飼われていた。
めいめい、のんびり草を食んでいた。



山門の左に延びる林道をとり、磐船神社へ。
巨大な磐座(いわくら)が鎮座する。
祭神・饒速日尊(にぎはやひのみこと)が天磐船に乗って、神社後方の
哮峯(たけるがみね)に降臨したとの言い伝えがあるという。
境内には48もの岩が点在しているらしいが、哮峯は神域。立ち入ることができない。



続いては、平石(ひらいわ)城跡へ。
石垣も見当たらないので、城跡っぽくない。

近つ飛鳥風土記の丘への尾根道を急ぐ。



道端にはスミレ。一気に、いろんな花が咲いたようだ。



展望台と、幾つかの古墳をたどり、近つ飛鳥風土記の丘に下りた。
石棺がきれいに残っていたりして、見どころ満載。



近つ飛鳥風土記の丘も、桜は満開。
大満足で、阪南ネオポリスバス停へ。
ちょうどやってきた喜志駅行きの金剛バスに乗る。

コースタイム約6時間のところを、数か所の寄り道、昼食時間を含めジャスト5時間。
写真撮影枚数は、なんと236枚。ウキウキ気分が正直に出た。

実家に移動し、夜はちょっと贅沢に寿司!!
生ビールの美味さといったら!!

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