Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年2月19日(水) [京田辺]甘南備山 大住の虚空蔵堂、一休寺とあわせて歩く

2020年02月21日 | 山登りの記録
■メイン写真
山頂直下の展望スポットから、鷲峰山など京都南部の山々を展望する


■今回のコース
松井山手駅→虚空蔵堂→虚空蔵さんの滝→竜王こどもの王国→甘南備山三角点→大津越→
神奈備神社(甘南備山頂上)→展望台→駐車場→薪神社→酬恩庵一休寺→京田辺駅

下見時の様子は、「ここをクリック」!!

今月の「らくらく山歩」は、京田辺市と枚方市の境にある甘南備山へ。
標高わずか221mの低山だが、平安京の朱雀大路を設計する際に目印にされた山である。
先日の下見で、準備もバッチリ。

松井山手駅から、山手幹線を東へ。消防署のすぐ手前で斜め右の道に入る。



一見、ここが登山口とは分からないような、虚空蔵谷川に沿った草むらの道に入る。



笹薮を分けて雑木林の道に入る。



倒木などで荒れぎみの道を行くと、「雑創の森・そよかぜ幼稚園」に出る。
未来的な建築デザインの建物が突如、目の前に現れるギャップ感がいい。



幼稚園の脇から、大住の虚空蔵堂に立ち寄る。
巨岩の前に小さなお堂が残るのみだが、もと葛井寺という大きな寺だったという。



谷筋に下りて、沢を少しさかのぼり、沢の二俣を左へすぐのところに、虚空蔵さんの滝がある。
岩壁に不動明王が祀られた6mほどの滝だが、いかにも滝行に適した形をしている。



右股には、3mほどの二ノ滝がある。



元の道に戻り、未舗装車道を進むと野外活動センター(竜王こどもの王国)がある。
柵の右から延びる雑木林の道に入る。



ほどなく明るい尾根道に出る。関電の送電線としばらく並行する。



右は枚方CC、左は田辺CC。ゴルフ場の敷地に挟まれたわずかな隙間が関電巡視路。
ここを歩く。



一瞬、産廃置き場のような場所に下りて、空手道場を過ぎてすぐのところから
左の踏み跡に入る。赤テープだけが頼り。



この区間は分岐が多いが、主脈を外さぬよう進めばいい。
紅白鉄塔が左に見えると、林道に出る。甘南備山の公園エリアに入ったのだ。
ここからは道標も完備。



三角点に到着。愛宕山、京都北山、比叡山、醍醐山と、大パノラマが広がっている。
毎日のようにここを歩いているというおっちゃんがいて、詳しい説明をしてくれた。
1カ所を除き、正しい説明だった。



愛宕山。山頂付近に雪が少し。



京都タワーと、背後の山は雲取山や花背あたりなのかなと思う。



比叡山。どっしりとして見える。



大津峠を経て、わずかに登り返して、いよいよ甘南備山の山頂部へ。



甘南備山の最高点(といっても標高たった221m)に到着。神様がいらっしゃる場所だ。



直下にたたずむのが神奈備神社。平安時代には既にあったという。現在の社殿は
昭和52年に修築されたもの。



鳥居をくぐると、またもや絶景ポイント。京田辺の街並みや、後方に鷲峰山が見える。
風はほとんど吹いていなかったので、ちょっと早めだが、ここでランチタイムとする。



ゆっくり下山にかかる。まずは北に少し下りて展望台へ。
展望台からは、ポンポン山、小塩山、愛宕山、京都北山、比叡山、醍醐山、宇治田原の低山
あたりまでが一望できる。



あとは遊歩道を下り、里に下りる。アオサギが用水路で考えごとをしていた。



「能楽発祥の地」薪神社。



薪神社の撫で牛は、なんとも愛らしい表情。
悪いところを撫でると治るというが、お腹を撫でられないのは残念。



酬恩庵一休寺。とんちで有名な一休禅師が晩年を過ごし、ここで没した。
81歳で大徳寺の住職に就任した時も、この寺から輿に乗って「出勤」した。
苔がきれいな寺だった。
一休さんは後小松天皇のご落胤と言われ、境内にある墓所は宮内庁の管理下だった。
名物の「一休寺納豆」を試食させてもらったが、納豆というより、濃い味の、
醤油風の味噌という味だった。



境内にある池には鴨が悠然。

ゆったりとした早春の陽だまりハイクだった。


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