Mr.Dashのぶろぐ館

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2020年2月20日(木) [大峰]大普賢岳 雪が少ない中、絶景のピークへ!

2020年02月21日 | 山登りの記録
■メイン写真
明らかに雪が少ない大普賢岳の山頂


■今回のコース
和佐又山ヒュッテ駐車場→和佐又のコル→笙ノ窟→石ノ鼻→小普賢のコル→奥駈道合流→
大普賢岳→(往路を戻る)→和佐又山ヒュッテ駐車場


雪が少ない今年の冬だが、例年は難しい山への登頂確率が上がるともいえる。
暖冬を予想していたわけではないが、あらかじめ予定していた大普賢岳にチャレンジだ。
偶然なのかどうか、先日の稲村ヶ岳登頂メンバーとほぼ重なった。



この日の天気は、はじめ晴れ、昼前後に雲が出て、夕刻に再び晴れるというもの。
青空のもとスタートできるのは嬉しい。



雪は確かに、非常に少ない。



和佐又のコルを過ぎ、落ち着いた雰囲気の尾根を歩く。



やがてトラバース部分にさしかかる。



指弾ノ窟、朝日ノ窟を経て、笙ノ窟に到着。大峯第62番靡。
林実利行者や、大台教祖・古川嵩も籠った行場だ。そういえば、なぜか二人とも美濃の人。



鷲ノ窟の上は顕著なオーバーハング。



日本岳のコルをめざす。



ここはちょっと難所である。滑らないように注意。



日本岳のコルから先はハシゴが連続する。
雪が少ないので、ハシゴの段はほぼ全部露出している。



石の鼻に到着。本来は絶景スポットだが、薄雲が出てきて眺めは50点だったので、
ここでゆっくりせず先を急ぐ。
石の鼻を少し過ぎたところで、いよいよ雪の下に氷が張ってきたので
アイゼンを装着した。



雪が少ないので夏道(昭文社の地形図に書いている軌跡)で大丈夫。



冬道との合流点(「小普賢」の標識は外れていた)から急斜面を下る。
ここもロープを出して懸垂下降をする面倒は今回は不要。
サクサクと行程を消化していく。



小普賢のコルでランチタイム。風もほとんど吹かず、快適だった。



ここから先は急登が続く。
アイゼンは必要ではあるが、積雪が少ないため、露出した岩で足を取られやすい。
却って細心の注意を要する。



鉄製の橋の上から見た伯母峰稜線。



もうじき奥駈稜線だ。



やったー、憧れの冬の大普賢岳に登頂。午後になって、また青空が出てきた。



地図を広げて、山座同定を楽しむ。南紀の山々まで見通せた。



大台ヶ原。1週間前は、あそこにいた。



稲村ヶ岳から山上ヶ岳。10日前は、あそこにいた。



しばらく山頂で景色を楽しんだ後、来た道を戻る。
気温の上昇で、雪は少し緩んできているだけに、より注意深く足を運ぶ。
しかし結局、ロープを出して確保するようなところはなかった。



石の鼻に戻ってきた。みんなで岩の上に上がって眺めを楽しむ。



朝とは異なり、空が済んで素晴らしい眺め。



16:15、和佐又山ヒュッテ駐車場に無事、下山。
ヒュッテは閉鎖中なので、弥生さんにも由里奈さんにも挨拶できず、
リサちゃんを撫でてあげられないのが残念だが、やっぱりヒュッテの建屋を
見ると、ふっと安心できた。


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