Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2008年9月23日(火)六甲・地獄谷から岩梯子へ、愉しい散歩

2008年09月28日 | 山登りの記録
21日の山行が雨で中止になったので、急遽、秋分の日の23日、
日帰りの軽いハイキングに出かけた。
行き先は、六甲・地獄谷。前日にダメモトで仲間を募ったら、
6名のパーティとなった。
Mr.Dash、ともちゃん、K浦さん、い~ぴん、Hやしさん、K阪さんだ。

阪急芦屋川から高座ノ滝へ。今年初夏に、ゲートロック横の岩が崩壊し、
しばらく入山禁止になっている。今日はあくまで自己責任で、その状況を
確認しに行く。
地獄谷のセンサーをくぐる。すぐに、すさまじい崩壊の形跡が目に飛び込んできた。

それにしても、すごい規模だ。しばらくは直接取り付けないだろう。
大声を出さないようにして、沢筋を慎重に遡る。

流れの少ない小滝が続き、沢登りというほどではないが、なかなか面白い。
K阪さんは、なぜか早速、靴を濡らしてしまっている。
先頭をイキイキと歩くK浦さんは、昨年夏、北アルプスで転倒して骨折し、
自力下山できたのが幸いだったが、その後の手術で、金属板を入れていた。
それをこの夏休み後に抜いたばかりで、晴れて「ナマ身」になって初めての
山行である。しかし、愉しげにグングン登っていく。もう不安はなさそうだ。


小便滝を過ぎると、水流はさらに細くなる。

小ゴルジュを通過すれば、すぐにA懸。

今日はザイルを持参していないので、指をくわえて横切る。
A懸の上に回りこむと、海が見える。いい気持ち!!

ここからは脆い花崗岩質のピラーロックを縦走する。

ともちゃん、日頃、パワーを持て余しているのか、エイッと手刀一閃!

風吹岩は久しぶりだったが、ネコがいっぱいいた。ううむ、あまり良いことでは
ないような・・・
ネコのほかには、上半身裸で法螺貝を吹くおじさんがいた。

ここから荒地山に転進する。途中、アケビ、キノコ、いろいろ秋の植物が見つかった。写真は、3種類の毒キノコ勢ぞろい。


森林インストラクターで、きのこ博士の異名ももつHやしさんは、
植物観察に忙しい。時折、「ちょっと止まってもらっていいですか」と言っては
興味を持ったモノを写真に撮っている。
Mr.Dashが手を伸ばして採ったアケビは、こうしてHやしさんのカメラに
収まったが、そのあとK阪さんが試食。まだ甘味がちょっと足りなかったようだ。

昼頃に着いた荒地山は、混んでいたこともあってパス。岩梯子の上部の岩棚を
見つけて昼食とした。海からの風が吹いていて、気持ちいい。
クライミング用のボルトが幾つもある。ハーケンの跡も多い。


岩梯子のトンネルをくぐって下りる。いつもはこのまま大谷茶屋に下りることが
多いが、今日は尾根伝いに鷹尾山へ。
途中、イノシシに出くわした。ナチュラリストHやしさん、目が輝く。

鷹尾山の山頂は、ヤマモモの木と、NHKの鉄塔が目印。ここからも
海が見える。六甲山系は、いい山が多い。15時頃には芦屋川駅に帰着。
軽い山行も、また良きかな。


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