Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年11月21日(水) [北摂]明神ヶ岳、のどかなラクラク山歩のはずが、倒木で大変!

2018年11月22日 | 山登りの記録
■メイン写真
強烈な倒木帯を抜けて、送電線鉄塔ピークから黒柄岳方面を眺める


■今回のコース
中畑回転場バス停→登山口→紅白の送電線鉄塔→明神ヶ岳→送電線鉄塔→昇尾峠側登山口
→樫田校前バス停


大阪府高槻市と京都府亀岡市の境にある里山、明神ヶ岳。
この山へ向かう尾根からは、この時期の午前中、亀岡盆地の雲海が木の枝越しに
眺められる。
遊山トレッキングサービスの「らくらく山歩の会」でこの山へ。

高槻駅からバスで50分ほどかけて、終点の中畑回転場バス停へ。
マイナーな山なので、他に乗客はいないだろうなと思っていたのに、
他のハイカーが大勢いてびっくりした。



万寿峠へ向かう道は、府県境のところで台風被害のため通行止めになっている。
中畑回転場のところで三角コーンが立ててあった。



登山口はおだやかな様子。



秋晴れの空に透けるような黄葉が美しい。



数分歩いたところにある横穴。これ何だろう。炭焼き窯でもなさそう。
悲しい戦争遺跡である「高槻地下倉庫」は別の場所だし。。。



この稜線にはタカノツメが多い。黄色に綺麗に輝いている!



序盤戦の倒木は、登山道の部分はたいしたことはないが、進行方向左(高月市側)の植林地は
メチャクチャになっているところも見かけた。



昨夜は晴れていて放射冷却が起きたのか、亀岡盆地には霧が立ち込めていた。
牛松山がまるで島のように、白い雲海からぽっかり浮かんで見えた。



11時を過ぎると、雲海は急に消えていった。雲散霧消とはこのことだ。



紅白鉄塔下に出る。ポンポン山方面が開ける。



タカノツメの落葉から甘い香りが発せられている。これも秋の風物詩。



明神ヶ岳の三角点は、登山道から数メートル亀岡側にある。
この表紙がないと、気づかずに通り過ぎてしまうかもしれない。



雑木に囲まれた山頂。ここでランチタイム。



山頂から先が大変だった。倒木、倒木、倒木…
これでもかの攻撃。くぐって、越えて、巻いて。
200メートル近く続いた強烈な倒木帯に、あらためて台風のすさまじさを実感。
勝手知ったる山なのでルートを外すことはなかったが、今後、初見ハイカーの
ルートミスも起きやすくなるだろうな。
倒木が腐って脆くなると、これまた崩壊などのリスクが出てくるから怖い。



倒木帯をなんとか抜けだして、2つ目の鉄塔下ピークに出た。ほっとする。
ここから先は倒木もなく、スムーズに歩くことができた。



昇尾峠側登山口に無事、下山。
14時台のバスにはまだ少し時間があったので、休憩しながら登山装備の
説明・実演をしてからバス停に向かった。



樫田から明神ヶ岳方面を振り返る。通り抜けてきた鉄塔が2本とも見える。
バスを待っていたら、樫田小学校の児童たちが元気に乗り合わせてきた。
黄色い旗を持ったやさしそうなお巡りさんが、走り去るバスに手を振っていた。
なんともほのぼのした光景だった。


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