Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2013年7月7日(日) ヒルを警戒しながら行く、鈴鹿・鎌尾根から鎌ヶ岳

2013年07月18日 | 山登りの記録
今日のパーティリーダー・T橋クンは、以前から鎌尾根に憧れていた。
日が長い季節でないと大変だということで、このヒルがうじゃうじゃしている
この時期に、宮妻峡から水沢岳、鎌尾根、鎌ヶ岳、カズラ谷への縦走を企てた。

しかし、今日はゲスト参加のかわいい山ガールたちも来る。
登山初心者の彼女たちは、富士山に登ってみたいとのことで、その練習なのだ。
サポートは必至。ヒルも仕方ないなあと思いつつ、参加することにした。



長袖長ズボン、スパッツを装着し、あとはヒル除けスプレーをたっぷり振りかけて
登山開始だ。山ガールも、ヒルの話を聞いて戦々恐々。

ビクビク警戒しながら水沢峠に登り着く。路傍で首をもたげていた何匹かは
発見されてはメンバーに始末されている。
立ち止まるとヒルが寄ってくるので、満足に休憩もとらずに急坂を登ってきたので、
脚力が弱いメンバーはさすがにしんどそうだ。



鎌尾根の稜線からは、ヒルの恐怖もない。明るい風化花崗岩の稜線だ。
伊勢湾がかすんで見える。



水沢岳の山頂で、ほっと一息。



オーバーペースでばててしまい、元気がなかった山ガールたちも、
次第に元気を取り戻しつつある。



稜線の植生は、美しいブナやカエデ、そしてヤシオツツジ等。
Mr.Dashの大好きな植生だ。

途中の露岩帯でずれたスパッツを直そうとしたら、左足からヒルが3匹も
出てきて驚いた。谷筋から、ずっと入ったままだったのだろう。
幸い血は吸われていない。冷静に指でつまんで、スプレーで始末。



前方の鎌ヶ岳の姿が、足を前に出すごとに近づいてくる。



岳峠を過ぎ、鎌ヶ岳の穂先を眼前にみる。
T橋クンの嬉しそうな後姿が印象的だ。



がんばった甲斐あって、全員到達した鎌ヶ岳山頂。
皆、嬉しそう。



山ガールたちも、後半に差しかかり、歩き方のコツをつかんできた。
下山は、ボロボロに風化した、滑りやすい花崗岩のV字溝を下る。

ようやく宮妻林道に戻り、全員、ヒルチェック。
山ガールの靴からも出てきたが、奇跡的に吸血はなかった。
いやあ、本当に奇跡的である。
鈴鹿の山をよく知る地元在住のT中さんご夫妻も、この季節にこのルートに
挑み、おっかなびっくりだったが、ようやくホッとされていた。。

帰りは片岡温泉がリニューアルした「aqua×ignis(アクアイグニス)で入浴。
めちゃオシャレな設備に生まれ変わっていた。

山ガールたちは、かなりバテながらも、ホント、よくがんばった。
これなら富士山もきっと登頂できる! 彼女たちの健闘を祈る。

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