Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2013年6月30日(日) 比良・白滝谷で、初心者大量デビュー!

2013年07月05日 | 沢登りの記録
5月に六甲のキャッスルウォールでクライミングデビューを飾った面々を中心に、
比良・明王谷の白滝谷に沢登りに出かけた。経験者含め、なんと13人のパーティだ。
沢の初心者は合わせて7人。うち3人は先日、六甲の蓬山峡で軽い練習を済ませている。



身支度を整え、牛コバから入渓。
いきなり腿まで浸かる冷たい水に、沢・初体験のO山ちゃんが黄色い悲鳴をあげる。



初めはたいした滝もないが、沢靴に不慣れなメンバー達は、水流に戸惑いながら
懸命に突進する。いい気持ち!



白滝谷は、一般登山道が沢を2回横切る。ハイカー達がこちらを見ている。



小滝ばかりの楽しい遡行は続く。
経験者たちは小滝に突っ込み、初心者メンバーは歩きやすいルートを選ぶ。
経験者のT橋クンもF山さんも、沢デビューはこの白滝谷。
今日は思い思いにルートをとって楽しんでいる。
ともちゃんと、その友人Y代さんは、末尾をゆっくりマイペースで
ついてくる。



これだけの人数での遡行となると、非常ににぎやかだ。



カツラの木(多分)が群生する美しい流れ。



スベリ岩の狭いクラックの通り抜けは、前半のハイライト。
「もう一度生まれる気分~」とO山ちゃん。



白滝に着く。先行パーティが右岸の草付を懸命に登っていた。


(写真はT橋クン撮影)

彼らは、右岸の滝芯ギリギリに登り詰めるルートは使わないとのことだったので、
そこをリードしていたら、上から先行パーティのおっちゃんが
そこから登れるのかと顔を覗かせてきて笑った。
ビレイしてくれたY井氏がセカンドで登り、2か所の中間支点を
回収してくれた。いつも確実に回収してくれて本当にありがたい。



写真のH村嬢をはじめ、ザイルを頼りに白滝を一人一人登ってくる。



すぐ上の3段S型ナメでは、先に登った元気な若者衆達が、お尻を
ゴリゴリ言わせながら滑り台を楽しんでいた。コイツらは本当に元気だ。



続く斜瀑15mは簡単。快適に楽しく登れる。


(写真はT橋クン撮影)

フィナーレの2段18m滝を登る。皆、思った以上に果敢に攻めてきた。
H村嬢が口を少し切ったようで、かわいそう。



ゴールの夫婦滝。
限られた上級者は、この滝ですら登ってしまうが、我々はここで終了。
さっきの滝で待ち時間が長かったので、体が冷えてしまい、
淵に飛び込むメンバーは皆無だった。若者衆なら、やると思ったのだが(笑)。

ザイルを出すたびに待ち時間が発生したが、13人の大勢で、しかも
過半数が初心者の中、5時間半で遡行終了できたのは上出来。

なお、道中で発見されたヒルは2匹。被害が出ないうちに退治できた。

帰りは大津の大和の湯で温まる。
初心者の女性陣(O山ちゃん、H村嬢、K日さん)はそれぞれ脚などに
打ち身をつくっていたりして気の毒だったが、みんな頑張った。
ここでメシも食って大満足。奈良の自宅に着いたのは夜10時半だった。

本格的な夏を前に、一気に7人も沢デビューができた。
次はいつになるかな? また行きましょう!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2013年6月22日(土) [大阪の... | トップ | 2013年7月7日(日) ヒルを警... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

沢登りの記録」カテゴリの最新記事