Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年12月31日(月) 和歌山県のススキの名所、生石ヶ峰へ!

2019年01月03日 | 山登りの記録
■メイン写真
生石高原の火上げ岩にて


■今回のコース
民宿「やまびこ」⇒南紀田辺IC⇒海南IC⇒小川宮駐車場→小川八幡神社→一本松→
旧札立峠→生石神社→生石ヶ峰→笠石→火上げ岩→生石高原キャンプ場→龍王水→
不動辻→押上岩→大観寺→小川八幡神社


南紀の山を歩く3日目は、当初予定していた大塔山を雪の関係であきらめて、
帰りがてら、生石高原を歩くことにした。
小川宮から歩くのは高校時代以来。野上電鉄もあの時代はまだ走っていたが、
今では沿線に2両の車輛が展示保管されるのみだ。



小川八幡神社。高校時代に通っているはずだが記憶がない。



「桜の小径ルート」で登る。



15分ほど登ると、祠とあずま屋がある。



その先で舗装道に出て、ほんの数十メートルだけ農村風景の中を歩く。



再び山道に入る。植林からアカマツ林に変わり、そののちシュロが群生する場所を通る。
シュロというと、棕櫚箒が連想されるが、その通り、和歌山は棕櫚箒の名産地だ。



旧札立峠の北東30mにある狼岩。
この岩の下で、狼が拾ってきた人間の赤ん坊に自分の乳を与え育てていたという
伝説が残る。



生石(しょうせき)神社へ導いてくれる標識。金属板を器用に打ち抜いて作られている。



神社への近道に入ったら、ちょっと倒木があった。



生石神社。989年、この地に一夜にして高さ約48mの立岩が出現したという。
「生石大明神」として崇められ、同年、社殿が造営されたという。



神社の左から続く道をとり、山頂をめざす。



すぐのところにある巨岩には、古いハーケンが打ってあった。



回り込んで、おそらくその巨岩の上部になるのだろう、展望岩に出る。



東側が絶景、絶景。



樹林帯を抜けると、いよいよススキの原っぱに出る。



生石ヶ峰は、冷たい北風が容赦なく吹きつけていた。
毎年3月の第2日曜に山焼きが行われ、ススキの原が維持されている。



同行の3名はいずれも、生石ヶ峰は初登頂だったので、来てよかった。



笠石。回り込むと祠がある。



下山は、キャンプ場の横から、「直登ルート」に入る。



廃墟化した国民宿舎、生石高原山荘。廃業したのは今世紀に入ってからだと
思うが、よく分からない。
高校時代、閉まっていたここの軒下を借りてテントを張ったような。。。



龍王水で林道を横断する。水は出ていなかったが、飲用できないとの表示もあった。



ほどなく不動辻に出る。
樹齢380年以上のシラカシの巨木がある。昭和58年設置の看板に幹周り350cmとあった。



弘法大師の押上岩。
修業時代にここを通りがかり、通行の障害となっていたこの岩を押し上げたときの
手形がくぼみとして残ったという。ともちゃんがパンチでへこませたわけではない。



カヤの巨樹。樹齢350年、幹周り350cm。



大観寺まで下りてきた。



あら、もらっていっていいの? 寺のおばあさんが来られて、たくさん頂いた。



下山後に立ち寄ったクスノキ公園。樹齢500年のクスノキに圧倒された。



クスノキ公園には、野上電鉄31番電車が保存されている。
1934年製で、阪神電鉄から1963年に譲り受けた車輛。1994年の廃線まで使われていたという
からびっくり。最後に「鉄分」まで注入できてすっかり満足!

2018年の山歩きも、これにて完了。来年はどこを歩いているのだろう。


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