Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年12月30日(日) [南紀]三ツ森山と半作嶺、山頂直下のスリルにしびれる!

2019年01月03日 | 山登りの記録
■メイン写真
奮闘の甲斐あってたどり着いた半作嶺のピーク


■今回のコース
民宿「やまびこ」⇒半作峠北登山口[駐車]→半作峠→電波基地局→三角点→三ツ森山
→(往路を戻る)→半作峠→半作嶺→(往路を戻る)→半作峠→半作峠北登山口⇒
富里温泉(乙女の湯)⇒民宿「やまびこ」[泊]




南紀の山シリーズの2日目。峻険な三ツ森山と半作嶺の2座をねらう。
昨夜はずいぶん冷え込んだようで、民宿「やまびこ」から見える山が白い。



路肩に数台が駐車可能な半作峠の北登山口から登る。



はじめは植林の中。積雪は1~2cm程度だが、寒いっ!



尾根に出た。半作峠だ。2体の地蔵がある。
まずは峠を左へ、尾根沿いに三ツ森山をめざす。



15分ほど進んだところで南側が開けるが、雪天のため景色はあまりよく見えない。



その少し先にあるのが携帯電話の基地局のポール。まだ新しい。
これのおかげで北側が少し伐採されて開けている。



さらに東には、845.1m三角点があるが、展望はイマイチ。



アカガシだろうか、相当な古木をみつけた。



ここまで幾つか尾根のアップダウンがあるのだが、3つのピークで構成される
三ツ森山へは、最後は強烈な急坂をこなさないといけない。



うまく木の根を見つけて登っていくしかないのだが、新雪と、その下に隠れた落ち葉に
細心の注意を払わなければならないので気が疲れる。



3つのピークの最初のピークから、中央の本峰が到達を阻むかのように立ちはだかる。



まずは長い固定ロープの崖を三点確保で下る。危険ポイントだ。



鞍部から、本峰に向かって登り返す。ここも落ちるとかなり痛そうな急峻な場所で、
登っていて楽しい。



三ツ森山の山頂に到着。狭い山頂に、冷たい風が吹き過ぎていた。



雪雲のせいで分かりにくいが、法師山と百間山かな。



山頂すぐ横の大岩は、いかにも滑りそうな状態だったので、近づかないことにした。
これは少し残念だった。



次の半作嶺を踏むには、来た道を戻るのだが、これがまた大変。
用心に越したことはない。



朝、見えづらかった山並も、帰りは少し見ることができた。



半作嶺に戻ってきた。今度は西へ、尾根をたどる。



しばらくは平穏な道だったが、やはりこちらも最後は急登に。



微妙なトラバース箇所を通過する。



そして、最後の岩場。なかなかシビレるところで、血が騒いだ。
後続のために、念のためロープをフィクスする。



狭い半作嶺のピークは、記念写真を撮るのも一苦労。岩場を一段下りて撮影。



山頂から、さっき苦労した三ツ森山を望む。確かにとんがってるなぁ。

下山して、昨日同様、富里温泉「乙女の湯」へ。昨日より前身の筋肉を
使った感じがして、少し長めに湯に浸かった。
お宿に戻ったら、シシ肉のすき焼きと、アマゴの唐揚げが待っていた!



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