■メイン写真
シャクナゲのトンネル箇所にて、花はかろうじて健在! これは嬉しかった。
■今回のコース
下多古川登山口→滝道出合→琵琶ノ滝展望台→滝道出合→シャクナゲ群落→
百合ヶ岳(大所山)→お立ち台(展望岩)→岩間の水場→大岩壁の出合(桟橋)→登山口
昨年の山行は、「ここをクリック」!!
この日は某社の登山ツアーのガイドとして大峰山系の百合ヶ岳をご案内。
予想されていた強い雨は、明け方までに概ねあがったが、山間部はまだ
弱い霧雨が降っていた。しかも前日までの暑さはどこへやら、一転して肌寒い。
まずは琵琶ノ滝を観に行く。下多古谷の流れは増水している。
沢筋の登山道でさっそく、ヤマビルが頭をもたげていた。
予めお客様には靴にヒルの忌避剤をスプレーしてもらっているが、気をつけないと。
それ以上に、岩や根っこが濡れていて滑りやすい。これも危ない。
吊橋を渡ると、急斜面のトラバース箇所があるが、ここは時間をじっくりかけて通過。
某社ツアーのお客さんのレベルは、一般的な他の旅行社のそれよりも高く、
技術も脚力もなかなかのものである。
滝見の展望台に到着!
この日の琵琶ノ滝は水量たっぷりで、皆さんも大満足の様子だった。
滝道を戻って、改めて百合ヶ岳への直登ルートに取り付く。
しばらく急登が続き、息がぬけない。
おっ、ギンリョウソウが生えている。
この周辺にびっくりするぐらい群生していた。
ちと足に気配を感じてチェックしたら、ヒルが今にも吸血しさうな感じで
靴下に食らいついていた。指でつまんで、忌避剤を噴射して退治。
ヒルを初めて見た方もおられて、これはこれなりに貴重なシーンになったかな。
昨年も写真を撮ったシャクナゲの木。昨年は満開だったが、今年は花が終わっている…
ちょっぴり不安になったが、岩尾根を慎重に登り続けて少し高度を上げると、
まだ咲いているのがそこそこ残っていた。
女郎ヶ岩の難所では、スタンス、ホールドをひとつひとつ伝える。
皆さんファイト一発でクリアされた。
これを過ぎると、急登も終わる。
足元はふわふわ。根っこと腐葉土のみで持ちこたえている土壌の下は、いったい
どうなっているのだろうと不安になる道を進む。樹木もユニークな形に成長している。
山頂付近のブナ・カエデ林は、霧に包まれて、なんともムーディ。
こういうの、霧のときのほうが雰囲気あるね~
そしてちょうど正午に計ったかのように山頂に到着。
しかし、北風がビュービューで寒い寒い。
最低限の写真だけ撮ってもらって、そそくさと出発した。
お立ち台(展望岩)の少し手前で、植林帯に入って北風をよけられる平坦地が
あるので、そこでランチタイムとした。
お立ち台(展望岩)から見えたのは、どこまでも真っ白なガス、ガス、ガス。
ここからの景色を見たくて来られた皆さんには申し訳ない気持ちだが、
これも自然のなせるもの。う~ん、やむを得ない。
植林の中をジグザグに下る。カラ滝の水場も、この日は水が潤沢。
ほとんど下山するというころに、ようやく空に青空が見えてきた。
それにしても寒かった。雨が上がっても結局、雨具はずっと着たままだった。
シャクナゲのトンネル箇所にて、花はかろうじて健在! これは嬉しかった。
■今回のコース
下多古川登山口→滝道出合→琵琶ノ滝展望台→滝道出合→シャクナゲ群落→
百合ヶ岳(大所山)→お立ち台(展望岩)→岩間の水場→大岩壁の出合(桟橋)→登山口
昨年の山行は、「ここをクリック」!!
この日は某社の登山ツアーのガイドとして大峰山系の百合ヶ岳をご案内。
予想されていた強い雨は、明け方までに概ねあがったが、山間部はまだ
弱い霧雨が降っていた。しかも前日までの暑さはどこへやら、一転して肌寒い。
まずは琵琶ノ滝を観に行く。下多古谷の流れは増水している。
沢筋の登山道でさっそく、ヤマビルが頭をもたげていた。
予めお客様には靴にヒルの忌避剤をスプレーしてもらっているが、気をつけないと。
それ以上に、岩や根っこが濡れていて滑りやすい。これも危ない。
吊橋を渡ると、急斜面のトラバース箇所があるが、ここは時間をじっくりかけて通過。
某社ツアーのお客さんのレベルは、一般的な他の旅行社のそれよりも高く、
技術も脚力もなかなかのものである。
滝見の展望台に到着!
この日の琵琶ノ滝は水量たっぷりで、皆さんも大満足の様子だった。
滝道を戻って、改めて百合ヶ岳への直登ルートに取り付く。
しばらく急登が続き、息がぬけない。
おっ、ギンリョウソウが生えている。
この周辺にびっくりするぐらい群生していた。
ちと足に気配を感じてチェックしたら、ヒルが今にも吸血しさうな感じで
靴下に食らいついていた。指でつまんで、忌避剤を噴射して退治。
ヒルを初めて見た方もおられて、これはこれなりに貴重なシーンになったかな。
昨年も写真を撮ったシャクナゲの木。昨年は満開だったが、今年は花が終わっている…
ちょっぴり不安になったが、岩尾根を慎重に登り続けて少し高度を上げると、
まだ咲いているのがそこそこ残っていた。
女郎ヶ岩の難所では、スタンス、ホールドをひとつひとつ伝える。
皆さんファイト一発でクリアされた。
これを過ぎると、急登も終わる。
足元はふわふわ。根っこと腐葉土のみで持ちこたえている土壌の下は、いったい
どうなっているのだろうと不安になる道を進む。樹木もユニークな形に成長している。
山頂付近のブナ・カエデ林は、霧に包まれて、なんともムーディ。
こういうの、霧のときのほうが雰囲気あるね~
そしてちょうど正午に計ったかのように山頂に到着。
しかし、北風がビュービューで寒い寒い。
最低限の写真だけ撮ってもらって、そそくさと出発した。
お立ち台(展望岩)の少し手前で、植林帯に入って北風をよけられる平坦地が
あるので、そこでランチタイムとした。
お立ち台(展望岩)から見えたのは、どこまでも真っ白なガス、ガス、ガス。
ここからの景色を見たくて来られた皆さんには申し訳ない気持ちだが、
これも自然のなせるもの。う~ん、やむを得ない。
植林の中をジグザグに下る。カラ滝の水場も、この日は水が潤沢。
ほとんど下山するというころに、ようやく空に青空が見えてきた。
それにしても寒かった。雨が上がっても結局、雨具はずっと着たままだった。